水産試験場

しあわせ信州

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更新日:2014年6月20日

ニゴイ

信州の魚たち

○ニゴイ
写真:ニゴイ

 あまりなじみのない魚かもしれませんが、千曲川にはニゴイというコイ科の魚が生息しています。コイに似ているというところからニゴイと言われていますが、実際のところはコイと比べると顔がかなり長い馬面顔ですので、簡単にコイとは区別ができます。
 東北信地方ではアラメとかアラメゴイという呼び方のほうがなじみがあるかもしれません。
 生息場所は流れが緩やかな淵やワンド状のようになった場所の砂地底のところで、エサは水生昆虫や小魚からコケ状の付着藻類まで食べる雑食性の魚です。
 釣りの対象になっているわけでもありませんし、普段からよく口にする魚でもなく、また漁業者の方からは小魚や卵を食べるとして結構嫌っている方もいますが、よく見てみるとなかなか愛嬌のある顔をしています。
 平成18年12月に千曲川において有害鳥獣駆除で捕獲された1羽のカワウの胃の中からは、全長で約30cmのニゴイが2尾も食べられているのが確認されました。
 このニゴイ、カワウに食べられ、漁業者の方には嫌われて、少々同情したくなりますが、汚濁や富栄養化には大変強い魚です。つけ場漁で有名なウグイもある程度の汚濁には強いのですが、西目本の川では環境が悪くなるとウグイよりもニゴイが目立ってくるそうです。千曲川でニゴイもすめなくなるようなことになると大変なことです。そんなことにならないよう普段から川や池を汚さないように皆で努めていきましょう。

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