ここから本文です。

更新日:2017年4月21日

平成25年(2013年)7月26日 部局長会議録

時間:9時30分~10時40分
場所:県庁 特別会議室

出席者:阿部知事、和田副知事、加藤副知事、伊藤教育長、佐々木警察本部長、久保田危機管理監兼危機管理部長、原山企画部長、岩﨑総務部長、清水健康福祉参事兼健康福祉政策課長、山本環境部長、太田商工労働部長、野池観光部長、中村農政部長、塩入林務部長、北村建設部長、長澤会計管理者、小野企業局次長、原監査委員事務局長、春日人事委員会事務局長、駒村労働委員会事務局長、高田総務参事

 

(和田副知事)

おはようございます。それでは、ただ今から部局長会議を始めたいと思います。それでは、議題に入る前に、恒例の「おいしい部局長会議」の本日のメニューの説明を中村農政部長からお願いします。

 

(中村農政部長)

おはようございます。今月の「おいしい部局長会議」は、7月の旬の果物3品でございます。今からお召し上がりになる方は、ブルーベリー、プルーン、桃の順に召し上がっていただくと、おいしく召し上がっていただけると思います。説明は、資料の順番でさせていただきます。

出ております桃でございます。白っぽいほうが「川中島白鳳」でございます。桃は、本県では8月から本格的な出荷が始まります。「白鳳」は一番早いものを取り寄せていただきました。この品種は上品な味わいでございまして、果肉も適度に締まっておりますので、日もちの良い品種ということで好評でございます。県内にはいくつかの品種がございます。記載のような品種がこれから出てまいりまして、「黄金桃」などまで、9月の上旬まで出荷が続いてまいります。

そこに黄色い桃がございましたけれども、これは、「黄金桃」の枝変わりでございまして、川中島で育成されたもので、「滝の沢ゴールド」というものでございます。「黄金桃」は8月の第1週ぐらいから出てまいりますけれども、この品種は、少し早目でございまして、これは川中島のNPO法人「風とみどりの会」の皆さん方が、会費は結構なので、ぜひ召し上がってPRをしていただきたいということで、提供をしていただいたものでございます。

それから2つ目は、プルーンでございます。これは「アーリーリバー」という品種で、英国産品種のものでございます。生産量は本県が全国第1位になっておりまして、ちょうど今週から出荷が始まるものでございます。ビタミンですとか食物繊維など、いろいろな成分が豊富でございまして、このまま召し上がっていただければと思います。「アーリーリバー」そのものは小ぶりな早生の品種でございます。このほか県内でも、「くらしまプルーン」ですとか、「スタンレイ」ですとか、いろいろな品種がございまして、10月上旬まで召し上がっていただけます。今日、召し上がっていただいているのは、須坂市産のプルーンでございます。

次に、ブルーベリーでございます。「ノースランド」、これは米国のミシガン州で育成されたものでございますけれども、ブルーベリーそのものも、栽培面積、生産量ともに我が県が全国1位を誇るものでございまして、これは6月の下旬から8月の下旬までが出荷期、まさに、今、最盛期という時期でございます。生で召し上がっていただいても結構でございますし、ケーキやジャムなどの材料としても人気がございます。本県では、昭和46年、かなり早い時期から信濃町でハイブッシュタイプのブルーベリーの研究が始まりまして、それが発端で県内に広まったものでございます。

今日、召し上がっていただいておりますのは、下段にございます白馬村のしろうま農場さんの製品でございます。このしろうま農場さんでは、ちょっと写真が載っておりますけれども、カフェなどもお造りいただいて、6次産業化の活動も一生懸命やっておいでになります。ブルーベリーは、室内で召し上がるのも結構でございますけれども、こうして野外に出て召し上がっていただくのも結構かと思いますので、ぜひこういったところへも訪れていただきますようにお願いするところでございます。以上でございます。

 

(和田副知事)

ありがとうございます。それでは、早速、会議に入りたいと思いますが、今日は報告事項が2点ございます。まず初めに、「新県立大学の基本構想について」、それでは高田総務参事からお願いしたいと思います。

 

(高田総務参事)

おはようございます。まず、新県立大学の基本構想策定に当たりましては、各部局の皆様に多くのご協力をいただき、お礼を申し上げます。

初めに、これまでの経過を簡単に申し上げたいと思います。県の短期大学の4年制化につきましては、年来の要望がございましたところ、平成22年2月、「長野県短期大学の将来構想に関する検討委員会」が設置され、具体的な検討がスタートし、昨年の5月に県立大学設立準備委員会を設置して、将来構想検討委員会の検討結果を踏まえ、県議会、関係団体をはじめ県民の皆さんから意見をお聞きしながら、およそ1年間にわたりご議論をいただいた上で、去る6月19日に基本構想案が知事に提出されました。これを受けまして、6月24日に県として基本構想を決定したところでございます。

それでは基本構想の概要につきまして、資料1、A3横のもので説明をさせていただきます。ページ左側の「大学の理念」でございますが、長野県や日本の文化・風土に根ざしながらクローバルな視野を持ち、持続可能な共生社会の形成を目指して、ビジネスや公共の分野でイノベーションを創出できる自立した人材を育成し、地域社会、国際社会に貢献することとしております。人口減少と生産性の低下と同時に、超高齢社会の到来を迎えて、暮らし方や産業構造の転換が必要となっております一方、ビジネスにおける競争の激化等、グローバル化の進展は地域社会にも大きな影響を及ぼしております。このような状況にある今こそ、新しい時代の要請に応える社会システムの変革が求められております。そのため、グローバルな視野を持ち、地域にイノベーションを創出できる人材の育成が喫緊の課題であると認識しております。

このほか、先人たちが築き上げた教育県長野を再興、継承し、豊かな地域性と高度な専門性に基づいた知の拠点として、知の伝承と、新たな価値の創造を行うこと、また、地域に開かれ、地域とともに歩む大学として、仕事や地域活動等を通じた自己実現を支援するため、年齢・性別にかかわらず、生涯にわたり学習する機会を提供すること等を、大学の理念として掲げてございます。

ページ中ほどでございますが、「大学の特色」といたしましては、グローバルな視野を持ち多文化社会をやさしく、たくましく生きる力を育成するため、幅広い教養とコミュニケーション手段としての実践的英語力を養う。特に、すべての学生が留学や海外インターンなど、何らかの海外プログラムを履修すること、また、1年次を原則で全寮制とし、教育的機能を備えた学寮において、主体性、社会性を養うとともに、英語の実践的学びなどを行うことが大きな特長としております。

また、主体的に課題解決する実践力を育成するため、地域・企業・自治体と連携して、地域課題を発見して解決する課題探求型授業を導入いたします。さらに、学生が社会で活躍できる実力を身につけて卒業するため、徹底的に勉学に励む大学とすると。多様な力を評価する入学者選抜や、履修結果を厳格に評価するシステムを構築してまいります。

「大学運営」といたしましては、サテライト・キャンパス、サテライト・ラボ、仮称でございますが、などを検討いたします。大学本体の設置は、現在の県短期大学の所在地を基本といたしますが、地域に学び、教育・研究の成果を県内各地域に還元していく拠点としてまいりたいと考えております。

「地域貢献」でございますが、新しい県立大学は、さまざまな形で地域貢献をしてまいりますけれども、長野県のシンクタンクとして県政と密接に連携して、調査研究・政策提言等を行ってまいります。

「学部構成」でございますが、総合マネジメント学部、健康発達学部の2学部3学科を予定しております。総合マネジメント学科のグローバルビジネスコースでは、幅広い教養とグローバルな視野を持ち、マネジメント力を発揮し、地域の人と資源を生かして、起業、または事業を展開できるビジネス・リーダーを育成してまいります。

公共経営コースでは、地域づくりをマネジメントし、地域課題を発見、解決するための政策立案や公共的なサービスの担い手となり得る地域社会のリーダーを育成することとしております。

健康発達学部のこども学科では、幼児期の自発性の涵養、発達障害への対応など高度な専門性を身につけ、地域の子育てをマネジメントできる保育・幼児教育のリーダーを育成することとし、健康文化学科は、健康長寿世界一でございます長野県の特長を打ち出した学科でございます。

このうち、健康社会コースでは、「健康文化」を構成する食、生活様式、人間関係等についての総合的な知見に基づいて、「健康文化」を継承、発展して、健康な社会づくりをリードする人材を育成してまいります。食健康コースでは、食や健康に関する専門的知識を持って、「地域の食育」のリーダーとなり、あるいは食ビジネスの展開に貢献できる人材を育成してまいります。ここでは管理栄養士受験資格、栄養教諭免許の取得を可能とする予定でございます。

「開学時期」でございますが、平成29年4月を目標といたしますが、施設整備計画等を策定する中で決定してまいります。

基本構想につきましては、各方面からさまざまなご意見、ご要望をいただいているところでございます。特に県内の私立4大学からは、県内既存大学と重複する学部・学科を設置することについて遺憾との意見をいただいている一方、大学が目指す理念や教育の特色など、大きな方向性については評価をいただいているところでございます。

基本構想は、長野県の高等教育の質を高めるためには、新しい県立大学だけではなく、県全体の高等教育の振興が必要との考え方に立っております。この基本構想については、県民の皆様に丁寧に説明をしてまいるとともに、新しい県立大学と県内の他の大学が連携、共存していくため、意見交換を継続してまいります。

基本構想と別のつづりにしてあります資料のうち、新県立大学基本方針は、新しい大学の設置目的、特色を取り出して、わかりやすく記載したものでございます。また、6月24日に知事が基本構想を発表した際には、今現在考えております高等教育振興策についても説明をいたしました。この資料もあわせて添付してございますので、ご覧いただきたいと思います。

県立大学が県政と連携して、教育、研究、地域貢献を進めていくことで、県政の政策レベルを引き上げることにもつながると考えております。各部局の皆様方には、今後、いろいろな場面で連携、ご協力をいただくこととなろうかと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。説明は以上でございます。

 

(和田副知事)

ありがとうございました。この構想策定に当たりましては、6月に関係部長さんに集まっていただいて、政策会議という場でご説明をしてご議論をいただいております。ただ、この会議への報告は、日程の関係でちょっと一か月ほど経ってしまったということで、ご容赦をいただきたいと思います。皆さんから何かご質問等ありましたら受けたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

(久保田危機管理監兼危機管理部長)

内容についてではないのですが、基本構想とこの基本方針との関係が、読んでみると若干確かに違うんだけど、どっちが上に行くのかとか、下に行くのかというか、どっちかといえば、基本方針というのは、わかりやすくという先ほど説明だったのですが、わかりやすくするために、要するに概要版と同じようにちょっと捉えるべきかなと思うので、この辺のその位置づけは、いろいろここに書いてあることは良いと思うのですが、この順序といいますか、これは要するに概要版なのか、そうではないのかとか、もう少しその位置関係をはっきりしたほうが良いのではないかという印象を受けましたので。

 

(高田総務参事)

基本構想につきましては、大学のあり方、内容についての概要を述べたものでございまして、基本方針につきましては、そもそも県立大学設置の目的から説き起こしてございまして、取り巻く状況から、あと大学のその特色ごとに、ちょっとジャンル分けをしましてわかりやすく説明したものと考えております。

 

(阿部知事)

私の理解は、基本方針のほうが大きくて、基本構想がそれの中に入っていると。これ、順番について、いつも私も、久保田さんが言うように気になっていて、この出し方の順番が、いつも構想が先に付いているんだけど。基本方針の最初のところに書いてあるように、新県立大学基本構想に基づいて新しい県立大学を設置しますというように、基本方針のほうで基本構想を引用しているので、基本方針があって、これはそもそも大学を作る必要性みたいな話があって、その中で、では大学の基本的な考え方はこうですというのが基本構想だというのが私の理解なんだけど、それで良いのですかね。

 

(高田総務参事)

結構です。

 

(和田副知事)

ほかにはどうでしょうか。知事から特にほかにありましたら。

 

(阿部知事)

まず、この基本構想について、基本方針などとの関係性は、今言ったように、いつもこういった並び方で使っているんだけど、ちょっと多分それだと、今、久保田危機管理監が言ったように、若干誤解を生じているのではないかなと、関係性がよくわからないと。それは、はっきりさせておいてもらったほうが良いし、基本構想には、ちょっと非常に細かい話で申し訳ないけど、決定の日付を入れておいてもらったほうが良いのかなと。これから、多分、相当いろいろな場面で使わなければいけなくなるので、県立大学準備室が中心になってやってきているとはいえ、それぞれの部局にも関係してくるわけですし、ぜひ各部局にも、この県立大学の推進については、引き続き一緒になって取り組んでもらいたいと思います。

まず、基本方針において、県立大学設置の目的ということで3つ書いています。県内経済発展と地域社会の未来を担う自立した人材を育成しますと。まさに、産業イノベーション推進本部を作って、県内経済を元気にしていきましょうということで取り組んできているところでありますし、新しい「しあわせ信州創造プラン」の中でも、「人」と「知」の基盤づくりということで、やはり地域を元気にしていく上では人材が一番重要だということです。

今回、県立大学の話ですけれども、各部局においても、これまでも、例えば農業大学校の改革だったり、あるいは工科短大の南信地域への設置の検討だったりとか、さまざま人づくりについて力を入れてきてもらっている中で、県立大学も、いわゆる農業大学校とか林業大学校とは違うものではあるけれども、私の感覚としては、長野県の人材育成を担う組織の大きな一つのパーツだという感覚でありますから、ぜひ、これ、県立大学設立準備室の問題だけということではなくて、これからの長野県を担う人材育成機関だという観点で、それぞれの部局の課題とか、こんな人材が必要だという視点を、これから基本構想を具体化していく上で、ぜひ前向きに出し合っていってもらいたいなと思っています。

基本的なものは、高田参事から先ほど説明したとおりですけれども、基本方針の2ページに書いてあるように、今回の大学は、グローバル社会に対応できる人材を育成しますと。それから、地域でイノベーションを創出する人材を育成しますと。この2つを、視点としては大きく打ち出させてもらっています。グローバル化対応の話は、グローバルな視点で、グローバルに活躍する人材を育成しますという視点もあります。今回の県立大学は、グローバルな社会に対応できるけれども、地域でイノベーションを起こせる人材ということで、活躍のフィールドは、あくまでも地域に軸足を置いてということで考えているところであります。

私から言うまでもないですけど、農林業にしても、観光業にしても、まして製造業はもとより、今やグローバルな社会との関係性を抜きには今後の方向性は決められないし、具体的な事業も、より効率的、効果的な事業推進はできないわけでありまして、そういった意味でグローバル社会への対応ということは、まず基本的な要素として重要だと思っています。

すべての学生への海外プログラムの履修の義務づけとか、海外大学との提携による留学生の積極的受け入れとか、入学者選抜にTOEFL、TOEICの活用といったようなことを掲げているわけで、こうした高い志を落とさないようにしなければいけないと。先ほど県内私大との関係の話もありましたけれども、県内私大の皆さんからは、こうした、なかなか私大では取り組めないようなことを県立大学はしっかり志を落とさずにやれというのが大きな方向性としての意見であります。何となく、ここで、今回打ち出しているようなことがなし崩し的にぐずぐずしていくというようなことであってはいけないというのが当然でもありますし、私大の皆さんたちもそういったところを強く期待しているというのが現状であります。

それから、地域でイノベーションを創出する人材を育成しましょうということで、これは、「しあわせ信州創造プラン」の説明でも私はいつも言っていますけれども、今までの延長線上には長野県の発展はないと。これは、日本全体もそうだと思いますけれども、同じことを同じように繰り返していて、地域が元気になったり、産業が元気になったりするはずがないだろうと。新しい価値を創出することができる人材を本気で作っていかなければいけないと思っています。

そうした観点で、3にあるように、学生が徹底的に勉学に励む仕組みをつくりますということで、県民の皆さんと私も話し合いをする中で、ときどき言われるのが、俺も大学へ行ったけど、大学なんかろくに勉強しないんじゃないかと、そういうところを作っても意味がないんじゃないかという意見も聞かれます。確かに、今までの日本の大学教育はいろいろ課題もあったわけで、まさに国レベルでも高等教育のあり方をどうしようかということが議論されているわけであります。ぜひこの県立大学は、そうした大学改革の方向性も先取りするような形で、今までの大学とは一線を画した大学にしていかなければいけないと考えています。それが、4にある大学改革を先駆的に実践しますということでありまして、大学のガバナンス、学長がリーダーシップをしっかりとっていただくことができる体制を当初からしっかりと組み入れていくことによって、これまでの大学ではなかなか実現できなかったようなことも具体化していきたいと思っているところであります。

ぜひ、県立大学設立準備室は、関係部局にしっかりと今回の大学の考え方について説明して、各部局長の皆さんにも共有をしておいてもらいたいと思います。県民の皆さんからいろいろ意見や質問が出てくることが多いと思いますので、そういった際には的確に対応していってもらいたいなと思っておりますし、とりわけ今回の大学に関係が深い、教育委員会であったり、商工労働部をはじめとする産業関係の部局であったり、そうしたところにおいては、これからの基本構想の具体化に当たっては、ぜひ一緒に知恵を出し合っていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

それから、この県立大学の振興と関連して、もう1枚、「高等教育全体の振興策(案)」という資料をつけています。これも基本構想とあわせて発表したのは、先ほど高田参事から説明したとおりでありますけれども、今回のこのペーパーは、そこに書いてあるとおり、まだ今の時点では案ということであります。これから私大の皆さんとしっかり話し合いをする中で、長野県の高等教育全体を一緒になって元気にしていくようにしていきたいと思っています。今までどちらかというと、長野県は、高等教育全体に対する視点がやや弱い部分があったのではないかと思っておりますけれども、ぜひこの県立大学設置を契機に、信州大学、私立大学等も含めた高等教育全体の振興を県全体で取り組んでいきたいと思っています。

まず、初めに、この大学と高校との意見交換のところは、早速、教育委員会のほうで、もう既に私大の皆さんとやっていただいている中で、非常に私立大学の皆さんからの反応は良いと聞いています。長野県内の大学は、地域貢献をかなり熱心に取り組んできていただいているところが多いわけでありますので、ぜひ各部局においても、これまで以上にこの県内大学との連携という視点は、ぜひ強く持って、それぞれの施策を進めていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

 

(和田副知事)

ありがとうございました。今、知事の話にありましたように、関係部局が、それぞれ大変多数にわたっており、県全体にわたっておりますので、それぞれの部局の今後の積極的なご協力のほどをお願いしたいと思います。

それでは次に移りたいと思いますが、資料2、「一人1改善・提案事業に係る取組状況について」ですが、準備がございますので、その間、岩﨑総務部長からお願いします。

 

(岩﨑総務部長)

それでは私のほうから、「一人1改善・提案事業に係る取組状況報告」に入る前に、一言申し上げたいと思います。この改善事業については、昨年度来、現地機関も含めて全庁的に大変熱心に取り組んでいただいたことに、まず御礼を申し上げます。

現在の状況ですけれども、6月の段階で、提案をいただいた5,100件のうちの約2,000件については、実践あるいは着手というような形で検討が進んでいると承知をしております。26年度までには、すべての提案について検討して一定の整理をするという考え方のもとに実施をしております。引き続き積極的な関与をしていただきたいと思います。

今年度は、取組事例の積極的な発信にも努めるということで、この事例発表もその一環でございますけれども、今日も、それぞれの担当から事例紹介を含めた報告をさせていただくというようにしております。改善の取組について、職員への周知だとか、県民の皆さんへの情報の発信についても、さらにご配慮いただきたいと思います。では、4つの課所から具体的な報告をさせていただきますので、お聞き取りをいただきたいと思います。以上です。

 

(和田副知事)

それでは、これから4つの課所から事例紹介ということですが、時間の都合上、説明は各5分以内、質疑は後で一括してということでお願いしたいと思います。それでは、順次、お願いをしたいと思います。

 

(行政改革課吉沢企画幹)

私は行政改革課の吉沢と申します。よろしくお願いします。それから、今年からこの業務を担当しています伊東です。では、一人1改善・提案事業の全体の状況につきまして、まず行政改革課から説明をさせていただきたいと思います。資料は、お手元の資料2の3ページ以降か、それから前のスクリーンのほうをご覧いただければと思います。

昨年度の5月に、職員の皆さんからたくさんの提案をいただきまして、全庁的に取り組んでいる一人1改善・提案事業でございますが、今年度の取組展開といたしましては、まずは引き続き、資料3ページの1番のところに書いてありますように、各部課あるいは所における実践検討を積極的に進めていくと、これが第一であると考えております。あわせまして、2番にありますけれども、今年度は政策研究所との連携によりまして検討を進めていくテーマというのもございますし、それからさらに、今、総務部長からお話のありましたように、積極的に事例に関する情報発信をいたしまして取組を進めていこうというようなことで、現在取り組んでいるところでございます。

それで、各部課あるいは所における実践検討の進捗状況ということでございますけれども、6月末時点で各部局における取組状況を整理していただきまして、それを全庁的に集計いたしましたところ、資料4ページのとおり、5,100分のうち、2,050件の進捗と積算をしております。これは、もちろん提案の一部に対応したものもございますし、もうやることは決まっていて、それに向けて具体的に検討を進めているというようなものもございますので、そういったものも含めた状況というようにご承知いただきたいと思います。

ちなみに、昨年度3月末にもこういった場を設けさせていただいて、その時点では約800件とご報告をさせていただきましたので、そういったことから考えますと、相当な進捗となっております。分母を見ていただきますとわかるとおり、残り半数以上が現在検討中ですとか、あるいは今後検討というようになっておりますので、さらに取組のスピードアップを図っていく必要があるのではないかと考えております。

そして、各部課あるいは所における取組事例ということで、ここはあくまでも一例を記載させていただいてございますけれども、本日、これからご紹介いただく4つの事例もここに記載させていただいてありますが、そういったもの以外にも、例えば情報発信の工夫とか、県民サービスの向上という点で申し上げますと、電子申請をスマートフォンで対応できるようにするとか、あるいは仕事のしやすさ、業務の効率化という点でいきますと、職員宿舎、任命権者を越えて利用できても良いのではないかというような提案で、そういったものの相互乗り入れをできるようにするとか、あるいは25年度、本年度予算に反映したものとすれば、民間と協働して山岳環境を保全するような事業を予算化したりとか、そういったさまざまな取組事例の報告をいただいているところでございます。

次に大きな2点目といたしまして、資料の5ページになりますが、冒頭に申し上げました政策研究所との連携ということでございます。外部の有識者のご助言もいただきながら、より深く検討したほうが良いのではないかというようなテーマにつきましては、今年度、全体で政策研究、30数テーマほどやっていると思いますけれども、ここに記載をさせていただきました6つのテーマにつきましては、職員提案の中からこの政策研究につなげてやっていきましょうということで、現在、それぞれそのグループの皆さんで検討を進めているところと承知しております。

それから大きな3点目ですけれども、事例に関する情報発信などによる取組促進ということで、昨年度はどちらかというと、取組の進捗状況を皆さんにご報告をさせていただいた傾向が強かったのですが、今年はいろいろな改善事例が出てきていますので、そういった事例を積極的に紹介していきたいということで3点ほど書かせていただいてあります。

まず1点ですけれども、メールマガジン、「一人1改善・提案通信」と言っていますけれども、職員の皆さん向けに紹介をさせていただいています。6月に入って2回ほど発信をさせていただいていますけれども、テーマをそれぞれ決めて、こういった改善事例がありますよというようなことを今年は紹介させていただいておりまして、例えば公用車で言えば、これは県庁の公用車利用になりますけれども、給油所が長野のインターから県庁の間になかなかなくて、わざわざ遠くまで行って給油をして戻って来なければいけないというのは不合理じゃないですかというようなことがあって、本年度からインターの付近と、それから県庁の付近と、エリアを決めて入札を行いまして、通り道で給油ができるというようにしたといったような事例とか、あるいは庁内放送のテーマのときには、これは、県議会のほうでご検討いただいた事例ですけれども、本会議の一鈴ですね、ブザーが鳴りますけれども、ブザーだけでは一般の方はなかなかわからないのではないかということで、「本会議開会の7分前です」といったようなアナウンスを入れていただくという改善ですとか、そういったような具体的な事例を紹介をさせていただいてきています。

それから2点目といたしまして、本日もさせていただきますように事例紹介ということで、できれば今年は四半期ごとぐらいにこういった場を設けて、いろいろな改善事例をご紹介させていただきたいと考えております。

それから最後、3点目ですけれども、部局の対応状況を確認ということですが、全体の進捗にあわせまして、個別の事例について、これ、もうちょっと早くやれば効果的じゃないかなとか、あるいは、なかなか対応は難しいとされているけれども、こういった切り口ならできるんじゃないですかといったようなことを、私ども行政改革課のほうでも各部局の皆さんに投げかけをさせていただいて、それで案件によりましては、昨年度、和田副知事のほうで全体の確認をいただきましたので、副知事からもご助言をいただきながら、提案の進捗のフォローアップをさせていただきたいと考えております。

こういった取組を通じまして、資料に書かせていただいていますように、仕事を進めやすい職場づくりとか、あるいは県民サービスの向上に向けまして引き続き積極的に取り組んでいきたいと考えております。

では、これから4つの事例を紹介させていただきますけれども、例えば一番上の消防学校の特別公開につきましては、県民との協働という視点で提案を受けて、今年度、初開催をしていただいたものでありますし、それから公式ホームページの改善につきましては、これは担当課以外の非常に多くの職員の皆さんから、改善をしたほうが良いのではないかという提案もありまして、今回、見直しをしていただいたものでありますし、それからリハビリテーションセンターにつきましては、発表者を含めた職場の検討グループで提案をされ、実際、検討もしていただいたものでございます。それから新しい酒米の研究につきましては、新たな取組、チャレンジのような事例ということで、今回、ぜひということでお願いをしたものでございますので、それぞれご紹介をお願いしたいと思います。

 

<資料2に基づき、一人1改善・提案事業提案者・実践者からの事例報告。説明は省略>

消防学校の特別公開(7~10ページ)

公式ホームページの改善(11~14ページ)

医療画像の電子データ化(15~20ページ)

新たな酒米の開発研究(21~25ページ)

 

(和田副知事)

ありがとうございました。それでは、皆さんから、ただ今の4件の事例紹介に対して質問等ありましたら受け付けたいと思いますが、いかがでしょうか。知事からありましたら。

 

(阿部知事)

それぞれ発表いただいて、ありがとうございました。ぜひ、もう既に結果を出しているところと、これから具体的に結果を出すところと両方あるので、着実に成果を上げるように取り組んでもらいたいと思いますし、今、具体的に取り組んでいる部署から発表してもらいましたけれども、それぞれ各部局の職員から5,100件の提案をしてもらったことを受けて、こういった検討が進められているので、ぜひ各部局長の皆さんにおいては、こうやって皆さんの提案を着実に生かして進めていますよということを、各課長を通じて、各所属にフィードバックをしっかりしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

これに関連して、5,100件提案してもらったのですが、少しずつ実現しているんですけど、職員の受けとめってどういう状況なんですかね。職員や提案した皆さん方はどう思っているのかというのは、行政改革課なり総務部なり、各部局でも良いけど、どんな感じになっているんですかね。

 

(行政改革課吉沢企画幹)

それぞれ提案された方に対して、今、こういう状態で対応していますよというお返しが、今まで十分できていなかった部分がありまして、そこは私どもも課題かなと思っているのですが、今後、こういった提案に対してこういう状態で対応していますというのをわかるような形で、職員の皆さんにお知らせしていきたいと思っています。

中には個別の提案で、例えば先ほどの公用車のガソリンの給油のような内容は、入れやすくなって良かったとか、個々にはそういった受けとめの声はありますので、全体的にどのように進んでいて、どういった対応をしていて、ここがまだできてないというようなことは、今後、さらにわかりやすくお知らせできるようにしていきたいと思っています。

 

(阿部知事)

ぜひそのように進めていってもらいたいと思いますし、今日、発表していただいたものも、私も良い事例だと思っていますけれども、「一人1改善・提案事業」をやってもらっているのは、もちろん、提案してもらった内容を具体化していきましょう、改善していきましょうということは、もちろん一つ大きな目標なのですが、職場の中でいろいろなアイデアを持っていても、なかなか出しにくいところがあるのではないかと、そういった風土を変えましょうということも、このプロジェクトを通じて行っていかなければいけないところですので、ぜひ、この5,100件にとどまらずに、各部局の中でも常に何か問題あったら前向きに変えていこうぜと。支障があったらどんどんそれ乗り越えようよと。全庁的に対応しなければいけない話であれば、部局長である皆さんが、では俺がちょっとかけ合ってやるからというような形で、中堅層、若手層の皆さんの声がしっかりと反映できるような形になることが究極の目的でありますから、ぜひ、個々のプロジェクトだけではなくて、そちらのほうにも、各部局長は、意をこれからも用いてもらいたいなと思っています。

先ほどの公用車の給油所の話のようなことは、私はいつも公用車に乗せてもらっているので、私だと、正直全く気がつかないというか、問題意識を持っていなかったわけですけれども、やはり現場の職員でなければ気がつかないところもあると思いますので、ぜひ部局長の皆さんも、そういった現場の職員、若手、中堅の皆さんの声にしっかり耳を傾けていただいて、一緒になって改革をしていただきますようにお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(和田副知事)

私のほうからも、先ほどありましたようにフォローアップということで、また各部局の皆さんに確認をさせていただくこともあろうかと思いますけど、ご協力のほどをよろしくお願いしたいと思います。それでは以上で、一人1改善の関係を終わりたいと思いますが、「その他」で何かございますか、皆さんから何かありますでしょうか。知事から何かありましたら。

 

(阿部知事)

一人1改善で発表していただいた内容について、非常に頑張っていただいてありがとうございます。ちょっと、このフィルムレス化の話は、ぜひこのメリットをもう少しわかりやすくしてもらえると良いと思います。例えばここに、毎年、コストをこれだけかけていたけれどもと書いてあるのですが、では、前後でトータルコストとしてどれぐらい変わっているのか、あるいはサービスの質の向上が、もう少し具体的なレベルでどうなのかというのをまとめてもらうと、私からも発信しやすくなるので、ぜひそこは工夫してもらいたいと思います。

それから、この酒米の話はぜひ成果を出してもらいたいと思っていますが、これ、ブランドの発信で、例えば昨日もKOAの向山会長と、太田部長も行って話をする中で、例えば長野県産の日本酒、国際線のファーストクラスやビジネスクラスで使われているよと。これ、ワインも日本酒もそういった品種があるので、我々、もちろん個々の企業はそういうところを発信しているんだけれども、やはり県としても、そういったところも含めて発信をしていくことが必要ではないかなと思っています。

これ、お酒の話では、まずそういったことをやっていったほうが良いと思いますし、この間、広報県民課長にもちょっと話をしましたけれども、先ほど、冒頭で話があった県のホームページのあり方についても、今、見直しをしようとやっているわけですが、どちらかというと今まで県のホームページは、県がやっていることを一生懸命やっていると紹介しています。ただ、今、まさに信州ブランド戦略の中でも、信州ブランド全体の発信ということを考えているように、もう少し県内の取組、市町村であったり、企業であったり、そういったところの取組も含めて、県として発信をしていかなければいけない部分もあるのではないかと感じていて、少しそういった観点も、ぜひ各部局で持ちながら取り組んでいただきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 

(和田副知事)

よろしいでしょうか。では、以上をもちまして、会議を閉じさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

 

会議次第(PDF形式:46KB/1ヘ゜ーシ゛)

資料1-1:新県立大学基本構想の概要について(PDF形式:182KB/1ヘ゜ーシ゛)

資料1-2:新県立大学基本構想(PDF形式:236KB/14ヘ゜ーシ゛)

資料1-3:新県立大学基本方針(PDF形式:195KB/4ヘ゜ーシ゛)

資料1-4:高等教育全体の振興策(案)(PDF形式:105KB/2ヘ゜ーシ゛)

資料2:一人1改善・提案事業に係る取組状況報告(PDF形式:3,635KB/25ヘ゜ーシ゛)

おいしい部局長会議(PDF形式:367KB/1ヘ゜ーシ゛)

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

総務部秘書課

電話番号:026-232-2002

ファックス:026-235-6232

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?