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更新日:2013年6月23日

重要水防区域について

 

1重要水防区域とは?

洪水時には、その洪水により堤防や護岸などが壊されたり、洪水が堤防を越えてあふれないように、水防団(消防団)が土のうを積むなどの「水防」活動を行いますが、そうした事態をいち早く察知するために、洪水が一定規模になると水防団が危険箇所がないか堤防点検を行います。ただし点検を行う区間が長いため、現在の堤防の状態や過去の実績などから、あらかじめ水防上重要な区域を定めておくことにより、より効率的な点検ができるため危険箇所の早期発見につながります。このような考えから、毎年重要水防区域を定めております。

長野県内の重要水防区域

2重要水防区域の考え方

重要水防区域は、堤防の状況などにより「堤防高(流下能力)」「堤防断面」「漏水」などの種別に分類され、その種別ごとに重要度が設定されております。

重要度A 水防上最も重要な区間
重要度B 水防上重要な区間
要注意区間 注意を要する区間


3重要水防区域の選定基準

種別 重要度 要注意区間
A 水防上最も重要な区間 B 水防上重要な区間
堤防高
(流下能力)
計画高水流量規模の洪水の水位(高潮区間の堤防にあっては計画高潮位)が現況の堤防高を越える箇所。 計画高水流量規模の洪水の水位(高潮区間の堤防にあっては計画高潮位)と現況の堤防高との差が堤防の計画余裕高に満たない箇所。  
堤防断面 現況の堤防断面あるいは天端幅が、計画の堤防断面あるいは計画の天端幅の2分の1未満の箇所。 現況の堤防断面あるいは天端幅が、計画の堤防断面あるいは計画の天端幅に対して不足しているが、それぞれ2分の1以上確保されている箇所。  
法崩れ・すべり 法崩れ又はすべりの実績があるが、その対策が未施工の箇所。 法崩れ又はすべりの実績があるが、その対策が暫定施工の箇所。
法崩れ又はすべりの実績はないが、堤体あるいは基礎地盤の土質、法勾配等からみて法崩れ又はすべりが発生するおそれのある箇所で、所要の対策が未施工の箇所。
 
漏水 漏水の履歴があるが、その対策が未施工の箇所。 漏水の履歴があり、その対策が暫定施工の箇所。漏水の履歴はないが、破堤跡又は旧川跡の堤防で、漏水が発生するおそれのある箇所で、所要の対策が未施工の箇所。  
水衝・洗掘 水衝部にある堤防の前面の河床が深掘れしているがその対策が未施工の箇所。
橋台取り付け部やその他の工作物の突出箇所で、堤防護岸の根固め等が洗われ一部破'損しているが、その対策が未施工の箇所。
波浪による河岸欠壊等の危険に瀕した実績があるが、その対策が未施工の箇所。
水衝部にある堤防の前面の河床が深掘れにならない程度に洗掘されているが、その対策が未施工の箇所。  
工作物 河川管理施設等応急対策基準に基づく改善措置が必要な堰、橋梁、樋管その他の工作物の設置されている箇所。
橋梁その他の河川横断工作物の桁下高等が計画高水流量規模の洪水の水位(高潮区間の堤防にあっては計画高潮位)以下となる箇所。
橋梁その他の河川横断工作物の桁下高等と計画高水流量規模の洪水の水位(高潮区間の堤防にあっては計画高潮位)との差が堤防の計画余裕高に満たない箇所。  
工事施工     出水期間中に堤防を開削する工事箇所又は仮締切り等により本堤に影響を及ぼす箇所。
新堤防・破堤跡
旧河川
    新堤防で築造後3年以内の箇所。
破堤跡又は旧川跡の箇所。
陸閘     陸閘が設置されている箇所。

4用語の解説

土のう(どのう)
土のうとは、40cm×70cm程度の袋に砂や土を詰めたもののこと。各種水防工法の基本的材料として使用されます。

陸閘(りっこう)
陸閘とはやむを得ない理由で、堤防が連続していない場合、あくまでも暫定的な措置として、洪水や高潮時に堤防の機能を確保するために締め切ることのできる施設(容易に閉塞できる構造)のこと。

水衝部(すいしょうぶ)
水衝部とは川が曲がっている外側で、水の流れが強くあたる場所のこと。

天端(てんば)
天端とは、堤防や護岸の一番上の平らな部分のこと。

漏水(ろうすい)
漏水とは、洪水時に洪水の一部が堤防等の反対側に吹き出ること。堤防の内部(堤体)を通って吹き出ることを堤体漏水(ていたいろうすい)、堤防からでなく地盤から吹き出ることを基盤漏水(きばんろうすい)という。


お問い合わせ

建設部河川課

電話番号:026-235-7308

ファックス:026-225-7069

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