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更新日:2016年12月16日

ジカウイルス感染症について

ジカウイルス感染症とは

ジカウイルス感染症は、ジカウイルス病と先天性ジカウイルス感染症をいいます。
ジカウイルス病は、後天的に、ジカウイルスが感染することにより起こる感染症で、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などが主な症状です。
ジカウイルスは母体から胎児への垂直感染を起こすことがあり(先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障がいを起こす可能性があります。
日本国内での感染はありませんが、海外の流行地で感染し、国内で発症した症例が、2013年以降、11例報告されています。(2016年の中央・南アメリカでの流行後の輸入症例として、8例報告されています。)

ジカウイルス感染症に関するQ&A(厚生労働省) (外部サイト)

感染経路

ジカウイルスを保有する蚊に刺されることによって感染します。
主な媒介蚊は、ネッタイシマカ(日本には生息していません。)、ヒトスジシマカ(秋田県及び岩手県以南に生息)で、ヒトスジシマカ(成虫)の国内での活動時期は5月中旬から10月下旬です。
基本的に、ヒトからヒトへは直接感染するような病気ではありませんが、輸血や性行為によって感染する場合もあります。また、感染して全員が発症するわけではなく、症状が軽いため気がつかないこともあります。
妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性があります。

主な流行地

アフリカ、中央・南アフリカ、アジア太平洋地域で発生があります。近年は中南米等で流行しています。

詳細は、ジカウイルス感染症の流行地域(外部サイト)(厚生労働省)を確認してください。

症状及び治療方法

潜伏期間は2~12日(多くは2~7日)と言われています。
主として軽度の発熱(38.5℃未満)、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、結膜炎、疲労感、倦怠感などを呈します。これらの症状は軽く、2~7日続いて治まります。血小板減少などが認められることもありますが、他の蚊媒介感染症であるデング熱、チクングニア熱より軽症といわれています。ジカウイルスに対する特有の治療薬はありませんので、治療法は対症療法となります。

WHOは3月31日、米国CDCは4月13日、これまでの研究結果から、ジカウイルス感染が小頭症等の原因となるとの科学的同意が得られたと結論づけました。
なお、現在、小頭症や他の神経障がいとジカウイルスとの関連についての更なる調査が行われています。

県民の皆様へ

ジカウイルスが流行している地域へ渡航される方へ

  • ジカウイルスに対する有効なワクチンはありません。
  • 海外の流行地に出かける際には、蚊に刺されないよう注意しましょう。
  • 妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障がいを来すことがあることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方については、流行地への渡航を控えた方がよいとされています。やむを得ず渡航する場合は、主治医と相談の上で、厳密に蚊に刺されないようにする対策を講じることが必要です。
  • 性行為により男性から女性パートナーへの感染伝播が疑われている事例が報告されています。現在、性行為による感染についての十分な知見は得られていませんが、性行為感染のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えること、流行地域から帰国した男性は、症状の有無にかかわらず、最低8週間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際に、コンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。また、母体から胎児への感染のリスクを考慮し、流行地域から帰国した女性は、帰国後最低8週間は、妊娠を控えることを推奨します。

蚊に刺されないための注意事項

  • 長袖、長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくしましょう。
  • 蚊の忌避剤(虫よけスプレー)なども利用しましょう。
  • 可能な限り、網戸が取り付けられている又はエアコンが備わっているなど屋内に蚊が侵入しないホテルやリゾートに滞在しましょう。

 

検疫所での対応

  • リーフレットの設置等により流行地域への渡航者に情報提供しています。
  • 全ての蚊がジカウイルスを保有しているわけではないので、蚊に刺されたことだけで過分に心配する必要はありませんが、心配な方や発熱等の症状のある方は、帰国された際に、検疫所でご相談ください。

 

「夏の蚊対策国民運動」について

ジカウイルス感染症やデング熱の原因となるウイルスは、それらの感染症に感染した人の血を吸った蚊(日本ではヒトスジシマカ)の体内で増え、その蚊がまた他の人の血を吸うことで感染を広げていきます。

蚊から病気をうつされないためには、次の2点の取り組みが重要です。

蚊をできるだけ発生させない

ヒトスジシマカは、空き缶に溜まった雨水など、小さな水たまりを好んで卵を産み付けます。住まいの周囲の水たまりをなくすことで、蚊の数を減らすことができます。

蚊に刺されない

やぶなどの蚊がいそうな場所に行くときは、肌を露出せず、虫よけスプレーを使用するなど、いつでも蚊に刺されないように注意する習慣を身につけましょう。

 

  • ジカウイルス感染症について(外部サイト)(厚生労働省)

    啓発ツールが掲載されています。ご活用ください。

     

    医療機関の皆様へ

    ジカウイルス感染症は、平成28年2月15日より、感染症法の四類感染症、検疫法の検疫感染症に追加されました。

    海外渡航歴や蚊の刺咬歴があり、ジカウイルス感染症が疑われる症例については、最寄りの保健所へ情報提供をお願いします。

    保健所(保健福祉事務所)連絡先

     

     

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    健康福祉部保健・疾病対策課

    電話番号:026-235-7148

    ファックス:026-235-7170

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