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更新日:2018年10月2日
動物愛護センター
平成23年3月11日の東日本大震災により発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故で、多くの住民の皆様がペットを残したまま緊急避難を余儀なくされました。
長野県動物愛護センターでは、環境省の要請を受け警戒区域内に取り残された犬・ねこを保護するための活動を行いました。又、福島県から一時収容所で生まれた子犬や成犬を引き継ぎ、新しい飼い主さんに譲渡する活動を行っていましたので、その概要をお知らせします。
平成23年7月14日から7月30日から8月1日までの2度の活動を行い、センター職員5名と県食品・生活衛生課職員1名が従事しました。保護活動は、避難した住民の一時帰宅に合わせ実施され、主に飼育者が帰宅時に保護した犬・ねこの収容と保護不可能な犬・ねこへの給餌・給水を実施しました。その際、一時収容所で生まれた子犬5匹を引き継ぎ、この子犬は当センターから新しい飼い主の方に譲渡されました。
平成23年11月8日から11月10日までと11月15日から11月17日までの2度の活動を行い、センター職員4名と保健福祉事務所職員1名が従事しました。主な活動は、第1回目の保護活動で収容できなかった犬とねこを、捕獲器などを用いて保護をしました。また、この回も収容所に保護された母犬と子犬7匹を引き継いできました。この親子は、新しい飼い主の方に譲渡されました。
無事に保護された犬 |
保護活動をする職員 |
平成24年1月24日、福島県から子犬5頭を引き継ぎました。平成24年5月までにすべて新しい飼い主の方に譲渡されました。
福島県では平成27年12月、被災動物すべてが返還または譲渡されました。シェルターは閉鎖され、救護本部事務局は県庁内に移転しました。詳しくは
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