長野県立総合リハビリテーションセンター

しあわせ信州

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更新日:2016年8月30日

視覚障がいの方の訓練

当センターでは視覚障がいのある方が地域生活をおくることができるようになるための訓練を実施すると共に、ご家族の方々に対しても訓練の経過・成果等についてわかりやすくご説明をさせていただきます。

歩行訓練

視覚障がいの方が屋内外を単独で、安全かつ効率的に移動するための技術を習得する訓練です。

視覚障がい者の社会適応訓練の中で重要な位置を占める訓練です。

当センターでは次の3つの訓練を行っています。

視覚障害歩行訓練

単独での屋内歩行

屋内の目的とする場所に、安全かつ効率的に移動するための技術を習得します。

手引き歩行

手引き歩行の基本技術を習得します。

ガイドヘルプ・手引き歩行ともいい、視覚障がい者が一番安全かつ効率的に歩行できる手段といえます。どのような人に介助をしてもらっても、正しい方法で介助が受けられる技術を身に付けます。

手引き歩行訓練手引き歩行訓練の様子

白杖を使用しての屋外単独歩行

盲人用安全歩行杖(白杖)を使用して、目的とする場所へ単独で移動できる技術を習得します。

この訓練は、視覚障がい者にとって最も一般的な屋外歩行方法を習得するものであり、また盲導犬を所持するための前段の訓練ともいえます。

  • センター周辺・住宅街・繁華街の歩行
  • 公共交通機関の利用
  • 利用者の自宅周辺

盲導犬による歩行訓練、電子機器利用での歩行訓練は実施していません。

コミュニケーション訓練

点字・墨字訓練、音声読み上げソフトを使用した基礎的なパソコン(メール、インターネットの閲覧等)訓練を行います。

点字訓練写真ワープロ訓練写真

点字

読み書きの訓練を通じ、点字に慣れ、親しむことを目指します。

パソコン

ディスプレイ表示を音声で確認できるソフトウェアを使用し、ワープロ操作の技術を習得します。また、インターネットや電子メールの送受信訓練も行います。

その他のコミュニケーション

音声の録音、記録の方法、普通文字の書字訓練等も必要に応じて行います。

生活訓練

視覚障がい者が、生活で必要となる様々な技術を習得します。

身辺管理訓練

視覚障がい者自身の身の回りのことを、個々の家庭環境や生活様式に応じて自ら行えるようにするための訓練で、原則として利用者全員が行います。

  • 洗面、食事及び関連動作、トイレ、更衣や身だしなみ、入浴及び衛生などの基本的生活習慣の再構築訓練
  • 洗濯や衣類の整理、私物の管理などの身辺関連動作の訓練
  • 貨幣の弁別や管理の訓練
  • 電話のかけ方や時計の扱い方の訓練など

家事動作訓練

家庭内での役割に応じて必要な訓練を行い、家庭や地域における自立を図ります。

  • 買い物訓練
  • 調理訓練
  • 裁縫訓練
  • 家庭用器具の管理、使用訓練など

感覚訓練

各訓練場面に必要な感覚を養っていきます。

その他の訓練

スポーツ・レク訓練、弱視者のための訓練、ハンドクラフト訓練、教養等を行います。

特にスポーツ・レク訓練では、隣接の「サンアップル(長野県障害者福祉センター)」を利用して訓練を行います。

 

視覚訓練に関して(その他)

訓練期間はおおむね1年間を要しますが、この期間は必ずしも一定ではありません。

訓練の方法は時間割形式のプログラムをもとに、マンツ-マンによる指導が原則です。ただし、訓練科目によっては複数で行う場合もあります。

当センターでの訓練は、今まで紹介をした社会適応訓練が中心で、職業訓練(あんま・鍼・灸、パソコン等)を希望される方は、盲学校や県外の視覚障害者施設をご利用ください。

 

利用を希望される方は、お住まいの市町村、もしくは当センター更生相談室に相談ください。

 

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