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地球上に生命が誕生して以来、30億年以上かけて適応放散と絶滅をくり返し、多種多様な生物が進化してきました。
その結果、現在の地球上における生物は、全種数が1,000万種とも3,000万種ともいわれています。
ところが、現在は年間に2〜3万種もの生物が絶滅しているとの推定もあり、恐竜が絶滅した白亜紀末(約6,500万年前)をしのぐ速度で大量絶滅が起きているといわれています。
これは、森林伐採や大気・水質汚染をはじめ、様々な人間の活動による地球環境の著しい悪化などが大きな原因です。
このような状況を警告するため、国際自然保護連合(IUCN)は1966年、国際的に絶滅のおそれのある野生生物の種をリストアップし、それらの生息状況などを解説したレッドデータブックを発行しました。
その後、各国で国内版のレッドデータブックが作成されるようになり、日本でも、植物については1989年に(財)世界自然保護基金日本委員会と(財)日本自然保護協会による「我が国における保護上重要な植物種の現状」、さらに2000年には環境庁(現 環境省)による「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブック- 植物I & II」、動物については1991年に環境庁(現 環境省)による「日本の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータブック)脊椎動物編、無脊椎動物編」が発行されています。
さらに、地方版(都道府県版及び市町村版)のレッドデータブックも各地で刊行されるようになり、地域でも絶滅のおそれがある生物に関心が寄せられています。
こうした社会情勢を背景に、長野県でもレッドデータブックの作成が望まれてきました。
そして、平成10年度から県版レッドデータブックの作成事業が始まり、平成13年度には維管束植物編 、平成15年度には動物編、平成16年度には非維管束植物・植物群落編を発行しました。
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