最終更新日:2011年12月14日

 

鳥インフルエンザについて

 
 鳥インフルエンザは、鳥類にA型インフルエンザウィルスが感染しておきる鳥類の感染症です。カモやチドリの仲間が自然宿主となっています。
 ほとんどの場合、鳥が感染しても症状を示しません。
 しかし、家禽や一部の野鳥が高病原性(H5N1型など)のインフルエンザウィルスに感染した場合、病原性を発揮し大量死をもたらします。

 高病原性インフルエンザウィルスにかかった鶏などに濃厚に接触(鶏や豚と一緒に寝起きする等)した場合、ごくまれに人に感染することが報告されています。

 しかし、これまで人から人にうつったことが確認された例はありません。

 詳細はこちら→環境省サイト

 現在、一番心配されているのは養鶏業への影響です。

 鳥インフルエンザの蔓延により、直接被害(処分等)を被るだけでなく、間接被害(風評等による売り上げ減)が考えられます。


死亡野鳥をみつけたら

● 野鳥は様々な原因で死亡します。 

 野生の鳥は、病気(鳥コレラなど)、寄生虫、有毒物質(鉛や農薬など)、厳しい気象条件下で餌が採れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。

 野鳥が死んでいても直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。


 今年も県内でコハクチョウの飛来が見られるようになり、これからの季節カモ類など多くの野鳥が大陸から渡ってきます。
 県内の湖などの飛来地ではハクチョウやカモ類など多く見かけることができます。

 昨シーズン全国各地で鳥インフルエンザが発生したように、今年も発生が懸念されます。

 長野県では早期発見・早期対策を実施するため、死亡野鳥の鳥インフルエンザに係る検査を実施してますので、県民の皆様には正しい知識を身につけ、冷静な行動をお願いいたします。


 
●  死亡した野鳥は素手で触らないでください

 野生の鳥は、体内や羽毛などに最近や寄生虫などの病原体を持っていることがあります。
 触る場合はビニール等の手袋を着用し、
触った後は手洗いとうがいをしましょう。

 水鳥(カモ、カイツブリ)、猛禽類(ワシ、タカ、フクロウ)または同じ場所でたくさんの野鳥が死亡していたら、最寄りの地方事務所や市町村役場にご連絡ください。


 鳥インフルエンザ侵入防止対策

  ■ 連絡内容に応じて調査が必要な場合は死亡個体の回収に伺います。

  ■ 過去に感染例が少ない調査対象種(リスク種)以外の野鳥(スズメ、ハト、カラス、ムクドリ、ヒヨドリなど)で、複数死亡していない場合、衝突死など高病原性鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合は、素手で触らず(ビニール手袋等着用)ビニール袋に入れてきちんと封をして、一般ごみとして処分していただきますようご理解とご協力をお願いいたします。 

  ● 感染しやすい種の代表例

  【感染しやすい種】
   ■ 冬に大陸から渡ってくるカモ類、カイツブリ類などの水鳥
    オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、キンクロハジロ、マガモ、カイツブリ など

   ■ 水鳥を捕食するタカ、ワシ、フクロウなどの猛禽類
    クマタカ、チョウゲンボウ、フクロウ など    

  【感染しにくい種】
   ■ カラス類、ハト、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ など

 感染しやすい野鳥の一覧はこちらをご覧ください。


● 連絡先

  お問い合わせは最寄りの地方事務所又は市町村役場まで

地方事務所問合せ先一覧
佐久地方事務所 林務課 0267−63−3152
上小地方事務所 林務課 0268−25−7137
諏訪地方事務所 林務課 0266−57−2919
上伊那地方事務所 林務課 0265−76−6823
下伊那地方事務所 林務課 0265−53−0423
木曽地方事務所 林務課 0264−25−2224
松本地方事務所 林務課 0263−40−1926
北安曇地方事務所 林務課 0261−23−6519
長野地方事務所 林務課 026−234−9521
北信地方事務所 林務課 0269−23−0215

  啓発用パンフレット


 
長野県の死亡野鳥等調査の概要

 長野県では「野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス感染監視実施要領」及び国で定めた「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき監視を行っています。

1 死亡野鳥調査等
 環境省が設定する「対応レベル」に応じて死亡野鳥等調査を実施しています。

 死亡野鳥等調査では、高病原性鳥インフルエンザに感染している可能性がある個体から検体を採取し、検査を実施しています。

 なお、県内で発生が確認された場合は、環境省で発生地周辺10kmを野鳥監視重点区域に指定し、監視の強化、必要に応じて水質や糞便等の調査を行います。

 野鳥監視重点区域は発生が終息した時点で解除となります。



    表1 発生状況に応じた対応レベルの概要
発生状況   対象地 全国 発生地周辺(発生地から半径10km以内を基本)
通常時 対応レベル1
国内発生時(単発時) 対応レベル2 野鳥監視重点区域に指定
国内発生時(複数個所) 対応レベル3 野鳥監視重点区域に指定
近隣国発生時等 対応レベル2または3 必要に応じて野鳥監視重点区域を指定
          *1「発生」とは糞便における高病原性鳥インフルエンザウイルスの分離を含む。
            *2「近隣国」とは主として韓国、中国、モンゴル、ロシア等。ただし発生状況を勘案し環境省が判断する。



    表2 対応レベルの実施内容
対応レベル 鳥類生息状況等調査 ウイルス保育状況の調査
死亡野鳥等調査 糞便採取調査
リスク種1 リスク種2 リスク種3 その他のリスク種
対応レベル1 情報収集・監視 *1又は3羽以上 *5羽以上 10羽以上 10羽以上 10月から4月にかけて定期的に糞便を採取
対応レベル2 監視強化 1羽以上 1羽以上 10羽以上 10羽以上
対応レベル3 監視強化 1羽以上 1羽以上 5羽以上 10羽以上
野鳥監視重点区域 監視強化・発生地対応 1羽以上 1羽以上 3羽以上 3羽以上
        *1通常監視時(対応レベル1)におけるリスク種1及び2における猛禽類以外の種については本県独自の調査羽数を設定
      
    *2死亡野鳥等調査は、同一場所(見渡せる範囲程度を目安とする)で3日間(複数羽の場合は大量死あるいは連続して
           死亡が確認された時点から3日間以内)の合計羽数が表の数以上の死亡個体等(衰弱個体を含む)発見された場合を
           基本としてウイルス保有状況の調査を実施する。なお、原因が他の要因であることが明瞭なものを除く。

          *3「見渡せる範囲程度」とはあくまでも目安であり、環境によって大きく異なり、具体的数値を示すのは困難であるので、
           現場の状況に即して判断する



 リスク種についての詳細はこちらをご覧ください。 

    表3 リスク種
区分
リスク種1 カモ カモ シジュウカラガン、マガン、ヒシクイ、
コブハクチョウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、
オシドリ、キンクロハジロ
タカ タカ オジロワシ、オオワシ、オオタカ、ハイタカ、
ノスリ、サシバ、クマタカ、チュウヒ
ハヤブサ ハヤブサ、チョウゲンボウ
リスク種2 カイツブリ カイツブリ カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ
カモ カモ マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ
ツル ツル タンチョウ、ナベヅル、マナヅル
クイナ バン、オオバン
チドリ カモメ ユリカモメ
フクロウ フクロウ ワシミミズク、コノハズク、フクロウ
リスク種3 ペリカン カワウ
コウノトリ サギ 全種(ゴイサギ等)
カモ カモ 全種(カルガモ等)
チドリ カモメ 全種
タカ   全種(トビ等)
フクロウ   全種

     
2 糞便調査
  
 定期的にガンカモ類の糞便にウイルスがあるか検査しています。
 

野鳥への餌付けについて

 鳥獣を誘引する生ゴミや未収穫作物の放置に加え、鳥獣への安易な餌付けは、鳥獣が人の与える食物に依存することや人馴れが進むなど、結果として鳥獣による生活環境や農作物等への被害を引き起こす原因となっています。

 また、高病原性鳥インフルエンザ等の感染症の拡大又は伝播に繋がることが危惧されることから、鳥獣への安易な餌付けを控えるよう、御協力をお願いします。


関係サイトへのリンク

 ■ 長野県農政部

 ■ 環境省
 

 

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お問い合わせ先

このページに関するご質問及びご意見は、林務部 森林づくり推進課までメールもしくは下記にご連絡く ださい。
森林づくり推進課 電話:026-235-7272 / Fax:026-234-0330