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更新日:2021年7月15日
上松技術専門校
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入校式からもう3カ月です。 実習では、技能検定の演習を行いました。 新型コロナ感染対策のため今年も木工科、木材造形科各科に分かれて実習を行っていますが、演習の説明をを受けに、わずかな時間ですが全員で工作室に集まりました。 全員集まると活気があります! |
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薄い合板に図面を引き、木造りした木材に墨付けをしていきます。 使っている道具は、自由定規といい、任意の角度に調整でき、角度を写し取ることができます。 |
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墨付け以降の加工については、両科分かれて作業へ。 本来演習室に40名ほどで行う授業、現在は広い空間に木工科17名はその工作室、木材造形科19名は体育館と半数の人数で作業を行うので、道具を使う音がよく響きます。 |
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慎重に鋸を挽く訓練生。 先月、継ぎ手加工を学ぶために製作した、四角い枠状の製作物は、上松技専修了時の試験(技能照査)に出題される課題です。 今回の製作物は、国家検定である技能検定2級家具製作の実技課題です。 完成すると台形の形をしていますが、今回の継ぎ手も4箇所すべて異なります。 |
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材の角に鉋をかけているところですが、訓練生の鉋がけも早くなっているので、ピントの合った写真を取ることが難しくなってきました。 腕のスピード感はご覧の通りです。 |
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組み立てています。 何度も合わせて外して、削って微調整して、ピッタリを目指します。 |
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最初に書いた図と同じようにできているか、合板の図面に合わせて確認。 |
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そして完成! 実際の技能検定2級の実技試験では、標準時間5時間30分(打ち切り時間は6時間)です。 経験と練習が必要ですね。 次の実習から、いよいよ機械の基本技術・技能習得を考えた家具製作です。 |
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