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更新日:2014年11月10日

平成26年(2014年)10月24日部局長会議録

時間:9時30分~10時16分

場所:県庁特別会議室

出席者::

阿部知事、小林公営企業管理者、伊藤教育長、岡村警務部長、青柳危機管理監兼危機管理部長、原山企画振興部長、太田総務部長、藤森県民文化部長、小林健康福祉部長、山本環境部長、石原産業政策監兼産業労働部長、長谷川信州マーケティング戦略担当部長、中村農政部長、塩原林務部長、奥村建設部長、石田会計管理者兼会計局長、原監査委員事務局長、春日人事委員会事務局長、大日方労働委員会事務局長、平木財政課長

 

  (太田総務部長)

 ただいまから部局長会議を始めます。本日は加藤副知事が所用により欠席のため、私が進行を行います。議題に入る前に、本日のおいしい部局長会議のメニューにつきまして、小林健康福祉部長から説明をお願いします。

 

(小林健康福祉部長)

 それでは私から説明をさせていただきます。10月も後半で実りの秋ということですが、今回のコンセプトとして、障がいのある方々の働く場を農業に拡大していく取組といたしまして、農政部、産業労働部とも連携を図りながら、「農業就労チャレンジ事業」を今年度からスタートさせております。その中からご紹介をさせていただきます。

 まず一つ目はお豆腐です。安曇野市にあります障がい者就労施設「すてっぷワーク ま・めぞん」さんの「きぬごし豆腐」で、安曇野産大豆と水、天然にがりを使用しております。豆腐の基となります豆乳の濃度が12%と、通常よりかなり高めになっており、非常にまろやかで濃厚です。まずは、醤油をかけずにお召し上がりいただければと思います。このお豆腐は店舗での販売にとどまらず、昔ながらのお豆腐屋さんらしい、車に積んでラッパの音を流しながらという移動販売も行っており、1丁210円でお売りをさせていただいているところです。

 次に紹介をいたしますのは、今、回していただいております、お醤油です。これは、長野市の障がい者就労施設「エコーンファミリー」の皆さんが、長野市若穂にある遊休農地を活用して、川田小学校の児童の皆さんや農家のボランティアの皆さんの協力を得て、マルヰ醤油さんとコラボして作り上げたものです。商品名は「みんなで作ったおしょうゆです。」です。4月から県内のツルヤ全店で250ミリリットル432円で販売させていただいています。また明後日、26日の日曜日にオープンする「銀座NAGANO」においても販売されると伺っております。是非、このお醤油も味わいながら、お食べいただきたいと思います。

 3点目ですが、たい焼きならぬ「鯉焼き」です。この「鯉焼き」を製造・販売されていますのは、「藤田九衛門商店」さんで、昨年5月に善光寺下で古民家を再利用して店舗をオープンしています。この「鯉焼き」の餡(あん)は、通常の小豆ではなくて花豆で、お手元に用意しています。この花豆自体は食べられませんが、これを基に作っています。先ほど申し上げました「農業就労チャレンジ事業」により、農作業に取り組んでいる長野市内の障がい者就労施設が生産した花豆を原料としているところが特徴です。この花豆づくりには店主の方も一緒に参加されているということで、障がいのある方々の農業分野への就労の可能性を高く評価していただいているところです。こちらは1つ190円です。是非、本日、味わっていただき、今後ともご贔屓にお買い上げ等いただければと思います。私からは以上です。よろしくお願いします。

 

(太田総務部長)

 ありがとうございました。皆さんから何か質問、あるいは感想等ありますか。

 

(阿部知事)

 農福連携を進めてもらってありがとうございます。是非、農福連携の成果、どれぐらいの収入アップになっているとか、どれぐらいの雇用増になるかなど、農政部と健康福祉部で成果をわかりやすくまとめてもらうのと、継続的にこういう取組を各部も交えてどんどん応援することを県としてしっかり進めてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(小林健康福祉部長)

 わかりました。まとめさせていただいてご報告、またご協力の依頼をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(太田総務部長)

 それでは報告事項に入ります。資料1に入る前に、今回の御嶽山の噴火災害につきまして、青柳危機管理監兼危機管理部長からお願いします。

 

(青柳危機管理監兼危機管理部長)

 9月27日に御嶽山が噴火し、県として直ちに災害対策本部を設置し、人命救助最優先ということで取り組んでまいりました。それまでの間、各部局長におかれましては、それぞれのお立場で部局の対応をいただくとともに、災害対策本部の運営につきまして、ご支援、ご協力をいただき、大変ありがとうございました。まだ災害対策本部は継続しておりますので、これからも引き続きご協力をお願いしたいと思います。以上です。

 

(太田総務部長)

 それでは資料1につきまして、原山企画振興部長からお願いします。

 

(原山企画振興部長)

 それではお手元の資料1をご覧いただきたいと思います。御嶽山の噴火災害からの復興を支援するために、部局横断的に支援策を検討、推進する組織といたしまして、「御嶽山噴火災害復興支援チーム」を10月27日付で設置します。私を座長とし、危機管理防災課長以下13名の関係課長で組織し、必要があればメンバーの追加を行ってまいりたいと思っております。事務局は企画振興部地域振興課に置きます。既に支援チームの関係各課に対しましては、情報収集や支援策の取りまとめを依頼し、現在、中間取りまとめを行っている最中です。

 10月16日に私を含め関係課で、木曽町長、王滝村長からご意見を伺いました。また、明日は、知事と商工観光関係者との意見交換も予定されているところです。各部局とも様々な場面で、噴火災害による影響、被害に対する要望等をいただくと思われますが、このチームで集約しながら支援策の取りまとめを行っていきたいと思っておりますので、ご協力をお願いします。

 当面の予定といたしましては、27日に第1回の会議を開催いたしまして、現時点での影響、要望等に関する情報をメンバーで共有しつつ、早急に実施すべき対応策を検討・整理したいと考えております。また、時間の経過によって現れてくる、明らかになってくる影響もありますので、今後、随時開催し、国に対する要望も含め、的確な支援策を検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。以上です。

 

(太田総務部長)

 関連して他の部局からありますか。

 

(長谷川信州マーケティング戦略担当部長)

 観光部です。野池部長が上京中ですので、私から一言補足させていただきます。今回の御嶽山の噴火災害で、観光面でも木曽地域の落ち込みが非常に憂慮されるところですが、10月27日月曜日に、愛知県の大村知事さんからの呼びかけによりまして、「長野・岐阜応援キャンペーン」を名古屋駅前で開催していただくことになりました。セレモニーのほか、観光パンフレットの配布などを行っていただけることになりました。木曽地域からは、木曽町長、王滝村長を含め、全ての町村長さんが出席予定で、観光部でも野池部長が出席することとしております。以上です。

 

(太田総務部長)

 ただいまの企画振興部、観光部からの説明につきまして、質問、意見等ありましたらお願いいたします。よろしいですか。

次に資料2について、石田会計管理者兼会計局長から説明をお願いします。

 

(石田会計管理者兼会計局長)

 資料2をご覧ください。会計局から「長野県の契約に関する取組方針」について報告いたします。趣旨ですが、本県では、本年3月に4項目を基本理念とする「長野県の契約に関する条例」を制定したところです。この度、都道府県で初めて、基本理念を実現するために、契約の締結方法や履行確保の方法について、条例に基づき「長野県の契約に関する取組方針」を策定いたしました。

 2の取組方針の内容ですが、取組方針には89項目の取組を掲げています。ここでは4つの基本理念ごとに特徴的な例をまとめています。

 1番目の「契約の適正化が図られることにより、地域経済の健全な発展に資する」では、取組番号10にある、製造の請負、物件の買入れ及び「その他の契約」において、より適切な予定価格を検討するなど15項目。

 2番目の「契約を総合的に優れた内容とすることにより、提供されるサービスを安全かつ良質なものとする」では、建設工事等において、適切な失格基準価格の研究をする。印刷業務、警備業務などの契約において、最低制限価格制度の導入について検討するなど17項目。

 3番目の「契約内容に配慮することにより、持続可能で活力ある地域社会の実現に資する」では、県の契約において、県産品利用促進の入札方式等の検討。建設工事において、「地域貢献等を基本要件とする受注希望型競争入札」の対象とする種類、金額範囲の拡大。建設工事等に加えて、製造の請負、物件の買入れ、「その他の契約」において、地域要件等の設定方法の検討など38項目。

 4番目の「事業者の社会貢献活動に配慮することにより、社会的責任を果たす事業者の育成に資する」では、建設工事において、労働賃金の支払の実態を検証しつつ、適正な労働賃金の支払を評価する総合評価落札方式等の試行を行うなど19項目です。

 3の今後の取組ですが、この取組方針を具体化するために、各部局、発注機関は要領等を整備し、実施可能なものは今年度後半から、順次、契約に反映させ、条例の基本理念の実現を目指すこととしております。また、会計局を中心に、入札や契約について、一元的な制度設計や発注機関への支援を行うことにより、県として統一的な運用を図ってまいります。各部局の引き続きのご協力をお願いいたします。別添で取組方針の全体がございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。説明は以上です。

 

(太田総務部長)

 ただいまの説明につきまして、質問、意見ありましたらお願いいたします。

 

(小林健康福祉部長)

 健康福祉部からですが、この中で項目の取組番号80、81で特に取り上げていただいておりますが、この障がい者就労施設等からの買入れ、あるいは雇用の関係については、前回の部局長会議でもお願いをしたところですが、ご協力をお願いしたいと思います。以上です。

 

(太田総務部長)

 他にありますか。

 

(阿部知事)

 契約に関する条例に基づいて、関係部局の力を結集して、会計局でよくまとめていただいたと思っています。是非、今後は項目ごとに具体化していかなければいけないので、工程表をしっかりつくって、いつまでにどこまでやっているかという目標を共有して取り組んでもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(太田総務部長)

 それでは資料3につきまして、平木財政課長から説明をお願いします。

 

(平木財政課長)

 資料3をご覧ください。平成27年度当初予算編成方針につきましては、本日、総務部長名で発出させていただきます。その概要につきまして、ポイントに沿ってご説明申し上げます。

 まず県財政の見通しですが、県税収入の増加は期待されるものの、社会保障関係費の増、消費税率引き上げや社会保障制度改革の影響などがあり、不透明さを抱えながら引き続き厳しい財政状況が続くものと見込んでいます。一定の仮定のもとで機械的に試算いたしますと、現時点で財源不足額は110億円となり、一層の財源確保に取り組ませていただきます。

 施策展開の方向性ですが、「しあわせ信州創造プラン」の政策推進の基本方針に沿った施策を推進いたしますことはもちろん、「人口減少社会への対応」につきましては、全庁挙げて推進するとともに、防災・減災対策、そして御嶽山噴火災害、台風災害による被災地の復興を迅速に推進いたします。また、栄村につきましても、復興を着実に推進してまいります。

 予算編成の基本理念と具体的取組ですが、「しあわせ信州創造プラン」の推進に向けて財源を重点配分いたしますが、その際、部局間の連携をさらに強化いただき、縦割りではない、部局の垣根を越えた、一体となった事業構築をお願いします。「人口減少社会への対応」につきましては、従来の取組の延長線上にない新たな発想での事業構築をお願いします。また、厳しい財政状況下の中、成果と課題を十分に検証した上での事業を厳選してまいります。さらに「共感と対話」を常に念頭に置いての事業構築を目指してまいります。

 具体的な成果目標を明確化し的確な点検・評価を行うために、引き続き事業改善シートを作成・公表してまいります。当初予算における建設事業債につきましては、行政・財政改革方針に則り、592億円の範囲内とさせていただいております。また、昨年度から取り組んでおりますファシリティマネジメントの取組といたしまして、建築物の修繕・改修工事につきましては、優先度を統一的に評価いたします。

 最後に予算要求基準ですが、見直しインセンティブは引き続き実施するとともに、各所要額の予算要求基準を裏面に記載させていただいております。義務費、準義務費、投資的経費につきましては、昨年度同様とさせていただいております。

 通常事業費の中の政策的経費ですが、平成26年度当初予算額の範囲内での要求をお願いします。ただし、「しあわせ信州創造プラン」のプロジェクトの中核をなす事業など、昨年度、シーリングの対象外とした事業に加えまして、27年度当初予算については、「人口減少社会への対応」にかかる事業についてもシーリングの対象外とさせていただいているところです。

 今後の予定ですが、要求概要の公表を12月中に、そして知事査定を経まして、当初予算案を2月上旬に決定・公表したいと考えています。詳細につきましては、別添の編成方針を後ほどご覧いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。私からは以上です。

 

(太田総務部長)

 ただいまの説明につきまして、質問、意見ありましたらお願いします。よろしいですか。

 

(阿部知事)

 財政課長から説明してもらったとおりですが、主要事業の議論をしている中で、私が感じていることも含めて、何点かお話をしたいと思います。このポイントのところに書いてありますが、まず、予算編成の基本理念と具体的な取組のところの大きな丸の一つ目のところに、「部局間の連携をさらに強化し縦割りではなく部局の垣根を越え一体となって事業構築」とあります。各部局の問題意識ははっきりできていると思っていますが、部局の垣根を越える取組のところは、まだまだ改善の余地がたくさんあるのではないかと感じています。今、県として直面している課題に、県民の皆さんが期待している成果を出すためには、各部局の狭い視点で考えているだけでは十分ではないものがほとんどだと思っています。

 冒頭、健康福祉部から障がい者の皆さんがつくった産品の紹介をしてもらいましたが、これも健康福祉部と農政部が連携しなければ実現しませんし、もっと広い意味で考えれば、障がい者の雇用のところは、産業労働部も加わっていろいろ考えてもらう必要があると思っています。そういう意味で、一つの例でありますけれども、全ての分野において、口で言うだけの連携ではなくて、本当の意味でがっぷり四つに組んだ、一体となった取組が不可欠だと思っています。まずは各部局長にしっかり意識してもらい、部下職員には、自分の部がどうだとかという発想ではなく、県全体の視点で考え、取り組めと言ってもらいたい。そうは言っても、それぞれの職員が部局をまたがってつながるのは、そういうことが得意な職員もいるけれども、中々できない場合もあるので、そういうところは各部局長とか主管課長がしっかり意識してつないで、ではどっちがどういう役割分担で進めようかということを、本格的に進めてもらいたいと思っています。それが1点目です。

 「人口減少社会への対応」のところで、「従来の取組の延長上にはない新たな発想で事業を構築」と書いてありますが、今までは右肩上がりで人口が増えている、経済が発展するという前提でいろいろな制度、仕組みが組み立てられてきました。もう既に人口減少社会になってきて、そうした視点は通用しないものが増えてきていると思っています。そういう意味で、今の社会状況からして、これまでの施策を粛々と、多少予算を縮減して継続するとか、小手先の見直しで何とかするとか、そういう時代ではないと思っています。

 農業大学校の講師で来ていただいた妹尾先生が「I(アイ)の三段活用」と仰っているのを私はいろいろなところで使わせてもらっています。県議会でも答弁しましたが、「I(アイ)の3段活用」、イミテーション、インプルーブメント、イノベーション。日本の経済社会は、最初は真似するところから始まって、改善するところまでは非常に成果を上げてきた。しかしながら、そこから飛び跳ねていくイノベーションのところが課題だと思っています。これは行政の政策においてもそういう思いを持っています。是非、政策イノベーションを起こす、これまでやってきた施策を見直す・改善するという観点ではなくて、全く違う切り口で考える、全く違う価値で物事を創造していく、そういう視点を強く持って、予算編成、政策検討に当たってもらいたいと思います。

 この関連で、「成果と課題を十分に検証して事業を厳選」とその下にありますが、とかく行政のやりとりは、こういう言い方をするとよくないかもしれないけれど、「能書き」「べき論」、こういうところで済まされることが多いと思っています。何とか頑張ります、何とかを充実しますと、そんなことではとても政策とは言えないというのが私の感覚です。充実するのであれば、何をどの程度いつまでに充実するのかという説明がなければ、充実しますと言って、来年も再来年も同じことを話していかなければいけなくなると思っています。そういう意味では、数値化できるものは数値化する。私は数字万能主義ではありませんが、行政は数字をあまりにも把握してなさ過ぎる。自分たちの現状、他県や世界水準との比較、そうしたものなしに政策イノベーションを起こすことは不可能だと思っています。是非、全ての職員にしっかりと私は共有してもらいたいと思っています。そして、そうしたことを発想していく原点は、あくまでも県民の皆さんの思い、希望に置いてもらいたいと思っています。したがって、県庁の中だけ、机の上だけでつくる政策というのは、極めて問題が多いと思っています。現場の声を聞き、時々いろいろなところで言っていますけれども、頭を使うよりは体を使って、県内にはいろいろな意欲的な取組や発想を持っている人たちが大勢いますので、そういう人たちの取組に学ぶ、あるいはそういう人たちの取組を後押しするといった姿勢で来年に向けて取り組んでもらいたいと思っています。

 今、申し上げたこと全てに関連しますが、最後に1点。従来、政策的経費はずっとマイナスシーリングで来ていましたが、今回は、総務部財政課とも相談して、マイナスシーリングではないとしています。これは決して財政に余裕があるからこうしていこうというものではありません。今、言ったような感覚で、各部局では自分たちの政策を自分たちの責任においてしっかりと総点検してもらいたいと思っています。中途半端にシーリングがかかるとその範囲に予算を収めるということに力が行ってしまいかねないのではないかなと思っています。そういう意味で、マイナスシーリングではなくて、前年度当初予算額の範囲内で要求できるということにしていますので、極論すれば何も変えずに出してもいい。しかし、今言ったように、そういうことを私が期待しているわけでもありませんし、総務部財政課が、そうした感覚でこうしているわけではありません。シーリングをかけるよりも、ある意味でシビアな議論をしていかなければならない。財政課の職員にはある意味負担が重くなるわけですが、あえてこういう形で、シーリングで減らさない、前年同額で要求できるという形にしています。その趣旨は私が今言ったような趣旨ですから、しっかりと受けとめてもらって、メリハリのある、そして政策面で本当にイノベーションを起こす観点での予算編成に取り組んでもらいたいと思っています。総務部財政課には、これまで以上に大変な思いをさせる部分がありますが、総務部財政課にも私からお願いしておきたいのは、各部局と一緒に知恵を出して、いい政策をつくるという観点で取り組んでもらいたいと思っていますので、よろしくお願いします。私からは以上です。

 

(太田総務部長)

 それでは今の予算編成方針について、各部局よろしくお願い申し上げます。

 次に資料4につきまして、山本環境部長から説明をお願いします。

 

(山本環境部長)

 それでは資料4をお願いします。この夏の「さわやか信州省エネ大作戦・2014夏」の取組結果です。県民の皆様の節電、省エネルギーへ取組の結果、目標を上回る実績を上げることができました。誠にありがとうございました。その概要ですが、この夏も、国、中部電力からは数値目標を伴う節電要請はありませんでしたが、長野県独自の数値目標を掲げて取り組んできたところです。

 3の目標と結果をご覧いただくと、全県では7%削減を目標に掲げ、結果は12.9%の削減、県機関では12%の目標に対し21.3%の削減と、それぞれ目標を大きく上回ることができました。

 4の最大電力の推移ですが、県では平成23年の夏以降、県独自の数値目標を掲げ運動を展開してまいりました。その結果、右のグラフのとおり、年々、節電・省エネの定着が進んでいると認識をしております。

 5番の節電の状況ですが、左下の表のとおり、中部電力管内全体での実績値9.5%削減よりも大きな12.9%削減となっております。また、右のグラフのとおり、この夏の最大電力発生日における電力の使用状況を見ましても、一日を通して、平成22年度の実績を下回ることができました。

 3ページをお願いします。主な取組内容は記載のとおりですが、今後はこれら取組につきまして、改めて検証して、今後の省エネの推進に生かしていきたいと考えております。なお、この冬の取組につきましても、現在、国において検討が進められている冬季の電力需給対策の内容を踏まえながら、県独自の目標を立てるなど、引き続き積極的、前向きな取組をしていきたいと考えておりますので、今後とも各部局のご理解とご協力をお願いたします。私から以上です。

 

(太田総務部長)

 ただいまの説明につきまして、質問、意見ありましたらお願いいたします。よろしいですか。

 次に資料5につきまして、長谷川信州マーケティング戦略担当部長から説明をお願いします。

 

(長谷川信州マーケティング戦略担当部長)

 それでは資料5をご覧ください。「銀座NAGANO」のオープンについてです。多くの県民の皆様からのご協力をいただき、開設の準備を進めてまいりました「銀座NAGANO」が、いよいよ10月26日、明後日の日曜日ですが、オープンの運びとなりました。昨日は、知事、副知事にもご出席いただき、メディアの皆様を対象にいたしまして内覧会を行ったところです。これまでの関係者の皆様、多くの県民の皆様のご支援、ご協力に改めて感謝を申し上げます。

 資料に基づきまして、簡単に概要を説明させていただきます。コンセプトですが、「フェア」ではなく「シェア」ということで、キーワードは「シェア」です。単なる物産館ではなく、長野県の自然、環境、健康長寿、信州のライフスタイル、そういったものを全国の皆様と分かち合う場所にということを基本コンセプトに掲げております。

 正式な名称は「長野県信州首都圏総合活動拠点」ですが、愛称を「銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~」といたしました。ロゴデザインは、そこに掲げてありますが、小諸市出身の清水正己さんのデザインによるものです。所在地は銀座五丁目6-5、鳩居堂の裏、すすずらん通りにあります。

 営業時間ですが、1階のショップと2階のイベントスペースは、年末年始を除く毎日、10時から20時まで営業することにしております。4階のコワーキングスペースは土日が休みで10時から18時まで。移住交流相談は、日曜祝日だけ休ませていただきまして、10時から18時までの営業時間となっております。

 運営体制につきましては、1階のショップと2階の観光インフォメーションは、観光協会で、4階のコワーキングスペース、2階のイベントスペース、移住交流相談は、県で行うこととしております。職員数は合わせて30名程度です。

 開設日ですが、26日日曜日午前11時にテープカットを行いまして、その後、知事、峰竜太さん、乙葉さんによるトークセッション、峰竜太さん、乙葉さんによる一日店長などが予定されております。

 施設の概要ですが、写真にもありますが、1階と2階のインフォメーションコーナーは、信州の古民家の土間をイメージした内装になっております。こちらでチーズケーキなどのオリジナル商品、原産地呼称のワイン・日本酒など、約300社、1,000種類を販売することとしております。

 1階の一番の売りものは(2)の「旬の信州味わいコーナー」で、こちらでは「おいしい信州ふーど(風土)」をはじめとする、ショップで販売している商品を利用して、メニューをつくり、有料で試飲・試食していただけるカウンターを設けております。

 3ページの(3)の2階のイベントスペースですが、信州の高原の別荘をイメージした内装にしております。ここにはオープンキッチンを設け、食をはじめ、キッチンを使ったイベントを開催できるようにしております。

 2階の観光インフォメーションセンターには、丸山珈琲さんに入っていただきまして、カフェ形式で、コーヒーも出しながら、パンフレットもタブレット等で見ながら観光案内ができる施設にしております。

 4階のコワーキングスペース、移住相談コーナーですが、ビジネスを生み出せる空間にということで、U・Iターン、移住相談、そういった施設・コーナーを設けております。

 3階は、軽井沢に本社を置きます(株)フォンスさんの「酢重ダイニング」に入っていただきました。「銀座 真田」という名称で、炊き込みご飯や蕎麦のメニューを提供していただくことになっております。

 内覧会を行いましたが、出席された方々からは、今までのアンテナショップとは違う斬新なコンセプトが感じられるといった感想をいただいております。26日のオープンでありますが、それから1週間はオープニングウィークということで、玉村豊男さんをはじめとします「おいしい信州ふーど(風土)」大使の皆様のトークセッション、横山タカ子さんの料理教室など多彩なイベントが予定されております。

 4ページに掲げております成果目標ですが、来場者数35万人、イベントの実施団体が300団体、移住・Iターン就職者数100人以上を数値目標としております。

 非常に多彩な機能を持った施設ですので、さまざまな活用の仕方が可能かと思います。これから来年度事業の予算の検討をされる中で、各部局の皆様におかれましても、いろいろとご使用をいただければと思います。また、市町村、企業の皆様、県民の皆様に、積極的なご利用を働きかけていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

(太田総務部長)

 ただいまの説明につきまして、質問、意見ありましたらお願いいたします。

 

(長谷川信州マーケティング戦略担当部長)

 後ろに参考までに、タブロイド版のパンフレットとチラシもつけてありますので、併せてご覧いただければと思います。

 

(阿部知事)

 ありがとうございました。昨日も行ってきまして、日曜日もまた行きます。観光部を中心に各部協力して頑張っていただいて、オープニングまでこぎつけてもらいましてありがとうございます。昨日の挨拶でも言いましたが、単なる物産館にする考えはないという話をさせてもらっています。「しあわせ信州創造プラン」でも『「貢献」と「自立」の経済構造への転換』ということを出しています。これは、長野県として首都圏、全国、あるいは海外の方も含めて、長野県のしあわせやすばらしさを共有してもらえる場にしていくという話をさせてもらっていますので、観光部だけではなくて、全部局に関係がある拠点だという意識を強く持ってもらって、是非、いろいろな場面で発信をしてもらいたいと思っています。

 各部局もいろいろな形で、例えば産業労働部だったら企業の皆さん、県外企業とのつき合いもあると思いますし、それぞれの部局でこの「しあわせ信州シェアスペース」の発信をしてもらいたいと思っています。また、イベントスペースやコワーキングスペースの活用についても、各部局に関係している人たちにも積極的に働きかけてもらって、大勢の皆さんに集ってもらえるような場にしてもらいたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

(太田総務部長)

 報告は以上でございますが、その他で何かありますか。知事から、何かありますか。

 

(阿部知事)

 御嶽山の噴火災害については、危機管理部を中心に関係部局に全力で対応してもらったことに改めて感謝を申し上げます。先般、安倍総理大臣をはじめ、山谷防災担当大臣、菅官房長官、太田国土交通大臣など関係の皆さんには、私からお礼を申し上げてまいりましたが、まだ火山噴火継続中です。これから一層の復興を本格化させていかなければいけないと思いますし、火山噴火への備えというものは、今回のことを教訓に、我々が責任を持って取り組んでいかなければいけない課題だと考えています。

 火山の観測・監視等については、国に取り組んでもらわなければいけない部分もありますが、こうした痛ましい災害を経験した県として、積極的に対応していくことが犠牲になられた皆様方、被災された皆様方に対して、我々がとるべき姿勢だと思っています。そのことを皆さんには共有をしてもらって、危機管理部だけ、観光部だけという問題ではなく、全ての部局が関係する話だと思いますので、この御嶽山の噴火災害について、違う形で全力で取り組まなければいけないということを今日は共有をしてもらえればと思います。原山部長を中心に復興チームを早速立ち上げることにしておりますが、地域の皆さんの思い、考えをしっかり受けとめて進めてもらいたいと思っています。

 これに関連して愛知県、名古屋市が頑張って協力いただけることは大変ありがたいことですので、私のメッセージを持っていってもらうなど我々の気持ちも伝えなければいけないので、考えてください。

 石田会計局長から話があった契約に関する取組は、会計局、建設部だけではなくて、各部共有のテーマでありますので、それぞれの部局でもしっかり認識をして取り組んでもらいたいと思います。

 予算については、先ほど基本的なことを申し上げましたが、付随的な話で1点だけ申し上げます。昨年、今年と早稲田の北川先生を中心に職員の政策研究を実施してきました。昨年、今年と職員の政策レベルが大分上がってきたと感じていますし、この動きをもっと加速化したいし、広げていきたいと思っています。先ほど、政策イノベーションの話をしましたが、ある意味で固定観念にとらわれない、部局横断、あるいは民間、市町村の人たちも入ったチームの発想の中に、全てが全て洗練された政策だとは正直思いません。「ちょっともっとこうしろよ」とか、「もっとこんなところを考えたほうがいいな」というところも多くありますが、例えば「目のつけどころはいいよね」とか、「これまでと違うアプローチだよね」と、私が聞いていても感じることが増えてきたと思っています。

 各部局がこれから予算をつくるに当たっては、この政策研究チームがやってきたことを各部局長も前向きに受けとめてもらいたいと思っています。全てOKという話ではないのですが、視点がよければその視点をどう生かすかとか、あるいは今までと違った切り口の提案であれば、そうした切り口を具体的な政策の中にどう取り込めるのか、是非、前向きな視点で政策研究の成果を生かしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

 夏の省エネ大作戦は、今年も県民の皆さん、関係機関の皆さんのおかげで目標達成することができて、ありがたいと思っています。環境部も継続的に頑張ってもらっていることに私からは感謝を申し上げたいと思います。昨日もシャープ信州富士見高原太陽光発電所の竣工式に私も行ってまいりましたが、自然エネルギー・再生可能エネルギーの普及拡大とこの省エネ・省電力をセットの取組として、県としては引き続き取り組んでいきますので、是非、各部局も協力してもらいたいと思います。私からは以上です。

 

(太田総務部長)

 ほかに特になければ、これをもちまして本日の部局長会議を終わります。

 

会議次第(PDF:93KB)

資料1:御嶽山噴火災害復興支援チームの設置について(PDF:61KB)

資料2:長野県の契約に関する取組方針について(PDF:544KB)

資料3-1:平成27年度当初予算編成方針のポイント(PDF:170KB)

資料3-2:平成27年度当初予算編成方針(PDF:221KB)

資料4:「さわやか信州省エネ大作戦・2014夏」の取組結果について(PDF:392KB)

資料5-1:「銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~」のオープンについて(PDF:476KB)

資料5-2:「銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~」の特色(PDF:190KB)

     銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~リーフレット

      銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~ホームページ(外部サイト)

おいしい部局長会議(PDF:1,863KB)

 

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電話番号:026-232-2002

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