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同和問題
同和問題は、日本社会の歴史的発展の過程の中で形づくられた身分階層構造に基づく差別により、日本国民の一部の人々が長い間、職業や住まい、結婚、交際などで厳しい制限をされ、現在もなお「同和地区」や「被差別部落」などと呼ばれる特定の地域の出身であることやそこに住んでいること等を理由に結婚や日常生活の上で様々な差別を受けている我が国固有の人権問題です。
この問題の解決をめざし、様々な取り組みを行ってきた結果、住環境などの格差は大きく改善されましたが、結婚差別、差別的言動などの差別事象はいまだに後を絶ちません。また、インターネットを利用した新たな形態による差別も発生しています。
このような差別をなくすために、私たち一人ひとりが、同和問題を正しく理解し、差別意識を解消すると共に、差別を見逃さないよう行動していくことが大切です。 |

人権に関する県民意識調査(平成20年6月) 人権・男女共同参画課調べ
○差別につながる調査・問い合わせ
| ・身元調査 |
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就職や結婚などのとき、調査会社などを使って、出身地や家族の状況を調べる調査は人権侵害や差別につながるおそれがあります。 |
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企業等における従業員の採用にあたっては、本人の仕事への適性や能力のみで決められるべきです。 |
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また、結婚は、結婚する二人の意思によるもので、日本国憲法においてもその権利と自由が保障されています。 |
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| ・土地調査・問い合わせ |
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入居時や、宅地建物取引の際に、同和地区に関する問い合わせをしたり、土地調査を依頼することも、その土地に住む人々全体への差別につながります。 |
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このような調査を依頼しない、行わないことが大切です。 |
○えせ同和行為
同和問題の解決を遅らせている原因として、えせ同和行為があります。
えせ同和行為とは、同和問題を口実に、企業等に対し、「ゆすり」「たかり」とも言える方法で、高額な書籍の購入や寄付を強要してくる行為です。要求の手口としては、執ように電話をかけてきたり、「同和問題を知っているか」と言っておどすものなどが多いことがわかっています。そのような行為は、「同和問題は怖い」などという誤った意識を植え付け、真の同和問題から人々を遠ざけてしまう恐れがあります。
不当な要求に対しては、き然とした態度で臨み、必要がなかったらきっぱり断りましょう。
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えせ同和行為への対応
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・違法・不当な要求は断固として拒否しましょう。 |
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・こわいものという意識を捨てましょう。 |
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・最初から一貫して、き然とした態度で対応しましょう。 |
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・安易な妥協をすると更につけ込まれることになります。 |
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・暴力的言動があった場合には、直ちに警察への要請、通報など法的手段をとりましょう。 |
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詳しくは、法務省「えせ同和行為を排除するために」をご覧ください。 |
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