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更新日:2014年3月20日

「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例」の公布について

「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例」(以下「改正条例」といいます。)が、県議会2月定例会(3月14日)において可決成立し3月24日に公布されました。
警察では、この改正条例の施行(10月1日)にあわせ、客引き行為等の取締りを強化するとともに、健全で魅力ある繁華街を再生するため、引き続き地域住民の皆様との協働した活動にも努めてまいります。

公布されました改正条例及び条例の説明は次のとおりです。


長野県条例第24号

公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例

公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和39年長野県条例第86号)の一部を次のように改正する。

第10条第1号を次のように改める。

(1)人の性的好奇心をそそる見せ物、物品若しくは行為又はこれらを仮装したものの観覧、販売又は提供について、客引きをし、又は人に呼び掛け、若しくはビラその他これに類する物を配布し、若しくは提示して客となるよう誘引をする行為

第10条第3号中「前2号」を「前各号」に改め、同号を同条第6号とし、同条第2号を同条第5号とし、同条第1号の次に次の3号を加える。

(2)歓楽的雰囲気を醸し出す方法により異性の客をもてなして飲食をさせる行為又はこれを仮装したものの提供について客引きをし、又は当該提供に係る行為のうち、人の通常衣服等で覆われている身体若しくは下着に接触し、又は接触させる卑わいなものについて、人に呼び掛け、又はビラその他これに類する物を配布し、若しくは提示して客となるよう誘引をする行為

(3)人の性的好奇心をそそる行為を提供する営業又は歓楽的雰囲気を醸し出す方法により異性の客をもてなして飲食をさせる営業に関する情報の提供について、客引きをし、又は利用者に対して勧誘をする行為

(4)深夜(午後10時から翌日の午前6時までの間をいう。)において専ら人の身体に接触する役務又はこれを仮装したものの提供について、客引きをする行為

第10条に次の6項を加える。

2何人も、対償を供与し、又はその供与の約束をして、他人に前項の規定に違反する行為をさせてはならない。

3何人も、公共の場所において、不特定の者に対し、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により異性の客をもてなして飲食をさせる行為又はこれを仮装したものの提供(当該提供に係る行為のうち、人の通常衣服等で覆われている身体若しくは下着に接触し、又は接触させる卑わいなものである場合を除く。)について、人に呼び掛け、又はビラその他これに類する物を配布し、若しくは提示して客となるよう誘引をしてはならない。

4何人も、公共の場所において、不特定の者に対し、人の性的好奇心をそそる行為を提供する営業又は歓楽的雰囲気を醸し出す方法により異性の客をもてなして飲食をさせる営業に関する情報の提供について、人に呼び掛け、又はビラその他これに類する物を配布し、若しくは提示して客又は利用者となるよう誘引をしてはならない。

5警察官は、前2項の規定に違反して誘引を行つていると認められる者に対し、当該誘引をする行為をやめるべきことを命ずることができる。

6何人も、第1項第1号から第3号までに掲げる行為(以下この項及び次項において「客引き等」という。)の状況等を勘案してこの項の規定による規制を行う必要性が高いと認められるものとして長野県公安委員会が別に定める区域内の公共の場所において、客引き等を行う目的で、公衆の目に触れるような方法で客引き等の相手方となるべき者を待つてはならない。

7警察官は、前項の規定に違反して客引き等の相手方となるべき者を待つていると認められる者に対し、当該客引き等の相手方となるべき者を待つ行為をやめるべきことを命ずることができる。

第15条第1項中「第3条又は第5条から第13条まで」を「第10条第2項」に、「5万円」を「100万円」に改め、「又は拘留若しくは科料」を削り、同条第2項中「第3条又は第5条から第13条まで」を「第10条第2項」に改め、「20万円」を「100万円」に改める。

第15条の次に次の4条を加える。

第16条第3条、第5条から第9条まで、第10条第1項又は第11条から第13条までの規定に違反した者は、50万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

2常習として第3条、第5条から第9条まで、第10条第1項又は第11条から第13条までの規定に違反した者は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

第17条第10条第5項の規定による警察官の命令に違反した者は、30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

第18条第10条第7項の規定による警察官の命令に違反した者は、20万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

(両罰規定)

第19条法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、第15条から前条まで(第16条にあつては、第10条第1項の規定に違反した場合に限る。)の違反行為をしたときは、その行為者を罰するほか、その法人又は人に対して各本条の罰金刑を科する。

附則

(施行期日)

1この条例は、平成20年10月1日から施行する。

(罰則に関する経過措置)

2この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。


改正後の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」

改正条例の説明

1不当な客引き行為等の禁止

(1)「客引き行為」の禁止

「客引き行為」とは、相手方を特定して営業所の客とするために誘い込むことをいいます。改正前の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」(以下「迷惑防止条例」といいます。)では、ストリップ劇場、店舗型ファッションヘルス等のわいせつ性(人の性的好奇心をそそる)を伴う性風俗店等の客引き行為を規制してきましたが、改正条例においては、業種枠を広げて客引き行為を規制します。改正前の規制対象業種に新たに

  • 異性接待飲食店営業(卑わい性を伴うもの)
    セクシーキャバクラ等
  • 異性接待飲食店営業(卑わい性を伴わないもの)
    キャバクラ、ホストクラブ等
  • 情報を提供する営業
    風俗案内所等
  • 深夜のマッサージ営業(午後10時から午前6時まで)
    専ら客の身体に接触してサービスの提供を行う営業

を加えました。

この規制に違反した場合は、罰金又は拘留若しくは科料が科せられます。

(2)「誘引行為」の禁止

「誘引行為」とは、不特定の通行人等に対し、呼びかけ、又はチラシ等を配布、提示して営業所の客となるよう誘いかける行為をいいます。
改正前の迷惑防止条例では、この誘引行為に対する規制がなかったことから、改正条例においては、限定された業種の営業に関し、誘引行為を新たに規制します。
その規制対象となる業種は

  • 人の性的好奇心をそそる営業
    ストリップ劇場、店舗型ファッションヘルス等
  • 異性接待飲食店営業(卑わい性を伴うもの)
    セクシーキャバクラ等
  • 異性接待飲食店営業(卑わい性を伴わないもの)
    キャバクラ、ホストクラブ等
  • 情報を提供する営業
    風俗案内所等

としました。

この規定に違反した場合は、罰金又は拘留若しくは科料が科せられます。

ただし、卑わい性を伴わない営業及び風俗案内所等の違反行為については、警察官から当該違反行為をやめるべき旨を命ぜられた後、その命令に従わず同行為を継続した者が処罰の対象となります。

(3)「客待ち行為」の禁止

「客待ち行為」とは、路上等でたたずんだり、うろついたり、たむろしたりして、客引き等の対象となる通行人等が来るのを待つ行為をいいます。
改正前の迷惑防止条例では、この客待ち行為に対する規制がなかったことから、改正条例においては、公安委員会が指定した区域内における、客待ち行為を新たに規制します。
この規制に違反した場合は、罰金又は拘留若しくは科料が科せられます。
ただし、客待ち行為の違反については、警察官から当該違反行為をやめるべき旨を命ぜられた後、その命令に従わず同行為を継続した者が処罰の対象となります。

(4)客引き行為等をさせる行為に係る罰則の新設

対償を供与し、又はその約束をして、客引き行為又は誘引行為(ただし、限定業種に限る。)をさせた者に罰則を科す規制を新たに設けました。

(5)両罰規定の新設

不当な客引き行為等の違反が認められた場合、当該営業に係る事業主等を処罰の対象とし、当該違反行為に適用される罰則を事業主等にも科す規定を新たに設けました。

2罰則の改定

迷惑防止条例では、不当な客引き行為を含め、粗暴行為、卑わいな行為、不当な金品の要求行為、押売り行為等、景品買行為、乗車券等の不当な転売行為、座席等の不当な供与行為、モーターボート等による危険行為、スキー等による危険行為及び登山、ハイキング又はキャンプ場における危険行為を禁止行為として規定し罰則を科しています。

これらの禁止行為の罰則は、卑わいな行為を除きいずれも現在の経済事情に適合しなくなっていること等から、相当な額となるよう改定しました。

お問い合わせ

長野県警察本部生活安全部生活環境課
電話:026-233-0110(代表)