ホーム > 長野県農業大学校 > 研修部 > 研修部活動 > 研修日記組織・内容 平成25年1月

農業大学校

しあわせ信州

ここから本文です。

更新日:2014年5月20日

研修日記組織・内容 平成25年1月

平成24年度 研修日記

 農業大学校研修部ってどんなことやってるの?
 そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
 研修部に興味のある方は是非ご覧ください。
  
 12月へ 2月へ
   研修部ページへ

1月30日 校内の環境整備を行いました

 

 農業大学校研修部のほ場や施設を含めた敷地面積は、30haと広大です。そのため、冬季は平成25年度の基礎研修生を受け入れやこれから実施する各種研修の準備をしています。
 本日は、ほ場周辺や道路沿いのニセアカシアを中心に作業を行い、綺麗に整備しました。ニセアカシアは、別名ハリエンジュとも呼び、駆除の困難な侵略的外来樹種の代表的なもので繁殖力が非常に旺盛です。県内の主要な果樹生産地においては、ニセアカシア林に隣接する果樹畑で炭疽病をもたらすなど、農業生産の面でも実害が近年発生しています。しかし、ニセアカシアの花からは良質なハチミツが採れるため、重要な養蜂資源にもなっています。そのため、全国一律に排除すれば問題解決になるのかというと、そういうわけにもいきません。
 今後は、建物やほ場周辺を中心に徐々に環境整備を行っていきます。

1月28日 基礎研修生が堆肥の切り返しを行いました

 

 堆肥化は、空気のある状態で活動する好気性微生物が有機物を分解することを言います。この好気性微生物が活発に活動するには、堆積した有機物の内部へ空気を入れ好気性微生物の活動を促すために切り返しを行います。この切り返しを行うことにより、好気性微生物の活動で分解されにくい有機物と無機物の混合物となった時点で完熟堆肥と呼ぶことができ、フェノール類等の作物に対して有害物質や悪臭が無くなり、また発生する熱で病原菌や雑草の種子が死滅します。
 そこで、基礎研修生は1月10日に実習を行った稲わら主体堆肥の切り返しを行い、温度や外観で好気性微生物の活動を確認しました。

1月24日 基礎研修生が味噌づくりの実習を行いました 

 
 24日基礎研修生は、小諸市農産物加工施設「味工房小諸すみれ」の代表小山みつ子氏から味噌づくりについて学びました。この「味工房小諸すみれ」は、小諸市内の女性達が地元の農産物を加工し、郷土料理の販売等の活動を行っています。
 講師からは、味噌づくりの基礎知識や酵母菌等発酵技術等大変熱心に指導いただきました。
 技術のポイントは、(1)茹でた大豆を人肌程度に冷ましてから塩を混ぜ、麹と均一に混ぜ合わせる。(2)混ぜ合わせた味噌をしっかり捏ね1kg程度の玉をつくる。(3)味噌の玉を樽へ入れる際、空気が入った部分にはカビが生えてしまうため、しっかり敷き詰めることです。
 寒仕込みの味噌のため今後は、常温の暗所で管理して6月、7月、8月頃に計3回切り返し後、秋に美味しい味噌が食べられるとのことです。

1月23日 野菜の講義を1日行いました

 

 本日は、野菜専攻の基礎研修生は昨年の自己ほ場での生産上問題となった事項や対策について講義を行いました。昨年は、5月から6月は少雨、盛夏期の7月下旬から8月中旬まで干ばつ傾向で推移したため病害の発生が比較的少なく、以降適度な降雨もあったことから野菜全体良好でした。しかし、近年集中豪雨や長雨等の気象災害が頻発し、安定した生産に支障をきたしています。そのため、高品質な野菜を安定供給することが就農した時に課せられた使命であり、土壌管理や品種導入、病害虫管理等栽培技術の基本技術の励行を行うとともに温暖化対応技術導入等気象変動に対応した長期安定生産を実現しなければなりません。
 そこで、生産上問題となった事項を中心に今後の対策を含めての内容で1日行いました。

1月22日 基礎研修生がりんごのせん定技術を学びました

 

基礎研修生は、今後農村社会で暮らすには果樹専作農家だけではなく野菜等の品目と複合経営を営んだり、潤いのある農村空間の形成や旬の果物に親しむため庭先果樹を含めて果樹栽培は大変身近になります。そこで、果樹で代表的なりんごの栽培でウェイトの大きいせん定技術を学んでいただきたいと野菜専攻研修生も含めて研修を行いました。
 りんごのせん定は、次年度以降の果実品質や収量に大きな影響を与えるため大変重要です。特に、作業性を良くし、どの枝にも日が当たり、薬剤がかかるよう混み合っている部分の枝を抜き、毎年安定して果実生産ができるように樹勢をコントロールし、また品種の特性に応じて剪定の方法を変えなければなりません。そのため、基礎研修生は講義を受けた後に今後樹が生長する姿を見極めて悩みながらせん定を行いました。

1月19日 新・農業人フェア「東京会場」で就農相談を行いました

 
 
 新しく農業を始めるには、まず関係する組織や機関に相談して一つ一つ就農に向けての道を開いていくことが重要です。そのため、就農を考えている方は、「新・農業フェア」(東京会場東京都豊島区の池袋サンシャインのワールドインポートマート)へ出席し、個別相談を行いました。この新・農業人フェアは、全国農業会議所・全国新規就農相談センター・(社)日本農業法人協会・研修農場ネットワークセンターが主催で東京、大阪、名古屋、札幌、仙台で本年度計9回実施され、8回目です。
 相談には、長野県新規就農相談センターのブースには今回17名の方が訪れ、新規就農者里親前研修、アグリターン農業研修等各種研修や農業法人の求人情報、各市町村の支援内容まで幅広く質疑応答や相談を行いました。
 この他の会場では、農業法人や各県市町村など農業を始めるための受け入れ支援体制の説明を行うブースが約150設けられ、参加者は熱心に相談や情報収集を行っていました。

1月17日から18日 平成25年野菜振興研修会へ基礎研修生が出席しました 

 
 この研修会は、長野県の野菜生産を取り巻く情勢の諸課題に対応し、将来にわたって実需者から期待され、野菜生産者が自身と誇りを持って生産に取り組み、消費者に供給できる産地体制の構築を進めるため、県内野菜生産関係者が一堂に会し県や全農長野等が主催で松本合同庁舎で開催され、平成25年度長野県野菜基本計画の着実な実践と生産や流通、販売に関する新たな共有化を図りました。
 野菜に関する知識向上を図るためには、非常に内容が充実した研修会であるため、出席を希望した野菜専攻の基礎研修生3名が出席しました。

1月16日 ビオラの管理を行いました

 
 ビオラは、スミレ科の1年草で原産地は北ヨーロッパと言われています。パンジーは、花径5cm以上でビオラは4cm以下であることが多いです。また、ビオラはパンジーに比べて開花期がやや短いですが、栽培が容易です。
 ハウス内で栽培する目的は、地元結婚式場のブライダルで使用したとのお話しがあり食材として利用する花の総称のことを意味するエディブルフラワーとしての需要を基礎研修生と検討しています。
 そこで、このビオラを用いて各種研修や基礎研修閉講式に活用するため、管理で大切な作業である老化花の除去を行いました。
 今後は、ゆっくりと生長しないと花びらの色がきれいにならないため、温度管理に細心の注意を払い管理します。

1月15日 大雪のため除雪を行いました

 
 昨日は、発達した低気圧が本州の南岸を東へ進み上空に寒気が流れ込んだ影響により、朝から夜まで雪が降り続き東京都心でも積雪がありました。
 そのため、本日は研修部の敷地内では湿った20cm程度、強風の吹き溜まりの場所では40cm程度雪が積もり、朝から研修施設やハウスの周辺を中心に敷地内の除雪を行いました。
 今回の様に太平洋側を通過する低気圧に伴う降雪は、長野県の中南信地域で比較的多く雪が降り「かみ雪」と呼ばれています。これに対して冬季に多い「冬型の気圧配置」になると北信地域で降雪しやすくなるのが一般的です。

1月11日 平成25年度新規就農里親前基礎研修及び営農チャレンジ研修受講申込者の面接(第2回目)を行いました

 
 本日は、将来長野県内で就農を考え農大研修部で1年間研修を希望される方を対象に平成25年度実施要領に基づいて、就農コーディネーターとの就農相談により適切な里親研修や就農等への移行を図り就農等を目的とした方を研修生として適する人材であるか判断するため、第2回目の標記面接を研修館研修室で行いました。
 次回は、2月1日(金曜日)に第3回目の面接を実施します。希望される方は研修受講要件がありますので、必ず御確認をお願いします。
 なお、詳しい内容を知りたい方は平成25年度新規就農里親前基礎研修受講者募集要領はこちらを、平成25年度営農チャレンジ研修受講者募集要領はこちらをクリック願います。

1月10日 基礎研修生が堆肥づくりの実習を行いました 

 
 基礎研修生は、将来農業を営むには土づくりが基本です。この土づくりには、良質な堆肥を投入なしなければなりません。そこで、本日稲わら、コヌカ、落ち葉を混ぜ堆肥づくりの実習を行いました。
 堆肥づくりの基本は、水分、空気、C/N比です。水分は、高すぎても少なすぎても発酵は進まなく、水分の目安は65%~70%です。空気は、酸素を好む好気性微生物が活動しなければ良い堆肥にならず、積んでいるだけではいけません。そのため、7日~10日後に堆肥の中央部分が空気に触れるように切り返しをして混ぜ込む予定です。C/N比は、堆肥中の窒素含量に対する炭素含量比のことで、C/N比が高い堆肥(おおむね25以上)は施用当初は土壌中で堆肥が分解される際に無機態窒素が微生物に奪われ、一時的に植物が利用できる窒素が無い時期が起こることがあります。
 今後は、3回程度切り返しをしたり、発酵熱や色、臭いを確認して発酵の過程を学び、4月にほ場へ散布する予定です。

1月9日 基礎研修生が佐久農業改良普及センターで土壌診断の実習を行いました 

 
 土壌分析は、土の健康診断とも言われ、その目的は(1)土壌改良 を行うため、(2)適正な施用を行うため、(3)生育改善生育不良の原因を探るために行います。
 そのため、基礎研修生が土壌診断の実習を通じ土壌診断の必要性やほ場毎に土壌の化学性の違いを学ぶため、佐久農業改良普及センターへ実習を依頼して同センターの土壌診断室で1日を御指導いただきました。
 基礎研修生は、全員土壌診断をするのは初めてでしたが佐久農業改良普及センター技術係の店橋氏から詳しく教えて頂いたため、雨よけハウスや露地の自己ほ場を中心に24ほ場の「pH、EC、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム」の項目について問題なく診断することができました。

1月8日 雨よけハウスの妻面の扉を取り付けました 

 
 農大研修部の簡易雨よけハウスは、冬季に降雪があるため単棟でなければなりません。単棟は、サイドを開閉すれば換気は容易ですが、単棟が複数棟ある場合は隣のハウスが風を遮断してしまいます。そのため、高温期は通風を妨げハウス内が高温になり作物の生育への影響が懸念されます。また、発芽適温よりも地温が高く乾燥した日が続くと発芽率が低下、そして高温以外にも土壌の乾燥が著しく着果不良や障がい果(日焼け果、尻腐れ果)が発生しやすくなります。
 そこで、出入口と反対の妻面に扉があると通風を良くするのに非常に効果的であるため、本日基礎研修生の自己ほ場の雨よけハウス2棟に扉を取り付けました。

1月7日 支柱用の竹を切り出しました 

 
 竹は、イネ科で南方ほど種類も多く大型の品種が多いと言われ、竹の芽にあたるのが一般的に食されるタケノコです。
 農大研修部の竹林の竹は、淡竹(はちく)という品種で原産地は中国と日本の2つの説です。この竹は、トマト等の果菜類を栽培する時に支柱として利用できます。そのため、アグリターン研修や各種研修で栽培する支柱用の竹を太さ3~5cmのものを長さ2mに鋸で調整しました。
 竹を切る注意点は、竹の性質上繊維が同一方向に細かく並んでいるとともに表皮が硬く木と同じ感覚で切ると切り口の表皮がささくれてしまうため、注意し作業を行いました。

1月4日 りんごの剪定が始まりました 

 
 農業大学校研修部のりんごほ場は、栽培面積が50aで10品種を栽培しています。このりんごほ場では、新規就農里親前基礎研修やアグリターン農業研修、雇用就農者支援研修等の研修を春から冬まで周年各種研修を行っています。
 このせん定作業は、次年度以降の果実品質や収量に大きな影響を与えるため大変重要です。特に、作業性を良くし、どの枝にも日が当たり、薬剤がかかるよう混み合っている部分の枝を抜き、毎年安定して果実生産ができるように樹勢をコントロールし、また品種の特性に応じて剪定の方法を変えなければなりません。
 そのため、今後樹が生長する姿を見極め、厳冬の中不要な枝を一つ一つ切り落としました。 

お問い合わせ

農業大学校 

電話番号:026-278-5211

ファックス:026-261-2121

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?