◆策定の背景 |
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野尻湖では、流域の社会経済活動に伴う富栄養化の進行により、淡水赤潮の発生等水質の悪化が問題となりました。このため、平成6年に湖沼水質保全特別措置法に基づく指定を受け、以降3期15年にわたり湖沼水質保全計画を策定し、総合的な水質保全対策を実施してきました。その結果、全窒素及び全りんは減少傾向にありますが、CODについては環境基準の達成には至っていません。
このような状況から、引き続き野尻湖の水質改善を図るため、野尻湖に関わる人々と水環境の調和に配慮して、「野尻湖水質保全計画(第4期)」を定め、関係市町村、団体及び県民の理解と協力を得て、浄化対策を総合的かつ計画的に推進します。 |
◆長期ビジョン 「みんなの野尻湖 美しい姿を次世代に」
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野尻湖が担う3つのはたらき “湖や流域が豊かな自然を育む” “湖に親しみ、学び、癒し、憩う” “湖に関わる人々に持続的な恵みをもたらす” を将来にわたって享受できるよう、「みんなの野尻湖 美しい姿を次世代に」をキャッチフレーズとして、野尻湖に関わる多くの人々や事業者とともに、野尻湖の望ましい将来像を概ね30年後(平成50年度)を目途に達成すること目指します。

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◆長期ビジョンの達成に向けた第4期計画における取組 |
野尻湖に係る水質保全計画に基づく対策の着実な実施と、同計画の定期的な見直しにより、おおむね30年後を目途に長期ビジョンの達成を目指します。
長期ビジョンの実現に向け段階的に水質の改善を図るため、計画期間内(平成21年度から平成25年度)では、下水道への接続促進等により特定汚染源負荷の削減を図るとともに、環境にやさしい農業や森林整備の推進等により流出水負荷の削減を図ります。また、水生植物の復元等について、地域住民による主体的な取組が推進されるよう支援、啓発等を実施します。 |
◆第4期計画の方針 |
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計画期間:平成21年度から平成25年度までの5年間
水質目標:(単位:mg/L)
| 項 目 |
現 状 (平成20年度) |
目標値 (平成25年度) |
環境基準 |
| 化学的酸素要求量(COD) |
75%値 |
2.3 |
1.5 |
1.0 |
| (参考)年平均値 |
1.9 |
1.5 |
− |
| 全 り ん |
年平均値 |
0.005 |
0.005 (現状水準の 維持・向上) |
0.005 |
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◆第4期計画の主な取組 |
- 生活排水対策
- 流出水対策
環境にやさしい農業の推進農業者や関係団体と連携し、環境にやさしい農業を地域全体で推進します。
森林整備の推進自然地域のほとんどを占めている森林の多面的な機能を高度に発揮させるため、森林整備等を積極的に推進します。
流出水対策地区の指定野尻地区及び菅川・市川流域を流出水対策地区として指定し、降雨に伴い市街地・農地等から流出する汚濁負荷対策を重点的に実施します。(指定地区はこちら。)
- 調査研究の推進と活用
水生植物による水辺整備水質浄化や生態系回復の効果が期待できる水辺整備及び管理の手法を住民等と協力して検討し、普及に努めます。
ソウギョの生態の把握と駆除方法の研究水生植物の回復を阻害する要因の一つと考えられるソウギョの駆除方法を確立し、積極的な駆除に努めます。
湖の水質汚濁機構に関する研究効果的な水質保全対策の検討に資するため、湖の水質挙動等に関する研究に努めます。
- 環境学習の推進、環境保全意識の啓発
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