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更新日:2018年4月3日

メールマガジン教育ながの/vol.577

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      ★☆ 教育ながの  Vol.577 ☆★

長野県教育委員会メールマガジン

-平成22年(2010年) 1月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2010/12/20発行◆◇

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 ☆★注目★☆
   「県政タウンミーティング」を開催します!
 
 ●ひろば
  ○『「やさしさ・ごめんなさい・ありがとう」を!』
          長野県教育委員会 東信教育事務所長 井澤良夫
 
●特集
  ○小・中学校、高等学校における発達障害に関する実態調査の結果
   について

 ●今、学校では
  ○伊那中学校 学力向上の取り組み~家庭学習の充実に向けて~
                       伊那市立伊那中学校
    
 [特色あるクラブ活動シリーズ]
  ○蓼科高等学校ジャズクラブ
 
 ●ご存知でしたか
○国民体育大会について

 ●お知らせ
  ○長野県立歴史館講座の開催について
  ○県生涯学習推進センター研修講座の開催について
  ○長野県教科用図書選定審議会の委員の公募について
  ○第60回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大
   会の開催について
                             ほか

…★……★……★……★……★……★……★……★……★……★……★
【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。

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★ ★┃ 注  目 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 県民の声を大切にし、県政に反映させるために 『いま、学校教育に
期待するもの』 をテーマに、県民の皆さんから知事と教育長がご意見
を伺う「県政タウンミーティング」を開催します。
 
◆ 日 時:12月26日(日) 午前10:30~12:30

◆ 場 所:長野県庁 講堂

◆ テーマ:『いま、学校教育に期待するもの』
       現在、小中学校では学力や体力、不登校、いじめなど様
      々な課題があります。
       児童、生徒、保護者の期待する小学校、中学校づくりに
      向けて、県民の皆様と意見交換を行います。

◆ 参加等:どなたでもご参加いただけます。なお、当日はなるべく
      公共交通機関のご利用をお願いします。

 詳細については下記ホームページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/town/town4.htm

■ お問い合わせ
 長野県教育委員会事務局
 教育総務課 企画係
 TEL 026-235-7423 FAX 026-235-7487
 


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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆★ 「やさしさ・ごめんなさい・ありがとう」を! ★☆★
          長野県教育委員会 東信教育事務所長 井澤良夫
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 初めての教育行政も早いもので、9か月が経ちました。
 今回原稿依頼があり、「教育ながの」を紐解いてみました。
姿かたちは変われど、なんと昭和30年6月に「長野県教育広報」が創刊
され、今日まで続いていることを知り、歴代担当された皆さんに頭が下
がります。
 そんな歴史ある広報誌に寄稿できますことは、大変光栄に思う次第で
す。

 11月に佐久市で開催されました「人権を守る市民集会」に出席をしま
した。
 その市民集会に、小学生の「人権啓発標語」がロビーに掲げられてお
りました。
 優秀作品3編をご紹介します。
 「やさしさで みんな仲よし 笑顔の輪」、「ごめんなさい その一
言で 仲なおり」、「ありがとう 一言だけで いい気持ち」、この17
文字にこめられた作者の思いは、大変素晴らしいものがあります。
 人の心の中には、「やさしさで、ごめんなさい、ありがとう」と思う
気持ちはあっても、それを声にすることが苦手な人もおります。
 10月の終わりに、群馬県桐生市で小学校6年生の女子児童が、自らの
命を絶つ事件がありました。
 いじめが直接の原因で自殺したのか明らかになっていませんが、学校
に限らずあってはならないことです。
 いじめは、見えにくく・把握が難しいという実態がありますが、一人
ひとりの教師は、「いじめは、どの学校にも・どの教室にも・どの子に
も起こりうる。」という基本認識をこれからも強くもたれて生徒指導に
当たっていただきたいと願っております。
 「やさしさを持って、ごめんなさい・ありがとう」の一言で、いじめ
もなくなります。
 いつまでもこの言葉を忘れず、そして声に出して!

  
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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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●○ 小・中学校、高等学校における発達障害に関する
                  実態調査の結果について ●○
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 県教育委員会では、小・中学校におけるLD(学習障害)、ADHD
(注意欠陥多動性障害)及びODD(反抗挑戦性障害)の児童生徒数の
調査を平成15年度から、また、高等学校における発達障害に関する実態
調査を平成19年度から行っています。
 小・中学校における調査は、長野県公立小・中学校児童生徒を対象に、
医師の診断や臨床心理士、児童相談所等の専門機関の判断を受けている
児童生徒数を調査しています。診断、判断を受けている児童生徒の割合
は平成15年度には、0.43%でしたが、平成22年度には2.05%となり、5
倍に迫る勢いの増加です。また、高等学校における調査のうち、診断を
受けている生徒の割合は平成19年度には0.36%でしたが、平成22年度に
は、0.82%に増加しています。いずれの調査からも、発達障害児童生徒
が増加していることが分かります。

 詳しい調査結果につきましては、県教育委員会定例会ホームページ
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/itiran22.htm
から、
・第915回(平成22年11月4日)(小・中学校)
・第916回(平成22年11月18日)(高等学校)
をご覧ください。

 発達障害のある児童生徒等が増えている理由については、障害そのも
のの発生率の増加、医療機関や相談機関への受診増加に伴う検出率の増
加、更に社会構造や育児環境の変化等が挙げられているところです。し
かし、また一方で、発達障害への理解の深まりや特別支援教育への期待
の高まりも一因と考えられます。

 今年度、県教育委員会では、新規事業として「発達障害児等総合支援
事業」を立ち上げ、発達障害のある児童生徒等への支援の充実と学校や
地域における支援体制づくりを進めています。

 この事業には、三つの柱があります。まず、「特別支援教育コーディ
ネーター等連絡会」の設置と支援です。障害のあるお子さんに幼少期か
ら一貫した支援が行えるよう各市町村や圏域において、組織づくりを推
進しております。
 二つめが、「発達障害支援専門員の配置」です。高校担当として教育
事務所に4名を配置し、また、小中学校担当として、特別支援学校に11
名を配置し支援を行っています。発達障害支援専門員は、市町村教育委
員会や、コーディネーター連絡会の先生方、健康福祉部で設置している
自立支援協議会などと連携しながら、地域の支援体制の構築を目指し、
活動しているところです。

 三つめが、発達障害児童生徒に対する学校力の向上を目的とした「発
達障害支援力アップ」出前研修の実施です。市町村教育委員会、校長会、
コーディネーター等連絡会からの要請に応じて、指導主事等を派遣して
発達障害の理解や学習支援のための研修を積極的に行っております。

 今後も、福祉、医療関係、各部局と連携しながら、更に発達障害に係
わる施策を推進してまいります。

■ お問い合わせ
  特別支援教育課 指導係
  TEL 026-235-7456 FAX 026-235-7459
 


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■ 第917回長野県教育委員会定例会を開催しました。(12月16日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/917/917.htm
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■ 平成23年度 「長野県立高等学校実習助手採用第ニ次選考結果」を掲
 載しました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/jissyu/23jitujo2jikekka.pdf
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■ 屋代高等学校附属中学校(仮称)の入学者選抜適性検査(試行)の検
 査問題等を掲載しました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/shingikai/chuko.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆ 伊那中学校 学力向上の取り組み
                ~家庭学習の充実に向けて~ ☆★
                      伊那市立伊那中学校
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学校目標を具現化するために、本年度は「向学の気風あふれる学校づ
くり」を目指して、「学習サイクルを確立し、自己有能感と集団への所
属感を高める」を重点目標に掲げて取り組んでいる。特に、学力向上に
ついては、学習習慣を身に付けさせるための家庭学習の充実を重要課題
と捉え、以下のような取組を行っている。
 (1)4月に「家庭学習の手引き」を作成して配布し、家庭学習の進め
  方、内容等について指導した。
  生徒は、学習机の前に掲示し、常に確認しながら学習を進めている。
 (2)基礎学力の定着と家庭学習の充実のために、5教科の基礎的・基
  本的内容を網羅したフロンティアドリルを作成して配布した。
  生徒は、各教科22級から1級までの問題を、自分の計画や学習進度
  に合わせて家庭学習として取り組んでいる。
 (3)フロンティアドリルで学習した内容を確認するために、毎月2回
  フロンティア検定の時間を設け、自分の学習進度に応じて挑戦し、
  1級取得を目指している。
   3年生卒業時には、8割の生徒が、各教科1級取得ができること
  を目標に指導している。
 (4)毎月、「家庭学習達成状況調査」を行い、家庭学習の状況を振り
  返らせ、自己評価させている。生徒対象の調査は、集計して指導に
  役立てたり、学校通信で家庭に知らせたりして、親子で振り返るた
  めの資料としている。
 
 以上のような取組を行ってきた結果、1学期に比べて、毎日の1Pノ
ートの提出率、1年生1時間、2年生1時間半、3年生2時間の目標学
習時間の達成率が増加してきている。学力向上に向けて、学習習慣を身
に付け日々の学習を充実させることが大切と考えて指導しているが、目
的意識をもった1Pノートへの取組、1Pノートの内容の工夫等の課題も
見えてきているので、平成23年度に向けて更なる充実を目指して取り組
んでいきたいと考えている。

■お問い合わせ
 伊那市立伊那中学校
 〒396-0025
 伊那市荒井4460
 TEL 0265-72-6168  FAX 0265-72-6169


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★☆蓼科高等学校ジャズクラブ ☆★
            蓼科高等学校 ジャズ部 顧問 齋藤 研郎
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 「さあ、そろそろ学校を閉めるから帰ろうよ」
 うちのバンドが練習する音楽室に毎日のようにかかる帰れコールであ
る。イベントがなければ休日はしっかり休みにしている活動なのに最近
は「学校開いていませんか。練習したいのですが・・・」という言葉が
休日前に聞かれないことが無くなっている。部員18名。その半分以上を
1年生が占めているが、この生徒の活動意欲に顧問もたじたじである。
 そもそも1999年このバンドは4人の部員で吹奏楽クラブとして発
足した。そこで試しに始めてみたのがジャズの曲。翌年に10名以上の新
入生が入部してこのバンドがビッグバンドと呼べる形になった。それか
ら12年が終わろうとしている。
 もちろん振り返れば順風満帆というわけではなかった。映画「スウィ
ングガールズ」のモデルとなったことから注目され、NHKのドキュメ
ンタリー「山間の町がスイングする」で取り上げられて外部からの演奏
依頼も日増しに増えていくとともに部員数も30名を超えて全校生徒に1
割以上を占める時もあった。一方で有名になればそれに伴って学校の内
と外からの誹謗中傷も増え、活動に限界を感じたこともあったが、熱心
に一生懸命取り組む生徒達を目の当たりにして、この子ども達をおいて、
そんなことに負けてしまってはいけないと奮闘しながら今日を迎えてい
る。
 8年目からは3月に1年の活動のまとめとして大きな自主コンサート
を実施し、縁あってトイズファクトリーからCDを全国発売することも
出来、2008年3月にはワシントンDCの「全米さくらまつり」に招待さ
れて絶賛をいただき、メンバーは自分たちがやってきたジャズに対して
大きな自信を持つことが出来た。また、2009年には浜松で開かれた国民
文化祭に招待されて演奏を披露した。近年、高校生のみならず卒業生も
加えた形の活動を本格化させ、1期生から高校1年生まで年代を超えて
ジャズを通じての活動を展開し、年間30から40の公演を行っている。
 外から見ると一見派手に見える活動ではあるけれど、実は本当に地道
な活動の積み重ね、そして音楽を通じて自己の確立や人間力の形成が最
終目的だと考えている、その意味において、入部にハードルは無い。誰
でも、たとえ初めて楽器を持つものであっても、ジャズへの興味と情熱
があれば必ずや一人前になるというのが今までやってきて言えることで
ある。私が生徒に耳にタコができるほど言う言葉がある。「バンドのメ
ンバーであることに自覚と責任を持ちなさい。そして決して驕ることな
く、常に誠実に謙虚にひたむきに一生懸命であれ」と。
 こうして活動してきて、長野県の学生達にも間違いなくジャズの文化
が地に足の着いた形で広がっているという手応えを感じる。部活動と顧
問の関係を考える時、今後この花開きつつあるジャズ文化をどう育てて
いくことが出来るか、消してしまうにはあまりにもったいないと思うこ
のごろである。無目的でとりとめもなく毎日を過ごしている若者が多い
中、“ここまでジャズにのめり込める”、貴重なことだと私は感じてい
る。

ホームページアドレス
http://www.jazz-candy.com/
  http://www.nagano-c.ed.jp/tatekou/

■お問い合わせ
 蓼科高等学校
 〒384-2305
 北佐久郡立科町芦田3652
 TEL 0267-56-1015  FAX 0267-51-3006

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★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆★ 国民体育大会について ★☆★ 
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 国民体育大会は、昭和21年京阪神地域で第1回大会が開催され、以来、
国民のスポーツの一大祭典として平成22年の「ゆめ半島千葉国体」で65
回を数えています。
 国民体育大会は、冬季大会(スケート、アイスホッケー、スキー競技)
と、陸上競技ほか37競技が開催される本大会が、開催県持ち回りにより
開催されています。この他に公開競技として高等学校野球やトライアス
ロンなども実施されています。
 大会は都道府県対抗で、競技に出場した各都道府県代表選手(団体・
個人)が入賞(8位以上)した場合、得点が与えられます。獲得した総
得点が1位の都道府県には天皇杯が、女子の総得点が1位の都道府県に
は皇后杯が与えられます。
 これまで、本県では第3回(昭和23年)に野沢温泉村でスキー競技会
が開催されて以来、冬季大会が数多く開催されてきていますが、昭和53
年には「日本の屋根に手をつなぐ」のスローガンのもと、第33回大会
(やまびこ国体)を冬季・夏季・秋季大会を同一県で実施する完全国体
として、県内各地を舞台に開催し天皇杯、皇后杯共に1位を獲得しまし
た。
 国民体育大会への出場は、各競技の種別(開催年の4月1日現在で18
歳以上の成年、15歳以上18歳未満の少年)により直接大会に出場できる
ストレート種別とブロック予選で代表権を獲得した場合に出場できる種
別に分かれています。
 平成23年の第66回大会は、冬季大会スケート競技会・アイスホッケー
競技会が青森県、スキー競技会が秋田県、本大会が山口県で開催されま
す。この本大会出場をかけた北信越ブロック大会「第32回北信越国民体
育大会」が、8月26日から28日を中心会期として、県下18市町を舞台に
31競技が実施されます。(ライフル射撃競技は金沢市)
 郷土の誇りを胸に、熱い戦いを繰り広げる本県代表選手にとって県民
の皆さんからの応援は何よりの力となります。是非、お近くの会場へお
出かけください。

 国民体育大会の詳細については、
 財団法人長野県体育協会のホームページ
  http://www1.odn.ne.jp/nasa/
をご覧ください。

■お問い合わせ
 長野県教育委員会事務局スポーツ課
 TEL 026-235-7449 FAX 026-235-7476
 


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★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
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 ●○ 長野県立歴史館 冬季展 文字のちから
          -墨書土器から新聞の時代まで- ●○
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 日本に漢字が伝来し、律令制のもとで行政上の命令や記録などに用い
られるようになりました。平安時代の遺跡からは同一の文字を記した土
器が大量に出土しており、文字が集落や村を形成するための手段だった
ことがわかります。江戸時代になって、書物が大量に流通し庶民が文字
を強く意識します。
 寺子屋が急増し、全国的に共通する文字を使う暮らしが日常化しまし
た。
 そして新聞の時代がおとずれ、戦争報道を通じて「国民」を意識する
一方、国や地域を変える主人公としての自覚も芽生えたのです。
 このように、人々の生活に深く関わってきた文字にまつわる歴史を、
歴史館の所蔵品によりたどります。また、佐久間象山自筆の幟(のぼり)
を特別展示します。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 開催中~平成23年2月27日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
       (12月27日~1月3日)

◆ 観覧料  
   区   分      常設展券
   大   人      300円(200円)
   高・大学生      150円(100円)
   小・中学生      70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
学校生

◆ 関連イベント「千曲市桑原地区の神楽舞奉納」
  開催日時:平成23年1月8日(土)午前10時から10時30分まで
   特別展示中の佐久間象山自筆の幟(のぼり)を寄贈くださった千
  曲市桑原地区の保存会のみなさんによる神楽舞をご覧いただけます。

◆ 実演「文字がよみがえる!」
  開催日時 12月19日(日)・1月30日(日)・2月13日(日)
       各日 午後1時30分から2時30分まで
  赤外線照射により、読めなかった文字を浮かび上がらせます。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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 ●○ 長野県立歴史館講座 「信州ふれあい歴史講座」 ●○
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 県立歴史館職員が、興味深いさまざまな話題をわかりやすく解説しま
す。土曜の午後のひとときを、歴史館でお過ごしください。

◆ 会 場  長野県立歴史館 講堂

◆ 日程・内容
1月15日(土) 麻績(おみ)のなぜ?なに?古代編
        鉄鐸のなぞに迫る-諏訪社に残った鉄鐸-
1月22日(土) 岩波映画で半世紀前の信州へタイムスリップ
        満州は豊かだったか
1月29日(土) 学校登山は遭難をどう乗り越えてきたのか
        -大正二年の中箕輪小学校駒ケ岳遭難事件-
        教育の昭和史を歩く
        -生活綴方が治安維持法の対象とされた頃-
2月12日(土) 積石塚古墳と合掌形石室は渡来人の墓か?
        王墓の出現-邪馬台国から前方後円墳へ-
2月19日(土) 中世信濃・御正体(みしょうたい)(かけぼとけ)の正
        体をさぐる
        人々はどのように税金を納めてきたか
        -古代・中世の税と庶民-
2月26日(土) 黒曜石の矢じり工場
        -茅野市駒形遺跡の調査結果から-
        土器をつくる女、土器を運ぶ男
        -土器にみる縄文人の交流-
3月12日(土) 『真澄』も『中村屋』もこの人の字
        -中村不折の書について-
        観光で稼ぐ-戦前の長野県、ホテルを作る-

◆ 時 間  前半:午後1時30分から午後2時30分まで
       後半:午後2時40分から午後3時40分まで

◆ 申 込  当日受付・参加料無料

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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 ●○ 長野県立歴史館講座
     「やさしい信濃の歴史講座 信濃人物伝」 ●○
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 長野県で活躍した人物を取り上げ、毎回、文献資料や実物を使いなが
ら、県立歴史館の職員が、わかりやすく解説します。
 ぜひ、県立歴史館の講座にご参加ください。

◆ 会 場  県立歴史館 講堂

◆ 日程・内容
  1月8日(土) 「将軍様の前で負けた雷電」
          「幕末の先覚者☆世界を見つめた佐久間象山」
  2月5日(土) 「製糸王国をつくりあげた片倉兼太郎」
          「荻原守衛と川村吾蔵~近代彫刻の両巨匠」
  3月5日(土) 「信州野球事始めと三冠王・中島治康」
          「新派・新劇の到来と信州」

◆ 時 間   午後1時30分から午後3時まで

◆ 申 込   所定の申込書の提出が必要です。

◆ 参加費   歴史館が本年3月に発行したブックレット「信濃人物
       伝」を基本テキスト(1,000円)として使用します。
        各回200円(実費)をいただいての参加も可能です。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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△▼△▼ 研修講座のご案内 △▼△▼
                   県生涯学習推進センター
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 2011年1月~2月に開催する研修講座のご案内をいたします。
 詳細については、当センターのHPまたは「信州らんらんネット」をご
覧ください。皆様の参加をお待ちしております。


◆生涯学習推進講座「地域の笑顔で輝く子ども~わがまちの学校~」
  1月28日(金)
  講義「わがまちの学校」
事例発表 
  情報交換「子どもの笑顔のために地域ができること」
  講師 野島 正也 文教大学人間科学部教授


◆パソコン講座「はじめてのパソコン」 
  2月3日(木)、4日(金)の2日間  
  1日目
  実習「パソコン操作の基礎」
    「マウスの使い方・キーボードの操作」
    「文章(Word)の作成・インターネットの利用」
  
  2日目
  実習「文章(Word)の作成の復習」
  講師 両日とも総合教育センター情報・産業教育部専門主事

受講は無料です。


■お問い合わせ
 県生涯学習推進センター(〒399-0711 塩尻市大字片丘南唐沢6342-4)
 TEL:0263-53-8822
 FAX:0263-53-8825
 
HP:http://www.nagano-c.ed.jp/shogai/


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●○ 長野県教科用図書選定審議会の委員を公募します ●○
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 平成23年度、市町村教育委員会では、平成24年度から「中学校で使用
する教科用図書」及び「小・中学校の特別支援学級で教科用図書として
使用する一般図書」の採択が行われます。長野県教育委員会では、「長
野県教科用図書選定審議会」を設置して、市町村教育委員会が行う教科
用図書の採択への指導・助言・援助を行います。
 今年度も、県教育委員会では、「長野県教科用図書選定審議会」の委
員を募集します。

1 目的
   県民から意見を聞き、教科用図書の選定審議に反映させるため、
  長野県教科用図書選定審議会の委員の一部を公募する。

2 募集人数
   3人

3 応募資格
   次の条件をすべて満たす者
  (1)県内に居住する者で、平成23年4月1日現在で満20歳以上の
    者
  (2)教科用図書の採択に直接の利害関係のない者
  (3)義務教育で使用される教科書について関心を持ち、意見を述
    べることができる者
  (4)年2回以上開催される審議会に出席できる者
  (5)過去に長野県教科用図書選定審議会公募委員の任に就いたこ
    とがない者

4 任期
   平成23年4月1日(金)から平成23年8月31日(水)まで

5 応募方法
   (1) 必要事項を記入した申込書に、『教科書と教育』をテーマ
     とした小論文(800字以内)を添えて申し込む。
  (2)応募は、郵送、持参のほか、FAX及び電子メールでも受け
     付ける。(電子メールの場合、申込書の記載内容と同一であ
     れば様式は問わない)
  (3)小論文の様式は特に定めない。
  (4)申込書と小論文は返却しない。

6 募集期間
   平成23年1月7日(金)から平成23年1月31日(月)(郵送によ
  る場合は、平成23年1月28日(金)の消印があるものまで受け付け
  る。)

7 選考方法
  (1)応募者の中から、申込書・小論文の内容により書類審査を行っ
    た上、公開抽選により選考を行う。(必要に応じて、電話等で
    応募資格の確認を行う。)
  (2)選考結果は、応募者に通知する。

8 申込書の入手方法
   申込書は、県教育委員会教学指導課及び東信・南信・中信・北信
  の各教育事務所に備えてあります。また、長野県教育委員会公式ホ
  ームページからダウンロードすることもできます。 
 
9 応募先・問い合わせ先
   〒380-8570 長野市大字南長野幅下692-2
   長野県教育委員会事務局 教学指導課 義務教育指導係
  (担当:木下 潤児)
   電話  026-235-7434(直通)
   FAX  026-235-7495
   

10 その他
  (1)委員として審議会で発言された内容は公開されます。
  (2)委員には、長野県の規定に基づいて報酬及び旅費が支給され
    ます。
  (3)申込書等の個人情報につきましては、選考のためだけに使い
    ます。

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●○ 第60回全国高等学校スケート競技・
        アイスホッケー競技選手権大会の開催について ●○
----------------------------------------------------------------
 「走れ 舞え 信州の地で 全ての思いを 今 氷上に」のスローガ
ンのもと、学校教育の一環として、高等学校生徒に広く実践の機会を与
え、技術の向上とアマチュアスポーツ精神の高揚を図りながら、心身と
もに健全な生徒の育成と相互の親睦を図ることを目的として、平成22年
度全国高等学校総合体育大会、第60回全国高等学校スケート競技・アイ
スホッケー競技選手権大会が開催されます。

◆ 日時 平成23年1月17日(月)~23日(日)
 
 (開会式)1月17日(月)長野市民会館
 (開始式)
   アイスホッケー競技 1月19日(水)
   風越公園アイスアリーナ〈軽井沢町〉    
   やまびこスケートの森アイスアリーナ〈岡谷市〉
 (競技日)
   スピード競技    1月18日(火)~21日(金)
   フィギュア競技   1月18日(火)~20日(木)
   アイスホッケー競技 1月20日(木)~23日(日)

(閉会式)
   スピード競技     1月21日(金)エムウェーブ〈長野市〉
   フィギュア競技    1月20日(木)ビッグハット〈長野市〉
   アイスホッケー競技  1月23日(日)ビッグハット〈長野市〉
 
◆ 競技会場
   スピード競技      エムウェーブ〈長野市〉
   フィギュア競技     ビッグハット〈長野市〉
   アイスホッケー競技   風越公園アイスアリーナ〈軽井沢町〉    
   やまびこスケートの森アイスアリーナ〈岡谷市〉
ビッグハット〈長野市〉

◇ 詳細は、下記のホームページをご覧ください。
  http://22naganosoutai.sakura.ne.jp

■ お問い合わせ
  長野県高等学校体育連盟内
  平成22年度全国高等学校総合体育大会、第60回全国高等学校スケー
ト競技・アイスホッケー競技選手権大会 大会事務局
  Tel 026-234-1205 Fax 026-234-1240 
 


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」1月号をお届けします。
 早いもので、今年も残すところあと10日余りとなりました。みなさん
にとって今年はどんな年だったでしょうか。
 私にとってこの一年は様々なことにデビューさせていただいた印象深
い年になりました。慣れないことが多い中で、いつも優しく、時に厳し
く支えてくださる方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
 デビューといえば、11月号でお伝えした農業デビューは100点満点中
65点程度で収穫を迎えました。食べられないことはないものの、いまい
ち大きくならず、味も青臭さが抜けきりませんでした。ですが、失敗は
成功の母。今回の経験を活かし、より良いものを作ることが私の来年の
目標です。
 みなさんの来年の目標は何ですか?

 寒い日が続きます。体調管理には十分ご留意いただき、良いお年をお
迎えください。(ひ)


☆★注目★☆
 12月26日開催!
 県政タウンミーティング『いま、学校教育に期待するもの』
 大勢の方のお越しをお待ちしています!

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■ ご意見、ご要望、送信先の変更などは次のアドレスへお願いします。
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■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL:026-235-7423 Fax:026-235-7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.577  ▲△▲△▲△▲

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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