|
位置
|
中国の北部、黄河が湾曲する北に位置して、首都北京市、天津市を取り囲んで
おり、北東部は渤海湾に面している。 |
|
人口
|
6,943万人(長野県の約31倍、日本の約半分) |
|
面積
|
187,693平方キロメートル(長野県の約14倍、日本の約半分) |
|
地形
|
東南(沿海部)から西北(山岳地帯)に向かって高くなっており、山地と高原が省の面積の約57%を占めて
いるが、標高50m以下の地域も約45%となっている。 |
|
気候
|
温帯大陸性モンスーン気候で夏と冬が長い。夏は高温で雨期は7月〜8月に集中し、冬は寒冷でほとんど降雪もない。春は風砂が多いが、秋は涼しく快適である。
石家荘市の月平均気温は26.7℃(7月)〜−3.1℃(1月)、年平均降水量は599ミリである。 |
|
沿革
|
河北省は、肥沃な華北平原では早くから農業や文化が発達し、華北に建設された国の都を補佐してきた。
明・清代には、皇帝直轄地(直隷省)であったが、1928年に河北省に改称された。1955年の熱河省域編入と1967年の天津市分離(中央直轄市へ)を経て、現在に至る。 |
|
特性
|
清代末期の20世紀初頭から鉄道インフラ整備や炭鉱の開発により近代工業化に歩みだし、現在では首都北京から放射状にのびる多くの鉄道幹線、高速道路網により内陸交通の要衝になっている。
この立地のメリット(北京・天津のインフラや消費人口)を生かしながら、渤海沿岸地方や省都石家荘市を中心に外資の導入や改革開放政策が積極的に進められている。 |
|
農業
|
華北平原(平野部)においては、小麦と綿花の主要な産地となっている。このほか、平地ではトウモロコシ、落花生、ゴマなどが裏作で栽培され、丘陵地で生産される梨、ナツメ、栗等は全国の生産高の1/3以上を占める。 |
|
資源
|
地下資源は、鉄鉱石、石炭、石油などで、有数の産出量を上げている。 |
|
製造業
|
産出される地下資源の加工型立地構造に特色が見られ、紡績業をはじめ、化学(肥料、医薬品)、建築資材(セメント、ガラス)、鉄鋼・冶金、農業用トラクター、食品・製塩等の5大支柱産業が発達している。
国有企業改革のモデルとして有名な「邯鄲(かんたん)鉄鋼公司」があり、一方ハイテク産業も積極的な育成が図られている。 |
|
文化
|
雑技や武術の里として知られ、歴史文化遺産は陜西省と並んで中国一と数えられる。劉備(三国時代蜀の初代皇帝)、曹雪芹(清代「紅楼夢」の作者)などの著名人も多く輩出している。 |
|
省都
|
石家荘市(1968年〜。北京から南西に280km、長野市の友好提携都市)
|