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しあわせ信州

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更新日:2018年6月8日

山と自然のサイエンスカフェ@信州を開催しました

  「山と自然のサイエンスカフェ@信州」(略称“山のサイカフェ”)は、当研究所の研究員が、信州の大きな特色と魅力の源である“山と自然”に関する話題を提供し、参加者のみなさまとともに気軽に語り合うというイベントです。

 ここでは、平成30年度の開催の様子をお伝えします。

 平成30年度の開催予定はこちら

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会場:ステーションビルMIDORI長野「りんごのひろば」

第1回「サトイモ科植物と昆虫の切っても切れない縁」

 

SteudneraColocasiifolia

ColocasiomyiaSteudnerae

今年度の初回(通算第35回)となる山と自然のサイエンスカフェ@信州を開催したところ、多くの方々にご参加をいただきました。皆さま興味深くお聞きいただき、たくさんの質問、活発な意見交換をありがとうございました。

日時:平成30年5月24日(木曜日)18時~19時30分

参加人数:約50名

話題提供者:技師 髙野宏平(植物生態担当)

講演概要(当日の配布資料(PDF:141KB)):

1.サトイモ科植物は世界で約3750種あるが、東南アジアを中心に分布するサトイモ属(約10種)やクワズイモ属(約70種)の植物はタロイモショウジョウバエ(約100種)と緊密な送粉共生を進化させてきた。

2.「送粉共生」とは植物が花粉や蜜などの報酬を与える一方で、動物は花粉を運搬(送粉)するという、互いに利益を受ける関係のこと。

3.植物と送粉者が互いの特徴に適応する共進化の過程で特殊化し、地球上で3000万種ともいわれる生物多様性の一部を生み出す原動力となってきたと考えられる。

当日の様子:

タロイモチップスの試食やタロイモショウジョウバエの顕微鏡観察も交え、15年間の研究内容を熱く話しました。会場からは「ミズバショウの送粉生態も詳しく知りたい」などのリクエストをいただきました。長野県には他にもナベクラザゼンソウなどが分布していますので、保全のための研究を発展させたいと考えています。

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お問い合わせ

環境保全研究所 

電話番号:026-239-1031

ファックス:026-239-2929

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