ホーム > メールマガジン教育ながの > 平成22年度 > メールマガジン教育ながの/vol.578

ここから本文です。

更新日:2018年4月3日

メールマガジン教育ながの/vol.578

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

      ★☆ 教育ながの  Vol.578 ☆★

長野県教育委員会メールマガジン

-平成23年(2011年) 2月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2011/1/21発行◆◇

  ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
■□┃H┃E┃A┃D┃-┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□
  ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛

 ●ひろば
  ○伊那谷のつぶやき
        長野県教育委員会 南信教育事務所長 松野 賢衛
 
●特集
  ○携帯電話についてのアンケート結果について

 ●今、学校では
  ○相撲を通して育てる心と身体  木曽町立上田小学校
    
 [特色あるクラブ活動シリーズ]
  ○諏訪清陵高校 生物部の活動について
 
 ●ご存知でしたか
○中高一貫教育について

 ●お知らせ
  ○長野県立高等学校通信課程4月入学生を募集します。
  ○第31回全国中学校スケート大会の開催について
  ○1月26日(水)は第57回文化財防火デーです。
  ○長野県立歴史館 冬季展「文字のちから
          -墨書土器から新聞の時代まで-」
  ○長野県立歴史館講座「信州ふれあい歴史講座」     
  ○長野県立歴史館講座「やさしい信濃の歴史講座」    ほか

…★……★……★……★……★……★……★……★……★……★……★
【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。

   ┏━━━━━━┓
★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ★☆★ 伊那谷のつぶやき ★☆★
        長野県教育委員会 南信教育事務所長 松野 賢衛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 年末から厳しい寒さが続いていますが、今日も仙丈ヶ岳は朝日を受け
眩しく輝いています。
 当所では、学校教育課の重点目標に「教育課程・日々の授業の改善に
つながる学校づくりへの支援」を掲げ、「連携・つながり」をキーワー
ドに教員の指導力向上や、悩み解消への取り組みを支援しているところ
です。
 学校現場の教員の資質向上と授業力の向上を目指して従来から「臨時
的任用教員研修会」の中で「模擬授業による授業づくり研修」を行なっ
ていますが、比較的経験の浅い教員の授業力向上をさらに図って学力向
上にも繋げていきたいと考え、当初計画になかった「授業づくり講座・
おいなんよ」を開催していますのでご参加ください。
 また、学校訪問の実際を通した指導主事の「スキルアップ研修」を行
い、指導主事自身の資質向上や専門性を高めながら学校現場の多様なニ
ーズに応えられるよう努めているところです。

★★ 親のつぶやき ★★
 伊那に引っ越してから3年余り。長男は2年生になりました。入学時は、
同じ小学校へ通う子が近くにおらず、ちゃんと通学できるか心配してい
ました。児童が多い道に出るまで、2、3日は夫婦交代で見送りました。
 ある日、息子が「お兄ちゃんと一緒に行った」と言いました。中学生
が「何年生?」「友だちできた?」と話しながら、小学校まで一緒に行
ってくれたようでした。中学の通学路からは、少し遠回りになるのに。
感心していると、次の日は「今度はお姉ちゃんと一緒に行った」と言う
ではありませんか。
 防犯ブザーを持って登校しなければならない時代に、感動するととも
に安心できました。素晴らしい生徒を育てている伊那の風土が気に入り
ました。お兄ちゃん、お姉ちゃん、本当にありがとう!(35歳・伊那市)
 この文は、4月の新聞の読者投稿欄に掲載されたものですが、時々思
い出し地域に心豊かな子どもたちが育っている学校も家庭も地域も頑張
っていると嬉しく感じ少し元気になることができます。

★★ 人ごとではない ★★
 12月に酒気帯び運転で教員が検挙される事案がありましたが、飲酒運
転や二日酔い運転の絶対禁止を再三呼びかけてきているだけに信じ難く
残念でなりません。
 飲酒運転は、自己破滅、生活・家庭崩壊となり、子どもたちや職場へ
の計り知れない悪影響があること、犯罪であることをもう一度しっかり
認識し、絶対しないことを誓いましょう。

★★ 三六災害から ★★
 今年は、記録的豪雨により伊那谷の各地に深い傷を残した三六災害
(昭和36年6月)から50年を迎えます。災害を振り返り防災対策などを
考えるイベント等も計画されていますが災害のない穏やかな年になりま
すことを祈ります。

■南信教育事務所ホームページ
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xkyouiku/nanshinkyo/
■飯田事務所ホームページ
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xkyouiku/iidakyou/index.htm

  
   ┏━━━━━━┓
★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
   ┗━━━━━━┛
--------------------------------------------------◇◆◇◆◇----
●○ 携帯電話についてのアンケート結果について ●○
----------------------------------------------------------------
 長野県教育委員会では、下記の内容で携帯電話に関するアンケートを
実施しました。その特徴的な点をご紹介します。なお、詳細は下記URL
をご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/917/917_9.pdf

 □ 調査時期  平成22年10月
 □ 調査対象及び抽出校    
    小学校8校(652名)、中学校10校(1,011名)、
    高等学校12校(1,199名)

1 携帯電話の所持について
 ○20年度調査と比較すると、小学生、中学生の所持率は減少した。
  高校生の所持率に大きな変化はない。
 ◆平成22年度所持率(カッコ内は20年度)
   小6…13.6%(17.0%) 中3…25.6%(42.7%)
   高3…98.7%(96.2%) 
 ○「自分専用」の携帯電話を持つ者の割合は、小学6年生から中学1年
  生で約3倍(4.7%→14.1%)、中学3年生から高校1年生で、約5倍
  (20.3%→97.4%)に増える。

2 よく使用する機能 (所持している児童生徒のうち 複数回答) 
 ○小学生は「電話」、中学生、高校生は、「メール」の利用が多い。
  ◆電 話   小学生…63.7% 中学生…46.4% 高校生…35.7%
  ◆メール   小学生…34.5% 中学生…80.0% 高校生…81.7%
◆情報発信  小学生… 1.8% 中学生… 4.3% 高校生…18.3%
  注:「情報発信」とは、ブログ、プロフの開設など

3 1ヶ月あたりの使用料金 (所持している児童生徒のうち)              
○小学生は「5千円以内」、中学生、高校生は「1万円以内」が多い。
  ◆5千円以内   小学生…11.2% 中学生…21.1% 高校生…13.5%
  ◆5千円~1万円 小学生… 1.9% 中学生…30.5% 高校生…56.8%
○金額が「わからない」者が、小学生で83.2%、中学生で39.2%とな
  っている。
○「1万円」を超える生徒は、中学生で11.3%→9.4%、高校生で18.5%
  →17.0%と減少した。

4 保護者とのケータイ使用にあたっての約束ごと(所持している児童
 生徒のうち)
○「特に約束ごとはない」については、高校生で半数に上っている。
  ◆特に約束ごとはない 小学生…32.7% 中学生…26.4% 
             高校生… 52.0%

 ★保護者との約束事について
  ・利用する方法や機能、時間帯などについて保護者との約束をお願
   いします。
  (保護者との約束事を守らなかった場合の措置について話し合うこ
   とも大切です。)

5 フィルタリングの機能の利用 (所持している児童生徒のうち)               
 ○「フィルタリング」機能利用の有無について、「わからない」が小
  学生、中学生では多い。高校生の「している」生徒は17.2%→30.9%
  へと増加した。
 ◆している   小学生… 4.0% 中学生…17.7% 高校生…30.9%
  ◆わからない  小学生…80.0% 中学生…57.3% 高校生…23.9%

 ★フィルタリング機能について
  ・青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備
   等に関する法律(平成21年4月施行)では、契約者または使用者
   が青少年の場合、携帯電話事業者は、「フィルタリングの必要な
   し」と保護者が申し出た場合を除き、フィルタリングの利用を条
   件としてインターネット接続サービスを提供しなければならない
   ことになっています。

6 ブログ、プロフを見る (所持している生徒のうち 複数回答)
○女子はどの年代においても、男子を上回っている。
◆男子 中学生… 9.1% 高1…21.4% 高2…26.8% 高3…34.7% 
◆女子 中学生…17.4% 高1…63.1% 高2…57.9% 高3…73.4%

 ★長野県教育委員会ではホームページに「ケータイ・インターネット
  指導のためのポータルサイト」を設け、「@nagano(ユビキタスな
  がの)」に、携帯電話やインターネットに関わる情報や指導のヒン
  トなどを掲載しております。あわせてご活用下さい。
  http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyougaku/ubiquitous.htm

■ お問い合わせ
  教学指導課 心の支援室
  TEL 026-235-7450 FAX 026-235-7495
 


---------------------------------------------------------------
■ 第918回長野県教育委員会定例会を開催しました。(1月13日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/918/918.htm
----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
■ 個性豊かな作品をみんなに-2010-1月・2月の壁紙(カレンダー)
  を作成しました
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/jiritsu/kabe.htm
----------------------------------------------------------------


  ┏━━━━━━━━┓
★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆  相撲を通して育てる心と身体 ☆★
                      木曽町立上田小学校
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「心技体」相撲を通して 
1 地域の期待
  校区には、木曽町民相撲場があり、児童は小さいときから相撲を目
 にしたり、相撲を取ることに親しんできています。
  1学期は相撲大会が数回あり、そのうちの1つに木曽福島相撲大会
 があります。学校にも屋根付きのりっぱな土俵があり、児童は朝や業
 間に土俵で友だちと相撲を取って遊びます。
2 全校児童が地域講師から相撲を学ぶ
  相撲の歴史ある地域には、優秀な指導者がいます。三村喜一郎先生
 は「相撲体操」で相撲の基礎基本を児童に分かりやすく教えてくれる
 先生。児童の名前を覚えていて、いつも名前で呼んで教えてくれます。
  もうお一人の講師は中田明斗先生です。中田先生は土俵上での実践
 を教えてくれます。
3 体育の授業では
  地域講師から教わったことをもとに学級担任が授業を行います。四
 股やすり足で準備運動をして、元気よく相撲を取ります。勝っても負
 けても課題を分析し、次の勝負に備えます。
  新任の先生も相撲の指導を理解し熱心に授業を行います。
4 木曽福島相撲大会
  7月第一土曜日に、福島小と上田小の児童全員で個人トーナメント
 戦を行います。
  他の学年は応援団になって盛り上げます。
  児童はこの2ヶ月真剣に相撲と向き合います。
  ねばり強く、最後まであきらめない心や相撲の技や足腰の強い身体
 も成長をしてたくましくなります。

■ お問い合わせ
  木曽町立上田小学校
  〒397-0002
  木曽郡木曽町新開1942
  TEL 0264-22-2523  FAX 0264-22-2573


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆ 諏訪清陵高校 生物部の活動について ☆★
             諏訪清陵高校 生物部顧問 矢澤 正章
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 諏訪清陵高校生物部では昨年度から、鹿児島県の錦江湾高校が幹事校
となり立ち上げた、ダイコンの多様性研究コンソーシアムに参加してい
ます。かつては部員数数十人を超えていた本校生物部も昨年4月の段階
では3年生1人、1年生1人という状態で、充分な活動どころか、部として
の存続も危ぶまれる状態にありました。そこで、多くの学校と連携しな
がら研究を行ってゆくコンソーシアムなら少人数であっても研究が行え
るのではと考え、また、長野県には非常に多くの地大根があり、同じア
ブラナ科の野菜として野沢菜やわさびも有名であることから参加を申し
込むに至りました。研究テーマとして「大根の辛味成分による抗生作用」
と「長野県産地大根について」の2つを用意しました。そこで、校内に
畑を作り、またプランターを使って大根の栽培を始めたのですが、失敗
の連続、芽が出る端から青虫に丸坊主という状態でした。地大根につい
ては今年度はあきらめ、何とか育った大根を使って抗生作用の実験を始
めたのが10月の終わりでした。それを何とかまとめ上げ、12月のコン
ソーシアム研究会、さらに3月の日本植物生理学会で発表することが出
来ました。それらの成果のおかげで、新入部員も入り、そして、4月に
錦江湾高校から、6月に横浜で開催されるシロイヌナズナ国際会議
(ICAR2010)で発表をしないかと誘われ、東北大学渡辺先生に英文ポス
ターの指導を受け、発表練習を元信州大学沖野先生に指導してもらい何
とか発表してくることが出来ました。以下ICAR2010参加生徒の感想を乗
せておきます。

 シロイヌナズナ国際学会に参加して   生物部2年 村山功太郎
 今回の学会のポスターセッションの参加以前は、個人でのポスター発
表の機会もなく、まして国際学会という場で、日本の先生はもちろん、
海外の先生とお話しした経験など殆どなかったので、今回のお誘いを、
うれしく思う反面、とても緊張しながらの参加となりました。周りに経
験者の方も少なく、お話を伺える機会も余りなかったので、事前に指導
してくださった先生方を参考にさせていただきながらも、全体的に見れ
ば、自分の持つイメージで、体当たり的な発表になってしまいました。
事前に指導をいただき、出来る限り準備をしてきたとはいえ、自分のつ
たない英語で、研究の内容を十分に理解していただけるか、とても不安
でしたが、実際にお話させていただくと、とても熱心に聞いてくださる
気さくな先生ばかりで、安心して説明をさせていただくことができまし
た。全体的にとてもスムーズな発表をすることができて、不安もありま
したが、事前の準備、ご指導のおかげで、今回のポスターセッションを
最大限有意義に行うことが出来たと感じています。ポスターの作り方か
ら、発表の仕方まで、今後とも参考にさせていただけることが多く、こ
のような機会を設けていただけたことを非常にありがたく思いました。
今後も興味のあるものには積極的に参加していきたいと思います。

 ダイコン多様性研究コンソーシアムホームページ
  http://daikon-c.com/

■ お問い合わせ
  長野県諏訪清陵高等学校
 〒392-8548 長野県諏訪市清水1-10-1
  TEL 0266-52-0201 FAX 0266-57-2426


  ┏━━━━━━━━┓
★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★ 中高一貫教育について ★☆★ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 中高一貫教育制度は、これまでの中学校・高等学校に加えて、生徒や
保護者が中高一貫教育も選択できるようにすることにより、中等教育の
一層の多様化を図るものであり、平成11年4月から制度化されています。
 実施形態は以下の3つがあります。
 ○中等教育学校
   一つの学校において一体的に中高一貫教育を行うもの
 ○併設型の中学校・高等学校
   高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高
  等学校を接続するもの
 ○連携型の中学校・高等学校
   既存の市町村立中学校と都道府県立高等学校が、教育課程の編成
  や教員・生徒間交流の面で連携を深める形で中高一貫教育を実施す
  るもの
 
 平成22年度現在、中高一貫校は全国に402校設置されていますが、実
施形態別にみますと「併設型」がもっとも多く273校が設置されていま
す。公立の中高一貫校が設置されている県は44都道府県であり、未設置
は富山県、鳥取県と長野県の3県のみです。
 長野県では、私学による中高一貫校の設置が先行しており、併設型が
長野日大・長野清泉女学院・佐久長聖の3校で、中等教育学校では昨年
松本秀峰中等教育学校が開校しました。
 こうした状況の中、長野県教育委員会では平成24年度に東北信におけ
る併設型中高一貫校を屋代高等学校に設置することを決定しました。昨
年9月、10月には屋代高等学校附属中学校(仮称)の地域説明会を東北信5
会場(千曲市・長野市・上田市・須坂市・小諸市)に約1,300人の参加
者を得て開催しました。また、12月に実施した適性検査の試行では県下
全域から732人の応募あり、中高一貫教育に対する県民の皆さんの関心
の高さを感じています。
 本年は、中南信における併設型中高一貫校を諏訪清陵高校に設置する
計画の決定を予定しています。

 本県の中高一貫教育の詳細については、長野県教育委員会webサイト
 「高校再編・中高一貫教育等」をご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/shingikai/chuko.htm

■ お問い合わせ
  高校教育課
  TEL 026-235-7452 FAX 026-235-7488
 


   ┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
   ┗━━━━━━━━━━━━━┛
----------------------------------------------------------------
 ●○ 長野県立高等学校通信制課程4月入学生を募集します ●○
----------------------------------------------------------------
 長野西高等学校と松本筑摩高等学校では、4月からの通信制課程の生
徒を募集します。
 志願資格は、中学校を卒業した方、またはこの春卒業見込みの方で、
高等学校を退学した方の編入もできます。いずれも学力検査は行いませ
ん。

 入学願書の受付は3月31日(木)まで。
 詳しくは、長野西高等学校または松本筑摩高等学校まで、直接お問い
合わせください。

 ○ 入学願書の受付期間
   平成23年2月21日(月) ~ 3月31日(木) 午後5時まで

 ○ お問い合わせ先
  ・長野西高等学校通信制(東北信にお住まいの方)
   TEL 026-234-2262
  ・松本筑摩高等学校通信制(中南信にお住まいの方)
   TEL 0263-47-1526

■ お問い合わせ
  高校教育課 管理係
  TEL 026-235-7430 FAX 026-235-7488
 


----------------------------------------------------------------
 ●○ 第31回全国中学校スケート大会の開催について ●○
----------------------------------------------------------------
 「夢を追い 長野で輝く 華になれ」のスローガンのもと、中学校教
育の一環として、中学校生徒に広くスケート競技実践の機会を与え、技
術の向上とアマチュアスポーツ精神の高揚をはかり、心身ともに健康な
中学校生徒を育成するとともに、生徒相互の親睦をはかることを目的と
して、平成22年度全国中学校体育大会第31回全国中学校スケート大会が
開催されます。

 ◆ 日時
   平成23年1月29日(土)~2月1日(火)
   (開会式)
   平成23年1月29日(土)
   (競技日)
    スピードスケート競技  1月30日(日)~2月 1日(火)
   フィギュアスケート競技 1月29日(土)~1月31日(月)
◆ 競技会場
   スピードスケート競技  長野市オリンピック記念アリーナ
                (エムウェーブ)
   フィギュアスケート競技 長野市若里多目的スポーツアリーナ
                (ビッグハット)
 ◆ 競技種目
   スピードスケート競技
    男子 500m 1000m 1500m 3000m 5000m
    女子 500m 1000m 1500m 3000m 
   フィギュアスケート競技
    男子・女子 ショートプログラム フリースケーティング

◇ 詳細は、下記のホームページをご覧ください。
  http://homepage3.nifty.com/skating-nagano/

■ お問い合わせ
  全国中学校スケート大会長野市実行委員会事務局
  TEL 026-224-5083 FAX 026-224-7351 
 


----------------------------------------------------------------
 ●○ 1月26日(水)は第57回文化財防火デーです ●○
----------------------------------------------------------------
 毎年1月26日は、「文化財防火デー」です。
 「文化財防火デー」の制定は、昭和24年1月26日に、現存する世界最
古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が
焼失したことを契機としています。
 この事件は国民に強い衝撃を与え、火災など災害による文化財保護の
危機を深く憂慮する世論が高まり、翌昭和25年に文化財保護の統括的法
律として文化財保護法が制定されました。
 その後、昭和29年11月3日に法隆寺金堂の修理事業が竣工し、1月26日
を「文化財防火デー」と定めました。以来、毎年この日を中心に、全国
各地で防火訓練などの文化財防火運動が展開されています。
 去る平成22年8月には、岐阜県安八郡神戸町にある重要文化財「日吉
神社三重塔」が一部焼損するなどの火災が発生しています。
 文化財を災害から守るためには、市町村(組合・広域連合)消防本部
・市町村などの関係機関や文化財の所有者・管理者及び博物館などの展
示、保管場所の関係者のみならず、文化財周辺地域にお住まいの皆さん
との連携・協力が最も重要です。

 ◆ 実施内容
   市町村(組合・広域連合)消防本部、市町村の教育委員会、文化
  財所有者等が緊密な連絡の上、相互に協力して、下記のような活動
  を実施します。

  ○防災訓練の実施(通報、消火、重要物件の搬出、避難誘導等)
  ○文化財建造物等への立入検査及び防火・防災指導
  ○文化財の防災に関する各種広報活動

■ お問い合わせ
  文化財・生涯学習課 文化財係
  TEL 026-235-7441 FAX 026-235-7493

  または各市町村教育委員会まで


----------------------------------------------------------------
 ●○ 長野県立歴史館 冬季展 文字のちから
          -墨書土器から新聞の時代まで- ●○
----------------------------------------------------------------
 日本に漢字が伝来し、律令制のもとで行政上の命令や記録などに用い
られるようになりました。平安時代の遺跡からは同一の文字を記した土
器が大量に出土しており、文字が集落や村を形成するための手段だった
ことがわかります。江戸時代になって、書物が大量に流通し庶民が文字
を強く意識します。寺子屋が急増し、全国的に共通する文字を使う暮ら
しが日常化しました。
 そして新聞の時代がおとずれ、戦争報道を通じて「国民」を意識する
一方、国や地域を変える主人公としての自覚も芽生えたのです。
 このように、人々の生活に深く関わってきた文字にまつわる歴史を、
歴史館の所蔵品によりたどります。また、佐久間象山自筆の幟(のぼり)
を特別展示します。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 開催中~平成23年2月27日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
       (12月27日~1月3日)

◆ 観覧料  
   区   分      常設展券
   大   人      300円(200円)
   高・大学生      150円(100円)
   小・中学生      70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
学校生

◆ 実演「文字がよみがえる!」
  開催日時 1月30日(日)・2月13日(日)
       各日 午後1時30分から2時30分まで
  赤外線照射により、読めなかった文字を浮かび上がらせます。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


----------------------------------------------------------------
 ●○ 長野県立歴史館講座 「信州ふれあい歴史講座」 ●○
----------------------------------------------------------------
 県立歴史館職員が、興味深いさまざまな話題をわかりやすく解説しま
す。土曜の午後のひとときを、歴史館でお過ごしください。

◆ 会 場  長野県立歴史館 講堂

◆ 日程・内容
  1月22日(土) 岩波映画で半世紀前の信州へタイムスリップ
          満州は豊かだったか
  1月29日(土) 学校登山は遭難をどう乗り越えてきたのか
         -大正二年の中箕輪小学校駒ケ岳遭難事件-
         教育の昭和史を歩く
         -生活綴方が治安維持法の対象とされた頃-
  2月12日(土) 積石塚古墳と合掌形石室は渡来人の墓か?
         王墓の出現-邪馬台国から前方後円墳へ-
2月19日(土) 中世信濃・御正体(みしょうたい)(かけぼとけ)
の正体をさぐる
         人々はどのように税金を納めてきたか
         -古代・中世の税と庶民-
2月26日(土) 黒曜石の矢じり工場
         -茅野市駒形遺跡の調査結果から-
         土器をつくる女、土器を運ぶ男
         -土器にみる縄文人の交流-
3月12日(土) 『真澄』も『中村屋』もこの人の字
         -中村不折の書について-
         観光で稼ぐ-戦前の長野県、ホテルを作る-

◆ 時 間  前半:午後1時30分から午後2時30分まで
       後半:午後2時40分から午後3時40分まで

■ お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


----------------------------------------------------------------
 ●○ 長野県立歴史館講座
     「やさしい信濃の歴史講座 信濃人物伝」 ●○
----------------------------------------------------------------
 長野県で活躍した人物を取り上げ、毎回、文献資料や実物を使いなが
ら、県立歴史館の職員が、わかりやすく解説します。
 ぜひ、県立歴史館の講座にご参加ください。

◆ 会 場  県立歴史館 講堂

◆ 日程・内容
  2月5日(土) 「製糸王国をつくりあげた片倉兼太郎」
         「荻原守衛と川村吾蔵~近代彫刻の両巨匠」
  3月5日(土) 「信州野球事始めと三冠王・中島治康」
         「新派・新劇の到来と信州」

◆ 時 間   午後1時30分から午後3時まで

◆ 申 込   所定の申込書の提出が必要です。

◆ 参加費   歴史館が昨年3月に発行したブックレット「信濃人物
       伝」を基本テキスト(1,000円)として使用します。
        各回200円(実費)をいただいての参加も可能です。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」2月号をお届けします。
 全国でもインフルエンザが流行しはじめ、体調管理には気を使う寒く
乾燥した季節になりました。長野市は久振りの大雪で、外に出かけるこ
とも少なくなる季節ですが、この寒さと乾燥が、我が家の食卓を豊かに
しています。
 ベランダには、大根、さつまいも、ながいもといった野菜が干されて
旨みをどんどん増しています。旨みだけでなく、大根などは、鉄分など
の栄養価も凝縮され、女性の貧血にもよいようです。昔ながらの知恵な
のかもしれませんが、大量にいただいた野菜の保存には、保存場所の少
ない我が家では、非常にありがたい方法です。
 野菜を干すことや土に根菜類を埋めておくことなどは、昔は当たり前
のように行われ、自分の親の姿を見て自然と引き継いできた世代には伝
わるのかも知れませんが、自分たちの子どもの代にどこまで引き継ぐこ
とができるのかなあと感じる今日このごろです。
 教育委員会事務局で勤務するまでは、おそらく学校で教えてもらうの
かなあと思っていましたが、こういう文化は、まさに親たちがいかに子
どもに意識して引き継がなければいけないものだと思う今日このごろで
す。
 学校の先生たちが教えてくれることを、子供たちの実生活(生活能力)
に結びつけられるよう努力したいものです(なかなか簡単にはいきませ
んが)。(し)

___
|\ /|  知りたい情報や、掲載して欲しい情報など、メールマガ 
| 〒 | ジンについてのご意見・ご要望は、こちらにお願いします。
 ̄ ̄ ̄ → 下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

■ ご意見、ご要望などは次のアドレスへお願いします。
   下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL:026-235-7423 Fax:026-235-7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.578  ▲△▲△▲△▲

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?