環境保全研究所

しあわせ信州

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更新日:2015年4月1日

霧ヶ峰における自然環境の保全と再生

研究課題名:霧ヶ峰における自然環境の保全と再生に関する調査調査

研究期間:H18~19年度(2006~2007年度)

背景と目的

 平成14年2月に旧霧ヶ峰有料道路が無料化されたことを契機として、「ビーナスライン沿線の保護と利用のあり方研究会」(会長:土田勝義、事務局:長野県環境自然保護課)が設置され、保護と利用について検討されてきました。そして、平成16年3月に提言がまとめられています。その中で、草地の森林化、湿地の乾燥化、踏み込みによる裸地化、外来種の拡大などの問題が生じている霧ヶ峰について、さらに自然環境の現状把握が必要であるとして、研究所は、平成16~17年度ならびに平成18~19年度の2期にわたって自然環境の現状を多角的に把握した上で、その保全策を検討するため霧ヶ峰の総合調査を行っています。
 

夏の八島湿原(2004年7月8日) 夏の八島湿原(2004年7月8日)

調査の概要

(1) 調査対象地域:以下の三つの植生を調査対象としています。

  • 湿原(八島ヶ原、踊場、車山湿原)
  • 霧ヶ峰の草原
  • 樹叢

(2) 調査項目:専門担当分野ごとに、次のような項目について現地調査や文献調査を行っています。

  • 森林化の状況調査、植物相(フロラ)調査、鳥類相の調査ルート周辺での植生構造や植生変化に関する調査、外来種調査

  • 植生変化が鳥類群集の変遷に与える影響

  • ニホンジカの分布及び影響調査と今後の影響予測

  • レッドリスト掲載種など指標種の昆虫生息状況の把握

  • 両生類・魚類等の生息状況の調査

  • 地形・地質に関する現地地表踏査

  • 草原の管理方法の変遷など

植生調査中 植生調査中(2004年7月23日)

研究成果

成果報告書「霧ヶ峰における自然環境の保全と再生に関する調査研究(平成16~17年度)」が平成18年(2006年)3月に発行されました。

報告書のダウンロードはこちら(PDF5.57MB)

目 次

1. プロジェクト研究の概要

1-1 霧ヶ峰の現状と課題

1-2 調査研究の概要

2. 研究成果報告

2-1 伝統的な草原の利用・管理とその変遷

2-2 植生変化の実態把握

2-3 火入れ継続地のススキ草原植生

2-4 ススキ草原の火入れが植生に与える影響~火入れ一年目の植生調査結果

2-5 霧ヶ峰湿原周辺の植物

2-6 ヒメジョオン類、イタチハギ等の外来植物の分布概況

2-7 ニホンジカのライトセンサス

2-8 八島ヶ原湿原周辺の草原性鳥類相の変遷

2-9 両生類相ならびに魚類相

2-10 霧ヶ峰のチョウ類

2-11 湿原周辺の荒廃箇所について~湿原外周路の観察から~

3. 総括

3-1 調査研究成果のまとめ

3-2 霧ヶ峰草原の保全に向けて及び今後の課題

(プロジェクトリーダー 大塚孝一)

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お問い合わせ

環境保全研究所 

電話番号:026-239-1031

ファックス:026-239-2929

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