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更新日:2022年5月11日
土砂災害の発生するおそれのある箇所を調査し、公表しています。
土石流危険渓流、地すべり危険箇所、急傾斜地崩壊危険箇所の3種類があり、総称して土砂災害危険箇所と呼びます。
このような場所では、日頃から土砂災害に注意をしていただくようお願いします。
なお、これは、法律に基づく指定地(砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域)とは異なり、行為の制限等はありません。
谷や斜面に貯まった土・石・砂などが、雨水といっしょになって、一気に流れ出してくるのが土石流です。
破壊力が大きく、また速度も速いので、大きな被害をもたらします。
このような被害をもたらす恐れのある渓流を土石流危険渓流といいます。
また土石流危険区域は、想定される最大規模の土石流が発生した場合、土砂の氾濫が予想される区域です。
地すべりは、比較的緩やかな斜面において、地中の粘土層などの滑りやすい面が地下水の影響などで、ゆっくりと動き出す現象です。
一度に広い範囲が動くため、ひとたび発生すると住宅、道路、鉄道、耕地などに大きな被害を及ぼし、川をせき止めて洪水等を引き起こすことがあります。
このような被害の生じる恐れのある箇所を地すべり危険箇所といいます。
地面にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、弱くなった斜面が突然崩れ落ちるのががけ崩れです。
突発的に起こり、瞬時に崩れ落ちるので、逃げ遅れる人も多く、死者の割合も高くなります。また、地震をきっかけに起こることもあります。
このような被害をもたらす恐れのある箇所を急傾斜地崩壊危険箇所といいます。
雪崩は、斜面に積もった雪が、すべり落ち、流れ下る現象です。
地面まで積もった雪が一体となってすべり落ちる雪崩を「全層雪崩」といい、急激にたくさんの雪が降り積もり、表面の雪がすべる雪崩を「表層雪崩」といいます。
「全層雪崩」は、時速40キロから80キロですべり落ち、「表層雪崩」は時速100キロから200キロというものすごいスピードで流れ下ります。雪崩の力は木々をなぎ倒し、人家を押し倒してしまうほどの威力があります。
このような被害をもたらす恐れのある箇所を雪崩危険箇所といいます。
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