更新日:2017年4月14日

ここから本文です。

ドロボーが狙うとき、あきらめるとき

簡単に入り込めて、碓実に稼げて、捕まらない。ドロボーはこの3つがそろった家を探します。ドロボーの心理とは?

準備

  • 心理1:ドロボーはあらかじめ道具を準備する

ドロボーはあらかじめ道具を準備する

狙う

  • 心理2:ターゲットとした家と、周囲の状況を下見する。(54%)

ターゲットとした家と、周囲の状況を下見する。

  • 心理3:木などが茂っていて人目につきにくい窓を探す。

木などが茂っていて人目につきにくい窓を探す

  • 心理4:留守を確認する。(インターホン46%、しばらく見張る20%)

留守を確認する

  • 心理5:最初にベランダの掃き出し窓を狙う。(49%)

最初にベランダの掃き出し窓を狙う

あきらめる

  • 心理6:近所の人にジロジロ見られてあきらめた。(63%)

近所の人にジロジロ見られてあきらめた

  • 心理7:犬がいてあきらめた。(31%)、警備会社のマークがあって、あきらめた(31%)

犬がいてあきらめた

  • 心理8:補助錠などで侵入に10分以上かかるとあきらめる。(90%)

補助錠などで侵入に10分以上かかるとあきらめる


犯罪を行うに当たって54%の犯罪者が下見を行い、犯行に適しているか確認します。

犯罪者はまず、犯行がしやすい街を選びます。人通りが少ないか、逃げやすいか、留守の家が多いか・・・。

すでにここから防犯は始まっているのです。

街の人に連帯があり、見知らぬ人に声をかけるような街を犯罪者は選びません。

しかし、それでも犯罪者は入りやすい家を見つけます。

その時どう対処するかがこれからの防犯の考え方です。

一人一人が自分の家を守るためにすべきことは何なのかを、考えなくてはなりません。

お問い合わせ

長野県警察本部生活安全部生活安全企画課
電話:026-233-0110(代表)