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環境保全研究所

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更新日:2016年3月11日

須高地区酸性水対策調査

 鉱害防止対策が実施されてきた須高地区において、その効果などを検証するため継続して水質調査を実施しています。須坂・上高井地方では、松川および百々川水系の河川水が酸性(pH3~4)であり、酸性水の原因は、自然由来の他、かつて硫黄等を採掘した休廃止鉱山にも起因しているとされています。須高地方の主な休廃止鉱山としては松川上流に位置する横手山鉱山、松川支流の樋沢川上流の小串鉱山および米子川上流の米子鉱山などがあります。県は休廃止鉱山対策として、昭和57年度から平成8年にかけて小串鉱山跡地、米子鉱山跡地および横手鉱山跡地の覆土、排水および緑化工事等を実施しました。本調査は、須高地区における酸性河川の水質特性を把握し、水質改善の可能性を探るため、昭和59年から継続して松川および百々川水系の5地点でpH等の酸性指標項目等の調査を実施しています。pHの平均値の変化は図のとおりです。測定地点毎に見ると松川上流、樋沢川、米子川ではpH4以下であり、下流部の百々川では約5.0を中心に変動する傾向は、測定開始以来変わっていません。

 松川下流においては、平成20年にpHが大幅に低下しました。松川に合流していた八木沢川に八木沢川樋門が建設されたことにより、八木沢川は松川と合流する前に直接千曲川へ放流されるようになったことが原因です。このため八木沢川による希釈の効果がなくなったことにより、松川下流のpHが低下したものです。

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             須高地区河川におけるpHの経年変化

 

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