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更新日:2018年4月3日

メールマガジン教育ながの/vol.580

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      ★☆ 教育ながの  Vol.580 ☆★

長野県教育委員会メールマガジン

-平成23年(2011年) 4月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2011/3/18発行◆◇

 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震で被災された方々には、
心からお見舞い申し上げます。
地震に関する情報及び県の対応等の情報については、こちらのホー
ムページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kikikan/23jishinjoho.htm

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 ●ひろば
  ○お母さん、一緒に悩んで、前進しましょう
        長野県教育委員会 参事兼心の支援室長 町田暁世
 
 ●特集
  ○平成23年度長野県教育委員会予算と主な施策について
  ○中学校1年生における30人規模学級編制について

 ●今、学校では
  ○「おのおの方、参られよ~~っ!」
      東御市立祢津小学校歌舞伎クラブの活躍
    
 [特色あるクラブ活動シリーズ]
  ○須坂園芸高校造園クラブについて
 
 ●ご存知でしたか
○「学校保健安全法にみる地域関係機関等と連携した健康教育の
取組」について

 ●お知らせ
  ○県立長野図書館 祝日開館のお知らせ
  ○第17回「おはなしフェスティバル」の開催
  ○平成23年度高等学校卒業程度認定試験の受験案内
  ○長野県埋蔵文化財センター速報展「長野県の遺跡発掘2011」


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【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。

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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆★ お母さん、一緒に悩んで、前進しましょう ★☆★
        長野県教育委員会 参事兼心の支援室長 町田暁世
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 県内のお医者さんと懇談したとき、驚くべき話を聞きました。「思春
期を飛ばす薬を処方してください」「反抗期を抑える薬をください」と
いう要求が母親からあると。苦労しないで子育てをしようと考えている
のでしょうか。これは間違った考えだと大声で知らせます。子どもの生
育に大きな影響があるからです。

最近の相談事例からお母さんたちの「こまり感」「あせり感」「悲壮
感」を想像すると、次の三つの傾向が浮かんできます。

 1 子どもの悲しみや苦しみを受けとめると、それが自分自身の問題
   と変わり自分が傷ついたと考えてしまう(生育課題)
 2 家族間、特に夫とじっくり相談する例が極めて少なく、子育ての
   連帯感が共有されず、解決方法を話し合っていない(家族課題)
 3 相談機関へは、「事実・責任の究明」で共感を求め、次に「相手
   を処罰・排除する」ことが最大最善の解決と考え、未来へ踏み出
   さない(思考課題)

 この背景には「孤立」したお母さん像があり、原因を探して他罰的に
責めるという「意識が過去に向いている状態」と言えます。子どもの心
や成長過程は単純な物理的現象ではないので問題の原因はほとんど特定
できません。お母さんの言葉や態度は環境そのものであり、子どもには
圧倒的な影響力があります。
 思春期の失敗・悲しみ・怒り・焦りなどは子ども本人が感じるべきも
のであり、経験すべきハードルです。それを簡単に薬でとりのぞき、無
経験状態をつくるのは、体験を先送りして後に大きな発達課題をおこす
ことにつながります。   
 ひとりで悩まないで周りの人に相談し、一緒に悩み、手をつないで未
来に向けた解決に向かいましょう。

  
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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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●○ 平成23年度長野県教育委員会予算と主な施策について ●○
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 教育委員会所管の平成23年度当初予算の総額は、1,893億9,891万4千円
で、県予算全体の22.4%を占めており、退職手当の増加等に伴う人件費
の増や、高校再編に伴う校舎建設工事等による建設費の増により、前年
度に比べ32億1,171万2千円の増、対前年度比101.7%となっています。
 以下、平成23年度の主要な施策についてご説明します。


【確かな学力と豊かな人間性・社会性を育む学校教育の充実】

◆ 長野県教育振興基本計画策定事業
 教育行政を取り巻く課題について専門的な検討を行うとともに、関係
機関・団体等の意見を踏まえつつ、新たな長野県教育振興基本計画を策
定します。                    【465万5千円】

◆ 活用方法選択型教員配置事業(選択型こまやか教育プラン)
 市町村教育委員会や学校現場の判断で活用方法を選択できる教員配置
を行うことにより、児童・生徒一人ひとりに応じたきめ細かい支援・指
導を行い、学習習慣の確立と基礎学力の定着を図ります。
 新年度は、中学校1年生において、「少人数学習集団編成」との選択
制による「30人規模学級編制」を実施します。   【45億3,390万円】

◆ 高等学校施設整備事業
 高校再編及び中高一貫校の設置に伴う施設整備として、3校について
建設工事、4校について地盤調査を実施するほか、老朽化している校舎
や体育施設7校8棟の改築を計画的に行います。  【22億621万8千円】

◆ 特別支援教育充実事業
 特別支援学校の児童・生徒一人ひとりの障害や発達の状況等に応じた
学校教育を推進するため、教員を32人増員するとともに、分教室開設に
向けた準備を行うほか、県下初となる市立の特別支援学校に教員を配置
するなど、障害のある子どもも、ない子どもも、地域で豊かに学ぶこと
ができる教育環境の整備を進めます。      【1億8,096万2千円】

◆ 長野地区特別支援学校再編整備事業
 平成25年4月の新校舎開校に向け、長野ろう学校の改築と、同じ校舎
内に長野養護学校三輪校舎を新設するための建築工事等を行います。
          【7億4,847万円】

◆ 発達障害児等総合支援事業
 発達障害に関する教職員のスキルアップなど学校における支援力の向
上を図るとともに、15人の「発達障害支援専門員」を地域の支援組織内
に配置することにより、地域の組織や人材を活用した地域における支援
体制を構築していきます。            【4,933万7千円】

◆ 学力向上推進プログラム構築事業
 各学校が学力向上の明確な目標を立て、その達成に向けて指導方法の
改善や教員の指導力・力量の向上に取り組むなど、客観的なデータに基
づく「目標達成型」の学力向上を推進します。
・全国学力・学習状況調査希望利用採点・集計補助
・教員の指導力・力量向上研修
・学力向上のためのPDCAサイクルづくり支援
・単元問題・チャレンジテスト作成
・理数教育伸長支援              【2,643万7千円】

◆ キャリア教育推進事業
 小・中・高における一貫したキャリア教育の体系的指導の検討や、地
域・保護者・企業が学校を支える仕組みなどを備えた「長野県キャリア
教育ガイドライン」を策定するほか、就業体験や企業・大学等と連携し
た取組を通してキャリア教育の充実を図ります。   【487万6千円】

◆ 就職活動支援事業
 企業等で人事や労務を経験した就職活動支援員28人を県立高校に配置
し、近隣校を含め、企業の求人開拓や支援員の実体験に基づく就職相談
を行い、高校生の就職活動を支援します。     【4,943万7千円】

◆ 「笑顔で登校」支援事業補助金
 市町村教育委員会が自ら地域の抱える問題の改善のために計画する事
業のうち、不登校対策に特に効果を発揮すると考えられる事業や県全体
への波及効果が期待できる事業等に支援します。    【3,000万円】


◆ かがやけ信州っ子体力アップ事業
全学校における体力テストの実施や「1校1運動」の実施などを通じて
体力向上への意識を醸成し、学校・家庭・地域が連携して子どもが自発
的に運動量を増やす環境整備を行うことにより、体力の向上を図ります。
                         【760万6千円】


【生涯を通じた学びや育ちの環境づくり】

◆ 地域で支える学校サポート事業
 地域住民等が学校教育活動を支援し、学校・家庭・地域が連携協力す
る学校サポートづくりの取組を推進することにより、地域の教育力の向
上を図ります。              【19万6千円】


【生活を彩る文化芸術の振興】

◆ 文化財保存修理及び防災事業
 国及び県指定等の文化財の保存修理、防災対策を支援することにより
文化財の保護・活用を図り、後世への継承を推進します。【4,500万円】


【豊かなスポーツライフの実現】

◆ 総合型地域スポーツクラブ活動推進事業
 総合型地域スポーツクラブの活動を支援し、県民一人ひとりの生涯に
わたる豊かなスポーツライフの実現と、活力ある地域社会の形成を目指
します。                   【212万3千円】

◆ 北信越国民体育大会の開催
 県下18市町において開催される北信越国民体育大会に必要な設備費用
を競技団体等に助成するとともに、実行委員会に対して必要な経費を交
付することにより、円滑な大会運営を図ります。 【2,000万円】


 学校において教師がしっかりと子どもたちと向き合うことができるよ
う、また地域や家庭との連携を通じて社会全体の教育力が向上するよう、
「明日を担い未来を拓く人づくり」を目指し施策を推進します。

◆◆ 平成23年度当初予算の概要について
  http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/yosan/23/yosanan/23yosanan.htm

■ お問い合わせ
  教育総務課 経理係
TEL 026-235-7422 FAX 026-235-7487 
下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。


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●○ 中学校1年生における30人規模学級編制について ●○
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 小学校では、平成14年度から段階的に導入し、平成21年度から完全実
施している30人規模(35人基準)学級編制を中学校に導入することにつ
いて、保護者、学校などからたくさんの要望をいただいておりましたが、
平成23年度から、中学校1年生を対象に、少人数学習集団編成と30人規
模学級編制とを学校、市町村教育委員会の判断による選択制で実施する
こととしました。

 この事業の目的は、生活集団である学級の生徒数を少なくすることで、
教師が子どもと向き合う時間を確保し、県が直面している重要課題であ
る中1ギャップへの対応、学力の向上や近年増加している発達障害のあ
る生徒への対応など、一人ひとりに応じたきめ細かい支援・指導の充実
を図るものです。

 具体的には、30人規模学級編制による1クラス増に伴い、授業時間数
が増加しても、既に少人数学習集団編成で配置されている英語と数学の
教員を活用して対応可能である場合と、新たに教員を配置しないと対応
が困難な場合があることから、対応困難な学校に教員を1名増員配置し
て、30人規模学級編制を選択できるようにする仕組みとなっています。

 対象校70校のうち46校が選択する見込み(23.3.1現在)ですが、教員
を単に配置するだけで成果が上がるものではありませんので、併せて教
員の意識改革と指導力の一層の向上を図っていくとともに、県教育委員
会としても成果が上がるよう支援していくこととしています。

 なお、2年・3年生への導入は、順次拡充していくことが望ましいとは
考えていますが、多額の財政負担を伴うとともに教室等の整備の問題も
あることから、中学校1年生への導入成果をしっかりと検証しつつ、慎
重に検討していきたいと考えています。

 また、来年度、国では、小学校1年生の35人以下学級を制度化するこ
ととしていますが、次年度以降の学年進行による導入については、学校
を取り巻く状況や国や地方の財政状況等を勘案しつつ検討するとしてい
ることから、この動きにも注視してまいりたいと考えています。

◆◆ 詳しくは、以下のホームページ「平成23年度当初予算案の概要
  (53ページ)」を参考に御覧ください。
  http://www.pref.nagano.lg.jp/soumu/zaisei/yosan/tousho/h23/02%20gaiyo.pdf

 
■ お問い合わせ
  義務教育課 総務助成係または管理係
  TEL 026-235-7424(総務助成係) 026-235-7426(管理係)
  FAX 026-235-7494
 

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■ 東北地方太平洋沖地震で被災した地域の生徒の長野県立高等学校へ
  の転入学の受け入れについて柔軟に対応することとしました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/koukou/tennnyuugaku230316.pdf
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■ 個性豊かな作品をみんなに-2011-3月・4月の壁紙(カレンダー)
  を作成しました
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/jiritsu/kabe.htm
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■ 第921回長野県教育委員会定例会を開催しました。(3月18日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/921/921.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆  「おのおの方、参られよ~~っ!」  ☆★
     東御(とうみ)市立祢津(ねつ)小学校歌舞伎クラブの活躍
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 東御市祢津地区にはたくさんの宝物があります。

 西宮地区の祢津建事(ねつたてごと)神社には文化十三年(1816年)に
造られ現在も使用出来る、日本最古と言われているまわし舞台。そして、
その翌年に建立された東町の日吉(ひよし)神社に建つまわし舞台。西
宮の舞台では七年に一度、御柱年に歌舞伎公演を行います。東町には東
町歌舞伎保存会があり、毎年4月29日(昭和の日)に定期公演を行って
います。この歴史は大変古く、寛永四年(1751)の頃から当地で歌舞伎
が演じられていた記録が残っており、有形民俗文化財となっています。
23年の演目は「奥州安達ヶ原三段目」です。

 さて、この東町歌舞伎保存会の中に「子ども育成部」があり、私たち
の歌舞伎クラブは大変お世話になっています。クラブの創立は1998年。
以来、育成部指導者の方々にセリフの言い回しや芝居のあらゆることを
教えて頂いてきました。クラブの演目レパートリーも6つになりました。
 
 平成23年4月29日には「忠臣蔵」を上演します。これは22年度のメン
バーで練習し、昨年の秋・冬に地域の文化祭や校内発表したものですが、
その集大成が東町歌舞伎公演となります。主君浅野内匠頭の敵、吉良上
野介を討とうとする大石内蔵助以下赤穂浪士。今回は第1場「喧嘩場」、
第2場「朝野切腹」、第3場「一力茶屋」、第4場「討ち入り」を演じま
す。我が歌舞伎クラブの熱演をぜひともご覧ください。

 「おのおの方、いざ、討~ち~入~り~!」

◆◆ 祢津小学校ホームページ  祢津東町歌舞伎
  http://www.netsu-es.com/mt/mt-search.cgi?search=%E6%AD%8C%E8%88%9E%E4%BC%8E&IncludeBlogs=1

■ お問い合わせ
  東御市立祢津小学校
  〒389-0506 東御市祢津1009番地
  TEL 0268-62-0254 FAX 0268-62-4802


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★☆  須坂園芸高校造園クラブについて  ☆★
            須坂園芸高校造園クラブ顧問 西澤 国之
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 本年度(平成22年度)、造園クラブ員は24名(部長3年鈴木幸)です。
 8年前から年に約20回、学校から約1kmの位置にある須坂市臥竜公園
へ出かけて、全国的にも有名な「根上がり松」を守る活動、同公園竜ヶ
池周辺の260本を超えるソメイヨシノの樹勢回復作業などに取り組んでき
ました。また、同公園の植生調査を行い、樹木ガイドブックを作成し、
大正15年に本多静六博士が設計した臥竜公園設計図を参考にして、環境
に配慮したランドスケープの提案も行ってきました。

 本年度はこれまでの活動をまとめた「臥竜公園緑化プラン」を、第21
回「緑の環境デザイン賞」(主催:財団法人都市緑化基金・第一生命保
険株式会社)に応募したところ、全国応募24作品から特別賞5作品の中に
選ばれ、『緑化大賞』を受賞しました。全国からは自治体、法人からの
応募が多く、高校生グループでは初受賞となります。副賞として、応募
する際に提出した工事見積書に従い、工事費用約634万円を頂くことがで
きました。この副賞は須坂市と協定書を取りかわし、受賞した緑化プラ
ンをもとに、全額、地域で親しまれてきた臥竜公園の環境整備に役立て
ます。現在、実施設計書類を整えて、須坂市による入札も終わり、3月ま
で緑化プランに従って工事がすすめられています。このプランは、夏期
休業中に集中的に作成しました。臥竜公園竜ヶ池西側のソメイヨシノの
樹勢回復を図るため、診断書を作成しました。生徒は、猛暑の中で細か
い調査項目を、1本ずつ根気よく調べました。緑化プランでは、樹勢回復
が困難なソメイヨシノを伐採し、新たに5本のシダレザクラの植栽を提案
しています。その他にも、紅葉の美しいモミジ谷の形成、園路に自生種
であるヤマツツジの景観の場を設けるなど、6項目にわたる臥竜公園緑化
プラン図を作成しました。

 また、生徒達は臥竜公園の美しい自然植生から学んだ体験を生かして、
第12回国際バラとガーデニングショウコンテスト入賞(会場:埼玉県西
部ドーム球場)、第37回全国造園デザインコンクール6年連続文部科学大
臣賞受賞等、多くの成果が得られました。本校は、ひたむきに誠実に取
り組める生徒が多いことが特徴です。造園クラブが今後も好きな造園を
とことん追求できる場となるよう、指導を継続していきたいと思います。

■ お問い合わせ
  長野県須坂園芸高等学校
 〒382-0097 長野県須坂市大字須坂1616番地
  TEL 026-245-0103 FAX 026-251-2350


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★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆★  「学校保健安全法にみる地域関係機関等と連携した
               健康教育の取組」について  ★☆★ 
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 平成21年4月に施行された学校保健安全法では第10条に「地域の医療
機関等との連携」について示されています。これは救急処置・健康相談
・保健指導を行う際、地域の医療機関その他の関係機関などとの連携を
図ることを意図しています。

 学校において、地域関係機関と連携して健康づくりを推進する組織と
しては学校保健委員会があります。
 学校保健委員会は、昭和33年の学校保健法等の施行に伴う文部省の通
知において、学校保健計画に規定すべき事項として位置付けられ、その
後の各答申等においても設置の促進と運営の強化について提言されてき
ました。しかし、計画的かつ積極的に開催し、健康課題の解決に役立て
ている学校がある反面、設置されていてもほとんど開催されていない学
校も残念ながらあります。
 学校保健委員会が、学校保健活動の中心として機能するだけでなく、
学校、家庭、地域の関係機関などの連携による効果的な保健活動につな
がるよう、その活性化を図っていくことが大切です。

 今回は、学校保健委員会を充分に機能させ、地域関係機関等と連携し
た健康教育に積極的に取り組んでいるとして、平成22年度の日本学校保
健会「健康教育推進学校最優秀校」に選ばれた小海町立北牧小学校の事
例を紹介しますので、学校保健委員会を活性化し、健康づくり推進の参
考にしていただきたいと思います。

 北牧小学校の健康教育は、自分の体や心を大切にできる子どもをめざ
し、学んだ知識を基に自分の生活を見つめながら、改善点を自己選択し、
行動実践により生涯の健康づくりの習慣化を図ることを目標としており、
平成17年から「早寝 早起き 朝ごはん 歯みがき ハンカチ 朝うん
ち」をスローガンに掲げ、「学校に登校するまでの朝の基本的生活習慣
の確立に向けての取組」に力を入れています。
 子どもたちが、検診結果や生活実態調査から自らの健康課題を見つけ
出し、課題解決に向かって行動を自己決定し、体重測定後の体の学習等
により知識を得ながら、自らの生活改善に向け年間通して実践できるよ
う計画を進めています。

 また、学校保健委員会のメンバーをPTAの代表と学校・校医のみの構
成から、平成18年度から年度ごとに増やし、町関係者(教育委員長、教
育長、保健師2名、管理栄養士、主任児童民生委員、学校評議員)の他
地区医療関係機関(佐久総合病院健康管理部・佐久総合病院小海分院)、
慶応大学や国立栄養研究所から委員を選出しています。21年度から児童
も参加し、22年度は佐久保健福祉事務所保健師もメンバーになっていま
す。
 そして、保健指導として体重測定と体の学習、健康学習会、学校保健
委員会の時間を確保し、子どもたちの学びが、家庭・地域・大学等外部
関係機関と課題を共有し、協力・連携が図れるよう学校保健計画を作成
しています。前年度の反省と生活実態から、次年度の目標設定を行なっ
ていく指導の積み重ねを毎年続け、21,22年度は、クラス健康目標設定
による取組とし、個から集団という仲間づくりも行いながら将来の生活
習慣形成・自己健康管理の育成を目指しています。


◆◆ 詳しくは、下記の北牧小学校ホームページをご覧ください。
  http://www.koumi-town.jp/kitamaki-es/saiyusyukou.html

■ お問い合わせ
  保健厚生課 保健・安全係
  TEL 026-235-7444 FAX 026-234-5169
 


   ┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
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 ●○ 県立長野図書館 祝日開館のお知らせ ●○
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 県立長野図書館では、これまで祝日(「国民の祝日に関する法律」に
規定する「国民の祝日」)は休館としてまいりましたが、平成23年度か
ら一部の祝日を開館することになりましたので、ご利用ください。

◆ 開館する祝日
   年末年始及び月曜日を除く祝日
  (祝日が月曜日に当たる場合は、今までどおり休館します。)
 
◆ 祝日の開館時間
   午前9時から午後5時まで(土曜日、日曜日と同じです。)

◆ 開館カレンダー
   http://www.library.pref.nagano.jp/calendar_year.htm


■ お問い合わせ
  県立長野図書館 資料情報課(〒380-0928長野市若里1-1-4)
  TEL 026-228-4921
  FAX 026-291-6252

ホームページ http://www.library.pref.nagano.jp/

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 ●○ 第17回「おはなしフェスティバル」を開催します ●○
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 県立長野図書館では長野県PTA親子読書推進の会と共催で、4月23
日の「子ども読書の日」にあわせて「おはなしフェスティバル」を開催
します。
 入場無料で、県内のボランティアグループの皆さんによる読み聞かせ、
人形劇、紙芝居などが楽しめます。
 当館ホームページにチラシとプログラムが掲載されています。
 お子様といっしょにぜひお越しください。

◆ 日時  4月22日(金) 10:30~12:00
             (13:15~14:30ボランティア交流会)
      4月23日(土) 10:30~12:00 13:00~15:00
      4月24日(日) 10:30~12:00 13:00~15:00

◆ 会場  県立長野図書館 1階 視聴覚室

◆ 内容  読み聞かせ、語り、人形劇、紙芝居、パネルシアター、
      折り紙など

◆ プログラム
  http://www.library.pref.nagano.jp/news/osirase.htm#ohanashifes

■ お問い合わせ
  県立長野図書館 企画協力課(〒380-0928長野市若里1-1-4)
  TEL 026-228-4939
  FAX 026-291-6252

ホームページ http://www.library.pref.nagano.jp/

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  ●○ 平成23年度高等学校卒業程度認定試験の受験案内 ●○
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 高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で高等学校を卒業できなか
った人などの学力を評価し、高等学校卒業と同等以上の学力があるかど
うか認定するために行われる試験です。
 本年は8月と11月の2回、全国一斉に実施されます。

◆ 高等学校卒業程度認定試験期日
 ○【第1回】
  平成23年8月3日(水)・4日(木)
  会場 Mウイング(松本市中央1丁目18番1号)
 ○【第2回】
  平成23年11月19日(土)・20日(日)
  会場 長野県社会福祉総合センター(長野市若里7丁目1番7号)

◆ 出願方法
  受験案内に同封の願書、封筒により文部科学省に直接提出

◆ 受験案内(願書)配布開始日
 ○【第1回】
   平成23年4月11日(月)
 ○【第2回】
  平成23年7月25日(月)

◆ 受験案内の入手方法
 ○県機関の窓口で配布(県庁受付、教育事務所総務課、地方事務所地
  域政策課)
  (配布時間 月曜~金曜の午前8時30分から午後5時15分まで)
 ○パソコン及び携帯電話(インターネット)で請求する場合
  下記URLにアクセスし、画面に従って必要事項を入力
  http://shingaku.telemail.jp/kounin/
 ○電話で請求する場合
  下記の番号に電話をし、資料請求番号を入力
  電話番号 050-8601-0101
資料請求番号 232100
  

◆ 願書受付期間
 ○【第1回】
  平成23年4月28日(木)~5月18日(水)(消印有効)
 ○【第2回】
  平成23年9月5日(月)~20日(火)(消印有効)

■ 認定試験の詳細・出願についてのお問い合わせ先
  文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課 認定試験第二係
電話 03-5253-4111(代表)(内線)2024・2643
ホームページ http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/index.htm


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 ●○ 長野県埋蔵文化財センター速報展
    「長野県の遺跡発掘2011」 ●○
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 平成22年度、(財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
で発掘調査をした県内各地の遺跡出土品をいち早く公開します。
 中野市千田遺跡の土偶のほか、弥生時代の墓に供えた赤い土器(佐久
市北裏遺跡群、西近津遺跡群ほか)、修復を終えた中世の漆器椀(千曲
市東條遺跡)、中世寺院の風景を色濃く残す五輪塔や木製祭祀具(佐久
市地家遺跡)など、信濃の歴史再考に迫る新発見資料を多数展示いたし
ます。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 開催中~5月15日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日、祝日の翌日
  (あんずまつり期間中の月曜日 4月4・11日は開館します。)

◆ 観覧料  
   区   分      常設展券
   大   人      300円(200円)
   高・大学生      150円(100円)
   小・中学生      70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 記念講演会・遺跡報告
  開催日時  4月24日(日) 午後1時半から午後3時半まで
  講演会   「土偶とは何か」
  講  師  國學院大學名誉教授 小林 達雄 氏
  遺跡報告  「縄文大集落と土偶(中野市千田遺跡)」

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」4月号をお届けします。
 千年に一度と言われる東北地方太平洋沖地震が発生し、自分の周りで
起きていること、報道機関を通じて知ること、まるで映画の中のことの
ようで信じられないことばかりが続いており、心の奥底での不安感がな
かなかおさまらない毎日が続いています。
 津波の恐ろしさは、信州に暮らすものにとっては想像しがたいものが
ありましたが、映像ではじわじわ押し寄せる津波は、自動車や家屋を軽
々と持ち上げ、押しつぶしてしまい、自然の猛威の前には人が作ったも
のがいかにもろいものかを改めて認識させられます。
 以前、業務でお世話になった消防団長が「水害は、絶対に逆らえない。
いかに逃げるかが重要だ。」といっていた言葉が思い起こされます。
 県内での河川が氾らんした時もごうごうとうねる波に非常に恐ろしさ
を感じましたが、水のうねりを見ていると、めまいを起こして倒れてし
まい、様子を見に行った人が流されるということがよく起こります。自
然の恐ろしさには、引くべきところは引いて逃げないと全く抵抗できな
いことを、今回の津波では思い知らされました。
 長野県でも東北地方太平洋沖地震 長野県災害対策支援本部が立ち上
がり、長野県として支援できることが検討され、逐次実施されていきま
す。被災地の一刻も早い復興が望まれます。(し)

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  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL 026-235-7423 Fax 026-235-7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.580  ▲△▲△▲△▲

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電話番号:026-235-7421

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