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更新日:2019年1月5日

知事会見(平成23年(2011年)2月16日(水曜日) 15時00分~15時35分 県庁:会見場)

項目

阿部知事からの説明

  1. 2月県議会定例会の開会、新たな総合5カ年計画に対する意見募集、小学生と知事のランチミーティングの参加者募集、県民主催のタウンミーティングの開始、信州DC期間中の観光地利用者数等について

取材者からの質問

  1. 新たな総合5カ年計画について
  2. 2月県議会定例会について(1)
  3. 北陸新幹線について(1)
  4. 代表監査委員の選任について
  5. 長野電鉄屋代線の存続について
  6. 平行在来線について
  7. 北陸新幹線について(2)
  8. 2月県議会定例会について(2)

本文

阿部知事からの説明

1 2月県議会定例会の開会、新たな総合5カ年計画に対する意見募集、小学生と知事のランチミーティングの参加者募集、県民主催のタウンミーティングの開始、信州DC期間中の観光地利用者数等について

長野県知事 阿部守一
 こんにちは。それでは本日の会見を行いたいと思います。私のほうからは最初に4点ほどお伝えをしたいと思います。
 まず1点目ですが、新たな総合5カ年計画に対する意見募集ということであります。今日から2月県議会定例会が始まったわけでありますけれども、本日は提案説明の中でも少し触れさせていただきましたけれども、新しい総合5カ年計画を総合計画審議会で検討をスタートしていただいているわけでありますが、私としてはできるだけ幅広い県民の皆さんと一緒になって長野県のビジョンを考えていきたいと思っております。そうした中でぜひ県民の皆様方から積極的なご提案をいただきたいと、これからの長野県に対してお考えになっていること、思っていらっしゃることをぜひ県に対して提案・提言をしてもらいたいと思っています。募集内容ということで裏側のほうに3点ほど記載しているかと思いますけれども、私が望むこれからの長野県、それからこれからの長野県の姿をあらわす言葉、キーワード、それから将来に向けた県の取り組みへのご意見、ご提言ということで、幅広くご意見をいただきたいと思いますし、できるだけ多くの方からご意見・ご提案をお寄せいただければありがたいと思っています。1月から県のホームページで意見募集を行っているところでありますけれども、このホームページに加えまして皆様方にお配りしたようなはがき付きリーフレット、あるいはポスター、県の機関、市町村の役場、高校、大学、コンビニエンスストアなどに設置をしてまいりますので、ぜひ皆様方のご協力をお願いしたいと思っています。ぜひ多くの皆さんの力を結集して夢と希望の持てる長野県の将来ビジョンを作っていきたいと思っています。
 それから2点目でございますが、小学生の皆さんとのランチミーティングの参加者募集ということであります。3月24日に県庁見学イベントというものを予定しております。これは毎年行ってきているわけでありますけれども、その県庁見学イベントに合わせて小学4年生、5年生、6年生のみんなとその保護者の皆様とのランチミーティングを行いたいと思っております。県庁見学イベントはありましたけれども、県庁見学イベントに合わせてこうした機会をつくるというのは初めての試みであります。ぜひ先程のビジョンの話とも関連しますが、今の小学生が4年生、5年生、6年生だと、ちょうど10年たったらもう二十歳になるという年頃の子ども達ですので、ぜひ将来、未来の長野県について夢のあるお話をしたいし、話を聞かせてもらいたいと思っております。申し込んでいただくにあたっては、こんな長野県にしたいと、私が考える未来の長野県ということ、それから知事、私に対して質問したいこと、それから住所氏名等必要事項を書いて申し込んでいただければと思っております。ぜひ大勢の皆さんの応募をお待ちしたいと思います。
 それから3点目でありますが、ランチミーティングとかタウンミーティングとか同じ話が続いて恐縮ですが、タウンミーティングの関係であります。今まで県政タウンミーティングは、これは長野県主催という形で行わせてきていただきました。しかしながら、これは私のイメージとしてはどうしても県が主催者だと肩ひじを張りがち、いらっしゃる方もそうですし、どうしても県がやるといろいろな所で配慮していかなければいけないという部分もあるので、なんとなく場の雰囲気も硬くなってしまいがちなところもあります。そうした思いもありまして、ぜひ来年度以降は、4月以降は県民の皆様が主催するタウンミーティングということも行っていただきたい、行わせていただきたいと思っております。私が参加をさせていただいて、県民の皆様方と一緒になって行うようなタウンミーティングを考えたいと思っております。日程調整次第ですべてご要望におこたえできない可能性もあると思いますけれども、できるだけ参加をさせていただくように検討していきたいと思っております。ただこれは県民の皆様方の主催になっていただくわけでありますけれども、申し込んでいただくにあたっては一定の条件を付させていただいております。一つは主催者の方以外誰でも参加できるような公開の集会という形にぜひしていただきたいと、それから主催者の方々を含めて参加される方が大体30人以上見込まれる場合、これは当日にならなければ分からないというところもあるかと思いますので、厳格には決めませんけれども、大体30人以上はお集まりいただけるような場であっていただきたいと。それから集会の運営とか費用負担等は大変恐縮ではございますが、主催者の側で行っていただきたいということであります。また特定の個人・団体の利益を目的としたようなもの等、集会の内容等によってはお断りをさせていただく場合もあります。ただできるだけ広く、特定の集団のためとか、特定の企業のためとか、そういうものでなければできるだけ広く対応していくようにしていきたいと思っております。ぜひ、私はいつも申し上げているのですが、私と県民の皆さんとが向き合う形よりはむしろ、県と県民の皆さんとが一緒になって物事を考えていくというような集会が私としてはありがたいと思っています。ぜひ今後の地域づくり、あるいは共創・協働につながるものにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 それから最後4点目ですが、デスティネーションキャンペーン、昨年10月から12月までの3カ月間開催を致しました。観光地利用者数、そして観光消費額の速報値という形でまとまりましたのでご報告を致したいと思います。これもお手元に資料をお配りしているかと思いますが、観光地利用者統計調査という調査の対象が288カ所あります。そのうち原則として地方事務所ごとに利用者数の多い上位8カ所の全部で80カ所について、このデスティネーションキャンペーン期間中の集計を行いました。3カ月間の観光地利用者数は1,287万9千人ということで、対前年同期比107.2パーセント、7.2パーセントの増という形です。それから観光消費額は477億6千万円余ということで、前年同期比106.1パーセントと、6.1パーセント増という形になっております。観光地利用者数、観光消費額とも今回の80カ所の集計では前年比10パーセント増という目標には残念ながら達してはおりませんけれども、他の地域でこれまで開催されましたデスティネーションキャンペーンと同程度の増加を確保しております。経済環境が非常に低迷している、景気低迷が長引く中で、一定の成果が上がったキャンペーンであったと思っております。今後内容についてはさらに分析を致しまして、今年の秋にも開催を予定しております県内全域を対象とした観光キャンペーンにその成果をさらに生かしてまいりたいと思っております。
 私のほうからは以上です。

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取材者からの質問

1 新たな総合5カ年計画について

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 1点目はですね、今、県民からの意見募集のお話もありました将来ビジョンに対するお話ですけれども、今日の県会の提案説明でもですね、「社会経済環境が急速に変化する中で新しい県政の進路を定めるのに一刻の猶予も許されません」と改めて早期の見直しのお考えを示されたかと思うんですが、当初知事はできれば現行計画が最終年度の2012年度、平成24年度まで待つのではなくて1年前倒して見直して新計画を走らせたいというお話だったかと思うんですけれども、その後議会での議論なども踏まえてできれば1年前倒してスタートさせたいという思いにはお変わりはないのかどうか、その点を教えてください。

長野県知事 阿部守一
 議会の議決を経なければスタートできない話でありますから、私の思いだけではいかんともしがたい部分だと思っています。ただ今日、県議会の議場でも申し上げているとおり、できるだけ早く内容についても県議会にご説明をして理解を得られるような形を作ってスタートさせていきたいと思っています。ただ、逆に拙速であまり中身のない計画を作ってもいけないと思いますので、私自身もビジョンと戦略、具体的なものを作っていきたいと思っていますので、その出来具合、出来次第ということにもよると思いますけれども、そうした環境の中では、もちろんできるだけ早く新しいビジョンを考えていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 分かりました。

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2 2月県議会定例会について(1)

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 それから議会、2月県会今日から始まったわけですけれども、これまでのところ予算の中でもですね、一つ信州型事業仕分けの本格実施に向けてはですね、先行実施のときに議論になりました構想日本への委託についてですね、まだ一部会派内では異論がある向きも聞いていますけれども、その点についてこれからどう理解を得ていくか、それから、他にすでに方針が決まっているものとしては、浅川ダムの建設予算についても現時点で修正案を出したいと話している会派もありますけれども、その大きく二つについて、どのようにこの県会で各会派の理解を得ていくか、お考えをお話しください。

長野県知事 阿部守一
 まず仕分けの異論というのはどういう異論があるのかというのは、まだこれから議会でご質問をいただかなければご異論があるのかご異論が無いのか正直分かりませんけれども、私としては今回は県民判定人方式という形で、これは県民の意見を広くできるだけ反映をさせていただこうという形で都道府県で導入するのは初めての形になると思いますけれども、なお一層ある意味で県民の皆さんの参加を進めるという観点で充実をしていきたいと思っていますので、そういう観点で県民の声というのは先行実施の段階のものに比べれば数段反映される結果になるものと思っています。構想日本の関係について申し上げれば、やはり仕分けの論点とか議論については一定程度経験のある人がリードしていかないと、なかなか散漫の議論になったり県側の説明に惑わされるというと言い過ぎかもしれませんけれども、実はもう少しそこは突っ込んだほうがいいのではないかというところに突っ込みが足りなくなったりということもあり得る場合が結構あるのではないかと思いますので、そういう意味で構想日本の支援というのは引き続き必要だと思っています。それから浅川ダムの関係はこれはこの場でも何度も私の考え方を繰り返し申し述べさせていただいているとおりでありまして、その考え方に基づいて今回の予算案を計上しているということであります。

信濃毎日新聞 島田誠 氏 
 2点目の浅川ダムについては、まだ相容れない考え方を主張されてらっしゃる会派もありますけれども、これまでの説明をもう一度繰り返していくということになるということでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それは私もこの場でも申し上げていますけども、そもそもいろいろな段階の、ダムの問題はいろいろなレベルでの賛成意見、反対意見というのがある話でありまして、具体的にどういう点についてご指摘であるかということによっても当然説明の仕方とか内容とかっていうのは変わってくるだろうと思いますが、基本的には私として、知事として判断をさせていただいた事項でありますのでこの点については予算案においても同じ考え方で進めさせていただきたいと思っています。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 分かりました。

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3 北陸新幹線について(1)

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 それから最後にですね、少し前から検討しているという話が伝わっていたかと思いますけど、新潟県さんのお話ですけれども、北陸新幹線の建設負担金について当初予算案に盛り込まない、計上しないという方針を今日正式に示されたようですけれども、これについての長野県としてのどういうふうに評価されるのか、受け止めとそれから今後どのように対応していくお考えか伺わせてください。

長野県知事 阿部守一
 まず新潟県は新潟県のお考えがあるのだろうと思いますし、具体的な内容についてお聞きしているわけではないので、新潟の対応について私がここで特段コメントすることは差し控えたいと思います。ただ一般論として申し上げれば、北陸新幹線についてはこれは線でつながっている路線でありますし、これまで周辺沿線の都道府県一丸となって26年度末までの開業に向けて取り組んできているという経過もあるわけであります。そうした状況も踏まえて、長野県としては今回の予算案にも必要とされる負担金については計上をさせていただきました。しかしながら、これからももちろん事業主体の情報公開、情報提供っていうのはしっかりやっていただく必要があると思っておりますし、またJRの貸付料の還元等の話についても、これはこういう地域によっていろいろな考え方があると思いますけれども、長野県は長野県としての主張を国に対しても引き続き行っていきたいと思います。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 ありがとうございます。

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4 代表監査委員の選任について

信越放送(SBC) 上條道哲 氏
 3月末に辞任されます浦野代表監査委員の後任で八十二銀行の元副頭取の吉沢さんを選任されるということで議会側に伝えられたようですが、吉沢さんにはどんな点を期待されて選任されるおつもりでいらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 正式に県議会に議案としてお出ししてないので、ちょっとその点についてはこの場ではコメントは致しかねます。

信越放送(SBC) 上條道哲 氏
 ありがとうございました。

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5 長野電鉄屋代線の存続について

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 ちょっと議会の話ではなくて、地域の鉄道の屋代線の話で伺いたいんですが、知事もご承知だと思うんですが、法定協議会のほうでは廃止の方針が出されて、一方で住民の方はまだ結論を出すのが早すぎると。もうちょっと実験を続けて増加策を探らないかっていう意見がありまして、長野県も交通政策課のほうで法定協議会の委員をやられて一票投じられたわけですけれども、知事も屋代線に以前乗ったことがあるとおっしゃっておりましたけど、この問題について考えとご所見を伺いたいんですけども。

長野県知事 阿部守一
 今回、2月20日の協議会ですか、その場の投票において屋代線に代わってバスによる地域公共交通を確保するという方向性が決定されたということで、次回の協議会で今後のスケジュールについて検討されるという報告は私も受けております。この問題、本当に地域の皆さんの中にはさまざまな意見や思いがあろうかと思いますし、委員の皆様方も今回投票という形になったので、中には非常に苦しい判断を迫られた方もいらっしゃるのではないかと思います。そうした状況が今回の僅差(きんさ)の結果という形になったのではないかと思います。協議会において廃止という方向が決定されたということで、ある面で地域としてはそういう方向性だというご判断になっているわけですので、このこと事態は大変重く受け止めせざるを得ないと思っています。交通の話というのは非常にこれからの地域社会においては重要なテーマだと思いますが、その反面で私も昔、自治省で公営企業一課っていうところで公営企業の地下鉄事業とかバス事業とかを担当していた時代があるのですけれど、その地域とかその交通量に適合した交通システムを選択していくということも片方では重要だろうと思いますので、ぜひ多くの住民の皆さんの理解を得られるような形でこの問題が進んでいくことを私としては期待したいと思います。

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 と申されますのは、決まったバスという方向性の下で住民の方の意見を聞いて利便性の良いバスにして・・・という方向で話を進めていくっていうのが・・・

長野県知事 阿部守一
 当然バスという方向性で出されているわけでありますし、そういう地域としての方向性、何というかいろいろな交通手段ありますけれども、その地域、地域の交通量に適合した交通手段を私は充実していくということがこれから必要になっていくのだろうと思います。確かに今ある機関を大事にしていこうという思いも重要だと思いますし、大切にしなければいけない部分もありますけれども、これから今日の議会の提案説明でも申し上げましたけれども、本当に大きく人口構造が変わってきます。人口の分布とかも変わってくる中で今までと同じ交通体系をすべて維持していくのが望ましいのか、それとも違う交通手段に切り替えて、そのことによって逆に利便性を高めていくほうが望ましいのか、そういう点も含めてぜひ地域の中でよく検討してもらいたいと思います。

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 結果はかなり僅差(きんさ)で2票違ったら、また違う結果だったわけなんですけれども、無記名投票という性格上どこまでお答えできるか分かりませんけど、長野県は小林(交通政策)課長さんが委員として投票されたわけなんですけれども、どういう観点から投票されたんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それは私としては課長が地域のことを考えて判断した上で投票したと思っています。

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 分かりました。

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6 並行在来線について

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 すみませんもう1点、同じ鉄道の話で明日ですね、信越線の並行在来線のスキーム検討委で引き継ぎ先の方向性がまたこれも決まるんですけれども、改めてちょっと事前に、知事のこの並行在来線が抱える問題点と貸付料の国からの支援等含めての問題意識っていうのを改めて伺いたいんですけれどもお願いします。

長野県知事 阿部守一
 並行在来線の問題はそもそもかつての政府与党申し合わせがずっと維持されていること事態がいかがなものかと思うところも私としてはあります。ただそうはいっても日本全国同じスキームで開業と同時に並行在来線について分離ということでやってきて、しなの鉄道は先行したわけでありますから、そこまでなかなか覆していくのは難しいとなれば、これから現実的に並行在来線をどうやって維持していくかということに最大限意を用いていかなければいけないと思っています。これは沿線の地元の自治体の皆さんと力を合わせて取り組みたいと思いますが、私としてはやはりひとつは経営をきっちりと成り立たせていくことができるような財政的な側面を国に、先程貸付料の話がありましたけれども、貸付料も含めてその活用について国に対しては求めていきたいと思っています。これからJRと具体的なご相談をさせていただくという形になっているわけでありますけれども長野県の財政も非常に厳しい状況でありますのでそうしたことも踏まえながら、並行在来線がしっかりと成り立つような形の方向性を考えていきたいと思っています。

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 ありがとうございました。

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7 北陸新幹線について(2)

長野朝日放送(abn) 後藤啓太 氏
 北陸新幹線の話に戻るんですけれども、ちょっと重なるところもあるかと思いますけれども、新潟県が予算に計上しないということで開業の遅れなんかも懸念されているところではありますけれども、そのあたり知事はどうお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まだ開業が遅れるかどうかというのは具体的な話として私は聞いていませんので、遅れるという前提でのお話はできません。地域の課題として先般も北信の地方事務所管内の市町村長とお話ししたときには、ぜひ前倒しでの開業という強い要請の声もありますので、そうしたことが起きないように長野県としては負担金の予算を計上させていただいているわけですので、そういうことの起きないように関係方面には求めていきたいと思います。むしろ前倒しで開業してもらうような形のお願いを逆にしていく必要があるのではないかと思っています。

長野朝日放送(abn) 後藤啓太 氏
 ありがとうございます。

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8 2月県議会定例会について(2)

朝日新聞 二階堂友紀 氏
 今日の知事の議案説明の最後のほうで、一言申し上げますという部分なんですけれども、一番最後のほうで「衆心(しゅうしん)城を成す」という言葉を取り上げられたんですけれども、この言葉には続きがあるみたいで、「衆口(しゅうこう)金を鑠(と)かす」という続きがあって、意味としては、民衆の声は金を溶かすほどであると。民衆の大切さというのを説いた言葉だそうなんですけれども、県民主権を掲げる知事としてはですね、県民の重要さというのを説くことで、議会側に対して2月議会での県民目線での対応を求められたのかなあとも勘ぐったんですけれどもそこら辺の、知事が今日こういうのを加えられたことの真意を教えてください。

長野県知事 阿部守一
 特に他意はないです。特に他意はないというのは、当然議会の皆様は私もそうですし議会の皆様も県民の代表ですから常に県民の思いとか声というのは意識しつつ共有しつつ活動されてきていると思っています。私は今日、ああいう形で「衆心成城(しゅうしんせいじょう)」ということを引用させていただいたのは、本当に大きな転換期の中で長野県がいち早く新しい時代を切り開いていきたいと。そのためには、これは本当に私独りだけではできませんから多くの県民の皆様と、そして県の職員と力を合わせて取り組んでいきたいとそういう決意を述べさせていただきました。

朝日新聞 二階堂友紀 氏
 分かりました。

長野県知事 阿部守一
 どうもありがとうございました。

 

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