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水産試験場諏訪支場
12月8日(木)、諏訪支場職員が下伊那郡売木中学校で、学校内の池で飼育しているイワナの採卵のお手伝いをしました。
この学校には近くの山から冷たくて、きれいな水が流れてきているので、イワナなどの冷たい水でしか生きられない魚の飼育が可能なのです。
そこで、平成22年6月に村内の養魚場からイワナの成魚をいただいて、生徒さんが大切に育て、今は30尾位飼育しています。
当日は生憎の冷たい雨降りで、作業には厳しい条件でしたが、生徒さんたちは寒さをものともせず、水産試験場の職員から卵や精子の搾り方を教わって、その後自分たちで池からイワナを捕まえては採卵などの作業を一生懸命こなしていました。
最初は戸惑いがちだった女子生徒も途中からは、積極的にイワナに触って、卵をしぼるなど最初とは見違えるようでした。
搾った卵の数は多くはありませんでしたが、受精がうまくいって順調に成育してくれると3学期が始まる頃には、卵の中に黒い眼が見える発眼卵になって、来年の2月上旬にはふ化するかと思います。
また、池の底にはイワナの産卵に適した大きさの砂利が敷いてあるので、自然産卵している可能性もあります。
もし、産卵していれば、砂利の中でふ化して、来年3月頃には砂利の中から浮き出して泳ぐ稚魚の姿が見られるかもしれません。
わずか2時間の作業でしたが、生徒さんたちが大事に育てて大きくしたイワナを、自分たちで採卵するという、得がたい貴重な体験だったのではないでしょうか。
作業をしている生徒さんたちみんなの目がすごく生き生きしていたのが印象的でした。
この体験を通して、ふるさとの川や魚たちに対する関心が、今まで以上に高くなったのではと期待しています。
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