長野県立総合リハビリテーションセンター

しあわせ信州

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更新日:2016年8月30日

言語聴覚療法の概要

言語聴覚療法は、ST(SpeechTherapy)とも言います。コミュニケーションは、ヒトとして生活していくために私たちが持っている働きの中でも、最も人間らしいものの1つです。私たちは、聴いたり読んだりすることを通して、他の人が考えたことや感じたこと、そしてその人らしさなどを感じ取り、また、話したり書いたりすることを通して、自分で考えたことや感じたこと、こうしたいという意思を表現し、伝えようとします。

コミュニケーション障害と言語聴覚療法の対象

声を出すことや言葉を発すること、または音や言葉を聞き取ることなどに何らかの問題を生じたとき、このコミュニケーションの働きが阻害されることになります。コミュニケーションの障害を引き起こすものには、たくさんのものがあります。いわゆる脳卒中や頭部のけがなどが原因となってものを考えたり何かを伝えたりする道具としてことばを使うことが困難になる失語症や、同様の原因により口や舌の運動が低下することからくる発音の障害、また、様々な原因によることばの発達の遅れ、耳の聴こえの低下によることばの発達の遅れやコミュニケーションの障害、等々その原因と引き起こされるコミュニケーションの問題、社会的不利は非常に多様です。

言語聴覚療法の内容

言語聴覚療法においては、これらコミュニケーションの障害を的確に把握した上で、まず、その方のことばに関連する働き(聴く、話す、読む、書く)そのものを改善することを目的とした様々な訓練を行います。また、それぞれの方の特徴に合わせて、コミュニケーションの能力を高めていくための方策を考えたりします。

他方、私たちのコミュニケーションとはもともと、情報の送り手と受け手双方が積極的かつ協調的に関わって初めて成立するという性質を持ちます。このことは、コミュニケーション障害を持つ方々にとってはとりわけ重要なものになります。そういった観点から、ふだん接することの多いその御家族の方等に、より適切なコミュニケーション方法を取って頂くための働きかけも行います。

更に、通常の手段でのコミュニケーションが困難な場合には、音声の出るコミュニケーション機器その他を用いた補助的・代替的な方法も検討します。

 

言語リハビリ風景

 

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