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更新日:2018年9月10日

職員へのあいさつ(30年9月3日)

  • 日時:平成30年9月3日(月曜日)13時15分~
  • 場所:県庁講堂

私の県知事としての3期目の任期が実質的に今日からスタートするに当たりまして、一言県の職員の皆さんにごあいさつさせていただきたいと思います。まず初めに、これまで8年間皆さんに支えていただいたおかげで、県政を前進させ、そしてさまざまな課題に対応することができました。改めて皆さんのご尽力、そして私へのご協力に心から感謝を申し上げます。ぜひこれからも県の職員全体で協力し合って県民の皆さま方のための県政を着実に、そして時にはチャレンジをしながら進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

今回、私は選挙で街頭演説を合併前の119市町村回る中でさせていただきました。私が訴えてきたことはもちろん「しあわせ信州創造プラン2.0」に書かれていることをベースにしていますが、暑い中で街頭演説を20分も30分もできないので、私の思いの非常にコアのところだけずっと県民の皆さま方にお伝えしてきています。そこだけ皆さんと共有しておきたいと思います。

今回三つのことを県民の皆さま方に訴えてお約束をしてきました。一つは、子どもたちや若者たちが希望を持って暮らせる長野県にしていきたいということであります。今、子どもたちの教育も大きな転換点に差し掛かっていると思っています。例えばいじめや不登校の問題であったり、発達障がいの子どもたちへの支援の取り組みだったり、これまでとは違った観点で、あるいはより一層応援していかなければいけない子どもたちも大勢います。そして若い人たち。例えば結婚したくてもできない若者も大勢県内にはいますし、また県内で学びたい、あるいは就職したいと思ってもなかなかそうしたマッチングがうまくできてないので仕方なく県外に行ってしまったり、あるいは長野県の企業の良さを知らないままになかなか長野県に戻ってこられなかったり、そういう若者たちもいます。ぜひ、これからの長野県を背負って頑張ってもらわなくてはいけない子どもたちや若者たちが、未来に向けて本当に希望を持って暮らせる県にしていきたいと思っています。

そして二つ目が、歳を重ねても安心して暮らせる社会をつくっていきたいと思っています。人生100年時代、歳を取っても元気で活躍していただけるような環境をつくっていくということが重要ではありますが、それと同時に、私も含めていつ何時医療や介護のお世話にならないとも限りません。やはり安心して暮らせるためには医療や福祉の充実が大変重要だと思っておりますし、今回、中山間地も含めて回らせていただいて改めて感じましたけれども、町の中の暮らしと中山間地の暮らしはしっかりわれわれ意識して、それぞれの地域における暮らしの持続可能性をどう確保するかということもしっかり考えていかなければいけないと思っています。これは公共交通の充実であったり、あるいはいろいろな地域で移動販売のような取り組みも始まっています。これまでの発想にとどまることなく、安心して暮らし続けることができる地域社会を皆さんと共につくっていきたいと思っています。併せて日本全国で本当に多くの災害が多発しています。長野県においても防災・減災、しっかりと万全な対応を取っていきたいと思っています。

そして三つ目が、こうした県民の皆さま方の暮らしを支えていく、希望を持てる社会をつくる上でも安心して暮らせる社会をつくる上でも、重要なのは産業が元気でなければいけないと思っています。まさにAI、IoT時代、新しい時代に向けて長野県のさまざまな産業がより発展していくことができるように県としてもしっかりとサポートしなければいけないと思いますし、同時に私たち長野県としても各産業が発展していくことができるように戦略性を持って、時にはリードしていかなければいけないだろうと思っています。

こういうことを私は県民の皆さま方に熱い中訴えさせていただきましたので、ぜひ皆さんにもこの私の思いを共有していただいて、県民の皆さま方の期待に応えられるよう引き続きしっかりと県政に取り組んでいってもらいたいと思います。

そして、県政運営に当たって私はいくつかの基本姿勢をお示しさせていただきました。県民起点の県政ということはこれまで同様でありますけれども、一つは長期的な展望を持って、しかも現場の視点で政策作りあるいは課題への対応に取り組んでいきたいと思っています。大きく変化する時代の中で去年の延長線上の発想ではこれから5年後、10年後の県政はうまく回っていかないだろうと思っています。そういう意味で県職員の皆さんにも明日のこと、来年のことだけではなくて、ぜひ長期的な視点を持って県政に向き合ってもらいたいと思います。

それと同時に「攻めの行政」、「守りの行政」、そして「温かな行政」ということも県民の皆さま方に伝えてまいりました。冒頭申し上げたように、県政を着実に進めなければいけないと思う一方で、積極的なチャレンジが今求められている時代だと思っています。一人一人の職員の皆さんの力だけではなかなかチャレンジしきれないところもあると思いますけれども、ぜひ組織全体の力を合わせて。新しい総合計画でもチャレンジプロジェクトというようなものも設定しています。ぜひ今までの発想にとらわれることなく、そして全国の政策をリードしていけるようにチャレンジ精神を持って県政に向き合っていってもらいたいと思っています。そして「守りの行政」、これは単に守旧的な行政をするということではなくて、ともすると新しい政策にばかり目が行きがちでありますけれども、日々私たちが取り組んでいる仕事の中にこそ実は重要なテーマがたくさんあると思っています。われわれ県の立場からすると、例えば社会保障制度の問題は国が大きな枠組みをつくっているので何となくその枠組みに従って取り組んでいけばいいんじゃないかと思いがちであります。けれども本当に現場の視点で考えたときに、もっともっと取り組むことができる政策があるんじゃないかと私は思っています。そういう意味で、当り前だと思っている政策の中にも実は重要な取り組むべき課題があると思っていますので、日頃なかなか政策会議等で取り上げることもないような政策もたくさんありますけれども、ぜひそうした政策にもしっかり目を向けていただきたいと思っています。そして政策を進める上ではSDGsの観点にもなりますけれども、誰一人取り残さない、お一人お一人の県民の皆さま方にしっかり寄り添う、そうした「温かな行政」でありたいと思っています。ぜひこうした観点について皆さんとも共有させていただきたいと思っています。

最後にもう一点だけお話しします。これは私の基本政策集等には全く書いていない、極めて当り前の話でありますけれども、3期目のスタートに当たって皆さんと、私も含めてしっかり徹底していきたいと思っていることがあります。それは目的をしっかり意識しながら県政を進めていきたいということであります。「目的」であります。目的と目標、あるいは目的と手段、ともすると混同されがちになってしまうわけですけれども、私は最終的には目的は何なのかということを常に意識しながら県政を進めていくことが重要だと思っています。これは私自身に対する自戒の言葉でもあるわけでありますけれども、ぜひ皆さんも。県政全体の目的もあります。それぞれの部や課、係の目的もあると思います。そして一人一人の皆さんが県職員として仕事をしていく上での目的ということもあると思います。ともすると目先の課題に追いまくられて、目的ではない、与えられた目標を達成することだけに汲々となってしまったり、あるいは本来は目的にフォーカスすべきなのに単なる手段を一生懸命考えることに集中してしまったり、これでは県民の皆さま方の期待に応えることは、私はできないと思っています。日々私たちは何のためにこの仕事をやっているのか、そうしたことを常にしっかりと意識をしながら私自身も県政を進めていきたいと思いますし、どうか皆さんにもそうした姿勢でこれからの仕事に向き合っていっていただきたいと思っています。

私は8年間皆さんと仕事をすることができて大変うれしく思っておりますし、これからの4年間も私自身全力で県政に取り組むと同時に皆さんの力をもらいながら県政を進めていきたいと思っています。楽しい職場、明るい職場にしていきたいと思っていますし、自由闊達(かったつ)な、私はいつもこうやって私だけここに立ってやっているのはあまり好きじゃなくて、私も県の組織の一プレイヤーとして皆さんと一緒に仕事に向き合っていきたいと思いますし、上下の関係であったり、あるいは横の関係であったり、壁を極力つくらずに一緒になって県政を進めていきたいと思っています。これからさらに4年間皆さんと一緒に仕事をしていくわけでありますので、ぜひそうした私の思いを受け止めていただいて一緒になって県民のための県政、そして本当に私たち自身がやりがいのある、働きがいのある、そうした県政にしていきたいと思います。皆さんのご協力とご活躍を心からお願いして、私からの3期目スタートに当たってのあいさつとしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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