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農業大学校

しあわせ信州

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更新日:2014年5月20日

研修日記組織・内容 平成23年9月

平成23年度 研修日記

 農業大学校研修部ってどんなことやってるの?
 そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
 研修部に興味のある方は是非ご覧ください。
  
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9月30日 アグリターン農業研修体験コース第4回(1日目)を開催しました

 
   
   

 1日目は、野菜、果樹のコース別の実習をしました。
 野菜コースは、キュウリやナス等の果菜類の収穫とサツマイモの収穫を行いました。特に、キュウリは参加者が我が家で栽培している茎葉がべと病や斑点細菌病が激発して収穫が終わってしまったという方が多く、病害対策の必要性が大変理解できたとの感想でした。
 果樹コースは、各自が受け持っている(今まであら摘果、仕上げ摘果、ヒコバエ切りなどしてきました)りんご「やたか(早生ふじ)」の葉摘み(りんごが赤くなるように果実の周りの葉を採る作業)とりんご「シナノドルチェ」の収穫などをしました。葉摘み作業は根気のいる作業ですが、今日は2時間30分程度の作業(実際のりんご農家は何日も1日中します)だったので全員熱心に作業をしていました。
 夜の部は、恒例の地元の美味しい飲み物を持ち寄っての交流会で盛り上がりました。

9月30日 サツマイモの収穫実習を行いました

 
   
   

サツマイモ(薩摩芋)は、ヒルガオ科サツマイモ属植物です。別名に、甘藷(かんしょ)とも言われ、仲間にはアサガオヨウサイ(アサガオ菜)があります。品種は、ベニアズマで0.5a栽培しました。
 サツマイモは、繁殖能力が大変高い上に窒素固定ができ、痩せた土地でも育つため初心者でも比較的育てやすく、江戸時代以降飢饉対策として広く栽培されています。 全国の主産地は、鹿児島県茨城県千葉県宮崎県徳島県です。とりわけ鹿児島県は、全国の4割を占めています。サツマイモは、水はけの良い火山灰を含んだ土地が栽培に適しますが、そのような土壌が広がっており、またサツマイモは地上に実を付ける作物ではないため、比較的風害にも強い作物で台風に強いという点が他の作物よりも有利だったことが挙げられます。

9月29日 東御市立滋野小学校の児童が農業体験を行いました

 
   
   
  東御市立滋野小学校の2年生48名が児童等農業体験研修を受けに来校しました。
 果樹園の見学とリンゴ(シナノドルチェ)、ナシ(豊水)、プルーン(サンプルーン、くらしま)の収穫体験をしていただいた他、研修用のトラクターにも触れていただきましたが、行列ができるほどの人気でした。
 なお、平成24年度児童等農業体験研修に詳しい内容は、こちらをクリック願います。

 

9月28日 野生きのこの保存方法と調理方法について学びました

 
   
   

講師は、5月11日の山菜研修に引き続き、山菜と野生きのこの専門家である御代田町在住の市村道喜さんに依頼しました。
 保存方法については、「塩漬け」、「乾燥」、「冷凍」の3種類があり、実際に現物を見させていただき技術を学びました。調理方法は、保存の種類別にきのこご飯、きのこ汁、佃煮について学びました。また、実際に「ショウゲンジ」、「ハツタケ」、「アミタケ」、「ハナイグチ」、「クギタケ」、「ヒラタケ」、「シモフリシメジ」、「タマゴタケ」等を使用したきのこ飯、きのこ汁、きのこの佃煮海苔風味、きのこサラダの野生きのこの料理と山椒味噌、菊飯、キャラぶきの農産加工品を研修生全員が食べて学びました。特に、よくある失敗事例としてきのこご飯は炊き込みで作る方がいますが風味が無くなってしまうため、本来の味を楽しむために混ぜ込みにした方が良いと具体的に教わりました。 今年も野生きのこの本格的な発生時期を迎えていますが、自然に親しみ森林からの恵みを利用することも農村生活では大切であると改めて実感しました。

9月28日 研修生が大型トラクターの操作方法を学びました

 

本日は、大型特殊(農耕車)免許を取得していない研修生を対象に操作レバーの説明、大型トラクターの始動時や走行時の注意等基本操作方法について学びました。
  自動車と大きく違う点は、フットブレーキは右と左の車輪を別々に掛けるようにペダルが右と左の2つに別れており、また変速レバーが主変速と副変速に別れています。そして、アクセルが手動と足踏みと2つありエンジン回転数が独立で制御できます。
 感想は、トラクターは目線が高いため最初は怖かったが、慣れると思いのほか楽しかったとのことでした。

9月28日 自己ほ場巡回検討会を行いました

 

朝夕日毎に涼しくなり、秋の気配が次第に濃くなってきました。そのため、研修生の自己ほ場の果菜類は、そろそろ終盤の時期となりトマトやナス、きゅうりの花が寒さにより落ち始めました。
そこで、果菜類をできるだけ長く収穫を行うため、次の事項を全員で確認し合いました。(1)昼間は生育適温の25℃前後にして夜間は10℃以上を確保する、(2)かん水は土壌と植物体を必ず確認しやりすぎて湿害にならないよう注意する、(3)光適応性が強いため黄化した古い葉、下葉、病気の葉から適宜取り除き、またふところ枝を除去する、(4)果実の着果負担で草勢を弱めないため取り残しがないようこまめに収穫し、変形果などは早めに取り除くことです。

9月26日 稲刈りの実習を行いました

 
   
   

本日収穫した品種は、「もちひかり」という名称の糯米です。
 稲刈りは、「手刈り」と「バインダー」による実習を行いました。大半の研修生は、初めて稲刈りをしたため最初は慣れない手つきでしたが、直ぐに慣れ手刈りでは「ザクッザクッ」とリズム良く刈り取り、刈り取った稲を束にして数本の稲わらでくるりと回して簡単に束ねていました。また、バインダーの操作も交代で全員が行いスムーズに刈り取りをしていました。近年は、稲刈りから脱穀までの作業を一貫して行えるコンバインが普及していますが、各作業を実習することにより稲作の基本を学ぶことができます。
 周辺の農家も稲刈りが最盛期であり、また最近残暑から一転し朝夕涼しくなり本格的な秋の深まりを感じる時期となりました。
 今後の作業は、数週間稲架(はぜ)にかけて天日干しをしてから脱穀の研修を行います。また、コシヒカリを栽培している他の水田ではコンバイン実習を行います。

9月23日 アグリターン農業研修入門コース第3回2日目

 
   
 

午前中は、りんご「つがる」となし「幸水」の収穫と、りんご「千秋」(昔懐かしの品種です)の着色管理作業をし、その後、プルーン「くらしまプルーン」とぶどう「安芸クイーン」などを試食しました。やはりもぎたて果実はジューシーで美味しいという感想が多かったです。
 午後は、佐久市のこまがた直売所に行き、土屋組合長から直売所の取組についてお話を伺いました。その後、店内で買い物もしました。たくさん買い込んでいる参加者もいました。
 予定どおりの作業ができませんでしたが、天候に左右されるのが農業ということも体験できた2日間でした。

9月22日 アグリターン農業研修入門コース第3回1日目

 
   
   

最初に佐久地区の郷土料理の話を聞き、フナの甘露煮を試食しました。「生臭くなくて美味しい」「ビールが欲しいね」などの感想が聞かれました。
 午前と午後の一部は、果菜類(トマト、ミニトマト、なす、ピーマン、きゅうり)、ネギの収穫と大根の間引き作業をしました。多種類の野菜の収穫を体験することができました。
 今回のメイン体験として予定していた稲刈りが、台風による前日までの大雨により予定どおりの実施ができず、お米に関する講義と、機械庫でいろいろな農業機械を見ながらの説明に振り替えました。皆さん稲刈りを楽しみにしていたようですが、機械の説明にも興味津々で聞いていました。やはり「この機械はいくらくらいするんですか?」という質問が多く、答えを聞く度に驚きとため息・・・という感じでした。
その後、初めての参加者は就農コーディネーターによる就農相談を行いました。

9月22日 佐久地域の郷土食「鮒(ふな)の甘露煮」を学びました 

 
   
   

佐久地域では、秋に鮒を食べる文化があります。稲刈り前の9月は、卵から孵化して3~4ヶ月ほどのものが、地域のスーパーで生きている状態で販売されます。この地域は、海から遠いため貴重な蛋白源として昔から水田で鮒を養殖しています。鮒は動き回ることで除草効果があり、また、稲刈り時に鮒も同時に収穫できるため秋の風物詩となっています。。
 食べ方は、生きたままの鮒を水洗いし、鍋で調味料を煮立てたものにそのまま投入して2時間煮立てて、甘露煮にするのが一般的です。
 この郷土食を研修生に学んでいただくため、職員と一緒に昼食をとり交流を図りました。初めて食べた感想を研修生に聞くと「臭みが無く美味しかったです」とのことでした

9月22日 サニールージュの収穫実習を行いました

 
   
 今日は、果樹専攻の基礎研修生が「サニールージュ」の収穫実習を行いました。
 サニールージュは、昭和52年に果樹試験場安芸津支場において「ピオーネ」に「レッドパール」を交雑して育成された品種です。種が無く、果実の色は美しいルビー色で食味が良いです。子どもでも食べやすいひと口サイズで、家庭の食卓に気軽に取り入れられています。
 この他農業大学校研修部で栽培しているブドウでは、「ナガニパープル」、「安芸クイーン」、「巨峰」、「ピーオーネ」が収穫時期を迎えています。

9月20日 下仁田ネギを初収穫しました

 
   
 下仁田ネギは、群馬県甘楽郡下仁田町を中心に栽培される根深ネギの品種で、近隣である佐久地域でも栽培されています。特徴は、一本ネギで株分れが少なく、白根の長さ20cmあまりで直径は6cm~9cmのものもあり、他の同型品種に比べて白根が特に深く太いのが特徴です。
  一般的には、白いところを食べ青い部分は堅いためあまり食べません。また、生では辛味が強いですが、熱を通すと甘くなりその特有の風味ととろりとした食感になります。
 これから11月上旬まで各種体験研修や実習で徐々に収穫を行います。

9月16日 秋野菜の間引きを行いました

 
   

本日は、秋野菜の代表である大根、蕪、野沢菜の間引きと土寄せの実習を行いました。
 間引きの目的は、(1)種子は全部発芽しないために基準株数の数倍播種するのが普通であるがこのままでは過繁茂になるため、間引きによって適正な間隔にする、(2) 病害虫やその他の生育障がいの苗を除く、(3)遺伝的あるいは生理的に不良な苗を除くことです。また、土寄せは、株間の土を作物の株元にかける作業で台風等強風があっても倒れにくくし、また根の張りを良くすることを目的に行います。
 なお、本日実習した秋野菜の一部は11月12日に予定しています「農大祭」で販売する計画です。

9月14日 農業気象学(第2回)の講義を行いました

 
   
  講師は、長野地方気象台で勤務されていた須田弘文氏に5月に引き続き依頼し、農業気象学の講義を行いました。
 農業を営む上では、天候不順や台風などの天候リスクに対応しなければなりません。特に、近年地球温暖化現象の影響と思われる異常気象が全国各地で発生し、多くの災害が発生しているため、気象情報を随時得て気候変動に適応した技術対応を行うことは不可欠になります。9月は、太平洋高気圧の勢力が弱まってくるため、台風が日本に上陸する頻度が多くなる時期です。また、秋雨前線上に台風の温かく湿った空気が入り込み大雨を降らすこともあります。過去の気象災害を教訓に気象情報はこまめにチェックするよう心がけたいです。

9月14日 長野市新規就農者支援事業説明会を行いました

 
   
 今回は、基礎研修生の希望により長野市役所産業振興部農政課の担当の方にお越しいただき、説明を受けました。
【主な支援内容】
(1)研修費助成【新規参入者】最長3年間
  月額2万5千円から10万円以内※金額の算出は、条件により2万5千円に次の金額を加算されます。研修のため新たに住居を必要とする場合3万5千円、長野県農業担い手育成基金の研修費助成を受けられない場合4万円。
(2)営農資金助成【新規参入者】就農から2年間
 月額10万円
(3)その他
 住宅・農地の情報提供、栽培指導、農業機械取得補助などの支援 

9月13日 第3回農業機械利用技能研修「けん引(農耕車)」に研修生が参加しました

 
   

今回の研修は、農業大学校と八ヶ岳中央農業実践大学校の学生が中心に20名の方が参加しました。9月13日から15日まで実技を中心に研修を受け、最終日の16日に試験を受けます。
 この参加者の中で、希望した基礎研修生1名が参加しました。初日の感想は、けん引車は大型タラクター単体で走行するのと違い独特な動きをするため早く運転の感覚をつかみ、また方向変換のバックで折り過ぎず、そして左折時に大回りをしないことに注意したいとのことでした。

9月9日 マルチの片付け実習を行いました 

 
   
   

 マルチは、様々な種類があります。スイートコーン20aと人参1aのほ場では、「白黒マルチ」という種類を使用しましたが、全て収穫が終わったためこのマルチの片づけ実習を行いました。白黒マルチの主な効果は、(1)雑草の繁茂を押さえる、(2)高温期の地温の上昇を抑える、(3)土壌水分の変動を少なくし生育が安定することです。
 また、マルチの片づけ以外にスイートコーンの茎や葉等の残渣は豊富な有機物であるため、土づくりを目的に畑にすき込みました。そのため、チッパーを用いて残渣を細かくする作業の体験も行いました。
 片付け作業は、ほぼ1日行いましたが今年の栽培の反省を行ったり、秋の訪れを告げる虫の鳴き声を楽しむことができました。

 

9月8日 農業機械利用技術向上研修(刈払機操作研修)を行いました

 
   
   
 今回の研修は、2名の農業者が受講しました。
 刈払機は、回転刃が非常に高速で回転するため、刈払い作業には細心の注意を要します。操作は、刈刃を右から左へ振るときに草を刈り、右へ戻すときには刈らないようにするのが基本になります。また、刈刃で跳ね上げられた砂利やコンクリート、刈刃の破片等が眼に当たると失明する恐れがあるため、必ず保護眼鏡を使用するようにしましょう。更に手に振動を伝えにくくする防振手袋も使用しましょう。
 講義終了後は、実際に受講者が実技を行い、研修修了間際には慣れた手つきで操作していました。

9月8日 研修生の秋野菜の生育は順調です

 
   
   

今日は、「白露」です。野にはススキの穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられます。朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める時期となりました。
 研修生のハクサイ、キャベツ、レタス、大根、かぶ、漬け菜は、順調に生育しています。前作のスイートコーンやスイカ等の片付けがほぼ終わり、自己ほ場は大分様変わりしました。

9月5日 ダリアの定植を行いました

 
   

 ダリアは、キク科ダリア族の多年生草本植物の総称です。和名は、テンジクボタンと呼ばれ、夏から秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色と咲き方が特徴です。 
 今回定植しました品種は、「黒蝶」という品種で、魅惑的なワインレッドの濃い花色で花径が15~20cmにもなる大輪系です。研修生が農業大学校での研修が終了する11月下旬頃開花の予定です。

9月5日 ナスの草丈が2m30cmを超えました

 
   
   

ナスの草丈は、千両2号の場合通常1m80cm程ですが、アグリターン研修用ハウスで栽培しているナスが2m30cmを超え、研修生の中で話題となっています。
 「秋ナスは嫁に食わすな」(西日本:秋ナスビは嫁に食わすな)ということわざの意味は、嫁には美味しいナスを食べさせるのはもったいない、秋ナスは体を冷やすから大切な嫁に食べさせるな、秋ナスは種が少ないので子種ができなくなるから食べるなというの3説があります。いずれにしても秋ナスは、肉質が緻密になって美味しさもより濃厚になりますので、いつまで生長し続けるか楽しみです。

9月2日 秋野菜の講義を行いました 

 
   

 朝夕日毎に涼しくなり、いよいよ秋野菜の播種や定植をする時期になりました。そのため、「かぶ、大根、野沢菜、春菊、小松菜」の栽培技術を中心に講義を行いました。
 秋野菜は、春まき野菜に比べて播種や定植の適期の幅が狭く、わずかな播種期の差で収穫期が大きく変わります。また、地域での適期より早く播種や定植をすると害虫の被害を受ける割合が高くなります。そして、品目別の栽培技術の説明以外にこれから台風のシーズンになるため、(1)速やかに排水できるように側溝や排水路の整備を行っておく、(2)湛水しやすい圃場は畑の周囲に排水溝を設置し早期排水に努めることと強風により作物体が傷つき病原菌が侵入しやすくなるため、直ちに銅剤等殺菌剤を散布することの必要性についても説明を行いました。

お問い合わせ

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電話番号:026-278-5211

ファックス:026-261-2121

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